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2013年03月16日

パソコンサポート

恥ずかしながら、自宅は6、7年に導入したYahooBBというADSLのままになっていた。
それで速度などに不満は無かったのだが、わけあってフレッツ光を導入した。

仕事が忙しく、11月に申込みしたが、工事の折り合いやら、自宅に入れているケーブルテレビやホームネットワークとの絡みで、やっとこさっとこ本日工事が終了したのだが、11月に申し込んだプロバイダーから送ってきていたフレッツ光の設定書類を紛失してしまっていたようで、今日から自宅でインターネットが使えない事態に。

私の場合には、仕事で使っているモバイル(ティザリング)があったので事なきを得たが、

子供たちが使うネットを介してのゲーム(WiiU)などは全滅。

チャイムを鳴らすと誰が来ているのかをメールで知らせる機能も全滅。

ケーブルテレビの録画を出先から出来る機能も全滅。

自宅にいる犬を遠隔カメラでチェックできるカメラも接続不可に。

というありさま。


ここで強く思うことは、こういうことは、プロに頼みたい。
というか、前述の準備も費やした時間(下調べを含め)は、二日や三日分の仕事と同じ労力。


それであれば、2、3万支払ってでも、プロに任せたいところだが、このように、すべてのサポートをしてくれる業者は殆どいない?


と思ったら、うちの会社でやっていた
)^o^(

営業ではないが、パソコンのサポートなどは、プロになるわけではないのだから、設定業者に任せた方が、時間の節約になるのではないか?

ちなみに、私の場合には、あまりに部屋が汚くて、スタッフを呼ぶわけにはいかなかったので、NTTのサポート業者を依頼していた。

しかーし!、11月に申し込んで居たものの工事が遅れたためか、そのサポートの業者の手配が、NTTなのか、プロバイダーなのかもわからず、一日が過ぎた。
クレームもどこに言って良いものか、わからず、また、
「出来るだけ早く調べてお電話します・・・」
と言われたものの、今時点で連絡はない。
(少なくとも今日は電話は無いだろう)


15年ほど前なら、たいていのことはわかったが、今では自分のパソコンの設定もスタッフにやってもらうまでに成り下がった私に出来ることは、サポート業者からの連絡を待つのみ。

クレームを言ってもはじまらないであろうから、プロバイダーからの情報を再送されれば、自分で設定をやってみるしかないか・・・・・


できるかどうか・・・・。

2012年01月16日

美容広告規制

とうとう、美容外科の広告規制を厚労省が決めた様子。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120116-00000370-fnn-soci

口コミ代行や医院に対しての誹謗中傷的な対処については、昨年はじめからいろいろとネタをもっていたのだが、考えるところあって、このブログでも話題にはしていなかった。
しかし、今年は「食べログ」のヤラセ問題に始まり、我々Webマーケティングの仕事の関係者にとっても、この数年はのるかそるかの正念場になりそうなのでエントリーをさせて頂いた。

実際、口コミサイトを運営している我々のところにも、相当数のヤラセと思われるコメントが少なくない。
また、弊社のクライアントがYahooの知恵袋で誹謗中傷的な被害にあった。

このことで、弊社の弁護士などを踏まえ、被害届を出すなりして、刑事事件、または、景品表示法違反などでの立件ができないかを検討している。
やらせコメントを投稿したり、業者が医院サイドとグルになって他医院の誹謗中傷をしたりすることは、不法行為となる可能性が高いとのこと。

ただ、法律特有の「判例」という前例がないことで、なかなか警察や裁判所が情報開示許可をしてくれないらしいのだが、食べログの問題発覚以降、社会的にも大きな問題になる可能性は多いにある。


このような状況において、Webの世界においても医療広告規制がかかるということであれば、我々も医療広告規制のガイドラインに従い、体制を整えるべく、現在、私も勉強中である。
(Webの医療広告規制は、現在のところ、美容整形外科に限定し、また、来年度からということであるので、クライアントに対しては、個別に対応のご連絡を申し上げる予定です。)

これからまた、難解な文章を解読する忙しい日々を送らなくてはなさそう。(ちなみに、苦手な分野)
('_')

運営ポータルの「やらせコメント」と思われるコメントについては、掲載拒否で対応している。詳しくは、こちらをご覧いただきたい。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下記事転記↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
厚労省、美容クリニックの施術前後写真などのウェブサイト掲載を禁止へ

フジテレビ系(FNN) 1月16日(月)20時12分配信
美容クリニックのウェブサイトに掲載されている、いわゆる「ビフォーアフター」写真。厚生労働省は、こうした写真のほか、「芸能プロダクション提携クリニック」や「キャンペーン今だけ○○円」などといった表現を、ウェブサイト上に掲載することを禁止する方針を決めた。
プチ整形や脂肪吸引など、美容クリニックのウェブサイトに掲載される、施術前とあとの様子を写した、いわゆるビフォーアフター写真。
街の人は、「なかなか写真通りにはいかないかな」、「(写真のように)なれるとは思わないけど、参考にはなるのかなと」と話した。
厚生労働省は、これまで規制の対象になっていなかったウェブサイト上での記載内容について、規制する方針を決めた。
美容外科・北村クリニックのウェブサイトには、「えらが張っていて男っぽい印象でした」、「ナチュラルなフェースラインで、卵形のかわいい顔になりました」と、施術前後の比較写真が掲載されている。
美容外科・北村クリニックの北村義洋院長は「これは私どもの雑誌用の広告です。雑誌に関しては数年前から、ビフォーアフターの写真に関しては、一切禁止ということになっています」と話した。
医療機関の広告は、医療法で厳しく制限されていて、雑誌広告などでは、現在、比較写真や体験談などの掲載も禁止している。
厚労省は、2012年度中に、これまで対象に含まれていなかったウェブサイト上の掲載も、禁止する方針。
美容外科・北村クリニックの北村義洋院長は「これは、ごくオーソドックスにやっている、切らないでやる二重まぶた手術の術前術後。写真があった方が、わかりやすいというのは、これは確かだと思います。病院によっては、手術前のビフォーの方をなんとか貧相に撮って、術後のアフターをきらびやかに撮って、差を見せつける。そのへんを厚労省は問題にしているのであろうと」と話した。
内閣府の調査によると、クリニックを選ぶ際、3人に1人が体験談、5人に1人が施術前後の写真が決め手になったとしているが、今回、厚労省が規制に乗り出したのは、そうした宣伝に関するトラブルの増加にあった。
国民生活センターに寄せられた美容クリニックの宣伝などに関する相談件数を見ると、2010年は、5年前に比べて2倍近くに増えている。
国民生活センターの清水碧里さんは「美容医療サービスについて、毎年たくさんの相談が寄せられているのですが、最近は、インターネットで『ホームページには手術代が約6万円と書いてあった病院に行ったところ、最終的に、総額約70万円の手術を承諾してしまった』と」と話した。
街の人は、こうした規制に、「見た目とかそういうのは、言葉で伝えるのは難しいから、写真は大事だと思う」、「誇大広告が本当にあるんだとしたら、なくなった方がいいと思いますけど」と話した。
多くの体験談とあわせ、施術前後の写真をウェブサイト上に掲載している大塚美容形成外科の石井秀典院長は、今後の対応について、「ビフォーアフターの写真を載せるのは、説明する意味では非常に大切だと思うが、それを超えてしまっているかなと思われるクリニックは、確かに見受けられます。野放しだったと思います。厚生労働省で認められた中で、広告活動をしていく分には問題ないと思うので、患者さんが誤認識というか、そこに至らないような広告であれば、問題ないと思いますけども」と話した。.
最終更新:1月16日(月)20時12分

2011年12月31日

今年もありがとうございました。

一年間お世話になりました。

今年も残すところあと2時間をきりました。
この時期いつも感じることは、今年も何とか年を越せたという安堵感。

これらはひとえに、弊社のサービスを利用してくださるお客様やクライアントのお陰様でございます。

まだまだ、至らぬ点が多々ございますが、気がつくところについては、少しずつではありますが、改善をしてゆきたいと考えておりますゆえ、是非とも、ご教授賜れば幸いに存じます。

本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

玉木拝

2011年10月20日

「タスク」と「プロジェクト」

我々の仕事には、「タスク」と「プロジェクト」という考え方がある。

タスクというのは、個々の仕事とでもいうべきか、「コーディング」とか「ライティング」とか、また、「営業」や「事務(の帳簿付け)」などもタスクに含まれる。

これらのタスクを任せることが出来るほど一人前でないと、仕事が出来るようになったとは言えない。


次に、プロジェクトというのはタスクの集まりで、タスクを効果的に遂行させるための「予算管理」や「進捗管理」「メンバー選定」などなど、1つの仕事を1から10まで受けもつ。

タスクが出来るようになって会社に貢献することが最低限の条件であるが、タスクができるようになった後は、「プロジェクトリーダー」としてプロジェクトを任せられるように。そして、プロジェクトを一人前でこなせる様になった後は、「今、会社に必要なことは何か?」ということを考えて、プロジェクト提起を出来る「マネージャー」として、会社を支えていって頂きたい。


「謙虚」で「素直な気持ち」をもって。

2011年07月03日

発電機のすすめPart2

5月18日のブログで、停電への備えとしてブログをエントリーhttp://www.mebuki.com/archives/2011/05/post_263.html
したが、7月に発令された電力使用制限令と5月18日から5560万キロワットへの供給力アップということを鑑みると、もしかしたら停電への可能性は低くなったかもしれない。

特に、6月末はあの程度の暑さにもかかわらず、電力使用量が9割を超える日もあったが、電力使用制限令発令以降、最大でも9割を超えていないように思う。

こんなわけで、発電機の必要性がなくなったのかもしれないが、発電機の品薄状態は続き、とくに6月末は再度値が高騰している。


このようなバックグラウンドにおいて、先月末にうちの顧問税理士から発電機発注の依頼があった。

まだ納品はしていないが、実際、納品のシュミレーションで感じたことを挙げると

1.EU16は1500W程度の出力。つまり、ブレーカー1個分くらいあるので、パソコンやサーバーを動かすには全く問題ない能力がある。また、最大出力負荷でも3時間から4時間は連続運転が可能なので、インバーター付きの家庭用エアコンとパソコン3、4台は同時に使えるので、能力的には最適。


2.EU16の欠点として、燃料がガソリンであること。ガソリンは劣化するので、発電機をバックアップとして使わなければ、1年くらいで新しいガソリンに変えなければならない。また、ガソリンタンクを保管しておくということも一般の人には不安があるかもしれない。(携行缶でしっかり管理すれば問題ないのだが。)

3.エネポというEU16と同じホンダから出している、ガスボンベ(カートリッジ式)の発電機もあり、こちらの方が1、2台のパソコンを一時的に使うだけであれば、適しているかも。
ただし、最大出力が900Wと低いことと、最大負荷で使用したところ、多分、ガスボンベ2本で、1時間程度しか使えない。
(※実際に使ったことが無いので確定的なことではありません。)

また、ホンダエネポのホームページを見る限り、「東邦金属工業(株)」のガスボンベカートリッジを使えとのこと。
イワタニ製のガスボンベカートリッジは、コンビニでも売っているが、東邦金属工業製のガスボンベカートリッジは、コンビニはもちろん、ホームセンターなどでも売っているのを見たことがない。違うメーカーのカートリッジでも使用は出来るはずだが、万が一のことがあった際、推奨ボンベを使わないことなどで、保険などが出ない可能性を考えると怖い。(ガソリンはしっかりと管理すれば、コンプラ対応となる。)
ちなみに、緊急事態に8時間最大出力で使うとして、8時間×ボンベ2本=16本を保管しておくのは、ガソリンを保管しておくのと変わりなく怖い気がする。

あと、エネポは、定価10万くらいだが、実売価格12万くらい出さないと現在の品薄状態では手に入らいない。EU16が実売15万程度で買えるので、倍近くの出力能力があることを考えると、やはり、EU16の方が「買い」だと感じる。
※ちかいうちにエネポを導入し、レポートしてみたい。


発電機については、バックアップ、または、危機管理の観点、とくに、会計事務所のようにパソコンが無ければ仕事にならず、待ったが効かないような仕事をしているクライアントに対しては、導入をおすすめしているが、停電は無いかもしれないし、あくまで、無いことを祈っている。


ちなみに、うちの会社には、2台の在庫兼予備の発電機+予備1台の発電機(※すべてEU16・・・・一台くらいエネポで良かったかも)の3台の発電機があり、納期が迫っていた場合の対応や保守クライアントの緊急対応が必要な場合に備えている。

ただ、実際のところ全域停電の場合には、スタッフも出社出来ない可能性もあり、どこまで対応をさせていただけるかわからないが、「保守」や「サポート」の仕事をさせていただいているゆえ、何かあれば、まずはお電話いただきたい。
そのための保守であり、サポートであるので。
(ちなみに、うちの会社では、サーバーは自社管理ではなく、大手キャリアのサーバーをラック借りしたものをリセールさせていただいているので、ご安心いただきたい。(少なくとも自社サーバー運営よりかははるかに24時間監視体制で、保守管理が行き届いている)。レンタルサーバーについてもエンド価格、月3、4千円のサーバーをお勧めするのは、月数百円のサーバーに比べ、保守管理が充実しているからである。うちの会社でも、アップ当初は200円、300円のサーバーを使うこともあるが、本格的にSEOやプロモーションを行う場合には、見えないところにもコストを使って頂くことを強くお勧めする。)

2011年03月18日

業務の状況 20110318

本日も寒いですね。
被災されている方には、心よりお見舞い申し上げます。
ちなみに、明日は少し寒さが緩むとのこと。
がんばってください。


さて、本日の業務状況ですが、昨日と同様、通常業務を目指しております。

しかしながら、交通網が確保できないため、パソコンの出張サポートや新規のお打合せについては、お待ちいただいております。
来週からは、出来る限りお伺いすることも通常化するよう努めてまいります。

尚、我々の仕事は社名にもございますよう、「サポート」が仕事でございます。
弱小企業で微力ではございますが、パソコンやITに関すること以外でも、出来ることについては対応を検討いたしますので、まずはお声をおかけください。

特に、ドクターのクライアント様におかれまして、また、被災地域に役立つことにつきましては、優先的に対応をさせて頂く所存にございます。

たまき

2011年03月16日

営業時間短縮のお詫び

本日、地震の影響に加え強風のため、営業時間を17:00までと急遽、短縮をさせていただきました。
あしからず、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

2011年03月15日

業務連絡 20110315

業務連絡です。
今週は、震度7程度の余震が70%程度の確率で発生する可能性があるのとのことで、厳戒態勢での運営となりますが、医院サイドのクライアントが通常業務を開始されていることから、当社についても通常業務を目指します。

しかしながら、沿線の西武池袋線によると、池袋と練馬高野台の間でのみの運転であり、最寄駅の石神井公園駅が機能しないことなどから、出社出来ないスタッフにつきましては、休んでもらって構いません。(帰宅時のことなど、自分のことは自分で考えて行動してください)

尚、クライアント様に対してですが、当社は練馬区を拠点としており、練馬区に在住するスタッフも多いことから、徒歩または自転車等、また、バス等の公共機関で移動できる人間が多く、対応はさせて頂けるものと考えております。特に、出社できなくとも、マネージャーに準ずるスタッフにつきましては、社内内部のインターネットカメラ、VPNネットワークなどホームワーキングのバックアップ体制も構築しており、昨日は実稼働できております。

つきましては、緊急対応が必要なクライアント様がおられましたら、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。

2011年03月14日

業務の状況

計画停電の影響と3日以内に震度7程度の余震が70%の確率でおきるとの情報、また、外出を控えるようにとの西武池袋線からの要望により、出社スタッフは半数程度に留まっております。

また、地震の揺れにより、パソコン機器が損傷を受けたことなどもあり、業務がままならないことなどもあり、クライアントへの連絡が遅れることもございますが、勝手ながら、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

たまき

2011年03月12日

状況のご報告と緊急業務連絡

まず、今回の大地震に際し、被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。

弊社の運営状況ですが、13日午後の地震直後、パソコン類、サーバ類が損傷を受け、また、余震に備えたことにより、最小限の運営体制、および、バックアップ体制で対応をさせて頂いております。
(業務開始は14日の予定です)

クライアント様のホームページ運営におきましては、NTTPCコミュニケーションズ様やKDDI様等との協力により、ご迷惑をおかけしないで対応する予定でおります。


尚、手前どものことながら、3月12日15:00時点におきまして、弊社のすべてのスタッフにつきまして、安否の確認が取れております。
ご心配のご連絡など頂いておりますので、この場を借りてご報告申し上げます。


まずは、ご報告まで。

2011年01月26日

WEP(無線LANのセキュリティ)

無線LANなどをお使いのクライアントは多いかと思います。

無線は電波ですから、誰でもがその電波を受信できてしまいます。
しかしながら、セキュリティーをかけないとその電波を使ってインターネット接続されてしまいます。


インターネットを使われるだけなら良いや・・・・とおっしゃるクライアントもいらっしゃるのだが、

1.その回線を使って犯罪に使われる可能性がある
※たとえば、海上自衛隊が流出した尖閣ビデオのYouTube投稿など、セキュリティーのかかっていない無線LANから投稿されたら、犯人がわからないくなる可能性が高い。ちなみに、尖閣ビデオを流失した隊員は、ネット喫茶の所在が明らかになったことから犯人特定された。

2.接続しているパソコンのデータを盗まれる可能性がある(高度な技術が必要ではあるが・・・)

というリスクがあります。

そこで、WEPなどのセキュリティーを利用するのですが、現在ではこのWEPも、セキュリティーレベルとしては、危ないとスタッフから聞いています。
実は、自宅も4、5年ほどの前のルーターで、暗号化キーが5ケタしか入らない。

この程度だと、DS好きな小学生でも解読できてしまうそうなので、セキュリティーレベルを上げるなりして、十分にご注意いただきたい。

2011年01月18日

2010年12月のYahoo!とGoogle統合について

昨年12月にYahoo!のエンジンがGoogleに移行したことにともない、色々な弊害が出てきた。

それは、SEOの競争が激しくなったこと。
SEOには「定石」があって、その流れを踏襲しておけば、おおよそ上位に上がってくる。
しかし、ここ2年ほどの2009年から2010年のYahoo!は、その定石を施しても、上位に上がって来ず、我々も苦汁をなめた。

2010年の12月からは、Yahoo!のエンジンがGoogleに移行したことで、ある程度の定石が聞くようになり、SEOもやりやすくなったのだが、今まで、ロジックが違うYahoo!とGoogleで各々1ページ目に入れることで、合わせて20のサイト(Yahoo!とGoogleで重複するサイトもあるので実際には16、17程度だが)をYahoo!とGoogleの検索結果が酷似したことにより、1ページ目に入れることが出来るようになるのは合わせて10サイト(新しい検索結果でも、Yahoo!とGoogleで表示されるサイトが多少違うので、実際には12程度)程度となってしまった。


要は、今まではYahoo!とGoogleで表示結果が異なったため10サイト+10サイト=20サイト1ページ目表示出来ていたものが、Yahoo!とGoogleの表示結果が同じになったため、合わせて10サイトしか1ページ目表示できなくなり、逆に競争が厳しくなり始めたということだ。


ここで重要なことは、SEOに踊らされてはいけないこと。
例えば、「インプラント+地域」で上位表示されているからと言って安心してはいけない。

「インプラント+地域」等のSEOで上位表示させることは、Webマーケティングを成功させるための必要条件であって、十分条件でないということである。


大切なことは、SEOやスポンサー広告等のSEMにとらわれることなく、しっかりとコンバージョン(申込み)を継続的に得ていくこと。
コンバージョンが得られないのであれば、SEOやSEMの意味はない。特に、アクセス数なんて言うものは、必ずしもコンバージョンと直結しない。(定量的にいっても相関値は下がりつつあり、因果関係はどくるつて気になりつつある。)

また、株式投資をやっている方ならお分かりだと思うが、今のうちからSEOやSEMのサービスもポートフォリオしておいて、リスクヘッジすることも必要に思う。(SEO、SEMについてのポートフォリオは機会があれば、後日アップしたい。ちなみに、我々もこれからのWebマーケティングの仕事に対して、相当な危機感をもって挑んでいる)

2010年11月15日

【Yahoo!リスティング広告】掲載ガイドライン変更のお知らせ

Yahoo!からタイトルにあるメールが届いた。

>3. 変更となる掲載ガイドライン
> 「掲載に関するポリシー」に変更/追加があります。
>
> <項目の変更>
> (変更前)アフィリエイトによる提携先のブランド名などへの入札
> (変更後)アフィリエイトサイト
> 
> <追加される内容>
> ■「掲載できない商品/サービス」に下記項目を追加
>  非科学的で人心を惑わす恐れのある占いサイト
>
> ■「アフィリエイトサイト」に下記内容を追加
>  以下のアフィリエイトサイトは掲載不可とします。
>  ・根拠のない情報に基づくランキングを掲載しているサイト


根拠があればいいのか?

ランキングは、「お金を多くもらっている順に掲載しています!」というのが根拠に当たるのか?


医療に関して、特に「矯正歯科」についてのランキングについて、根拠の議論をしたら、朝まで話せると思う私だが、こういうコメントをYahoo!という影響力のある会社からもらうとさすがに「苛っと」来る。


とはいっても、朝まで議論しても、結論の出ない話であることも事実。


占いについては、「非科学的で人心を惑わす恐れのある占いサイト」とあるが、何が科学的で、何が非科学的なのか?


その辺をしっかりと明示してほしいものである。


たま


2010年10月27日

SEOの次は・・・

最近、忙しすぎてSEO系のコメントも入れていないが、まず、YahooとGoogleの統合により、Googleの検索結果に近いものになるのは確定的。

関連業者5ルートと自社での検証2ルートからの裏づけなので、間違いないと思われる。

定量的には、現時点でYahoo利用者の5%程度がすでにGoogle表示(我々は新タイプ表示と呼んでいる)になっている様子。


もう、すでにご存知かもしれないが、一応、アップしておく。
(9月には統合の情報は得ていた。遅いと思われるといけないので念のため。)


SEO~ね・・・・・。

2010年04月29日

クライアントの皆様へ

昨日のブログで、クライアントの皆様をご不安にさせてしまったようなので、補足でアップさせて頂いた。(ブログ口調でご勘弁ください)
http://www.mebuki.com/archives/2010/04/post_234.html


会社のスタッフ数は減少したものの、減少スタッフの多くは営業であり、新規営業を減らして、既存のクライアントのサービス向上に努めるというのが会社の方針である。
具体的には20人程度のスタッフから15人程度になったもののの、減少したスタッフの多くは営業のスタッフであり、技術部隊はむしろ増員させていただいている。
(営業が不要と考えているのではなく、今は、もっとサービスの向上に力を入れ、クライアントの満足度を向上させることに資源を集中ることが必要と考えている。)

また、今回のことで痛感したことだが、我々の仕事というのは工場で働くように、人が多ければ労働生産性があがるものではない。


たとえば、1から10000までの数字を1から順にエクセルに入れる場合を考えよう。
Aさんは1から丁寧に、2、3、4と数字を入れていく。どんなに早くても10,000までの数字を入れるには20はかかるだろう。
Bさんはフィルの機能を知っていて、ドラッグアンドドロップで、10,000までの数字を20もかからず入れてしまう。

工場で工業製品を作るのであれば、よっぽどのことが無い限り、仕事で10倍20倍の差がつくことはないかもしれないが、Aさんのような人ばかりでは、我々の仕事では致命的になる。
(※1時間にAさんは1個の製品をつくるが、Bさんは10個の製品をつくるということは、IE上は考えられないはずである。)

実際、住所データの最適化を行っていた際、10,000件程度の住所について、都道府県名が入っているものと入っていないものが入り混じっていたので、すべて都道府県を入れるように依頼したところ、1行目から目視で1件ずつ入れているスタッフが居た。
もちろん、指導しなかった私もいけないのだが、我々の仕事のリテラシーとして、ソートをかけて都道府県の入っている住所とそうでない住所をわかりやすくわけてからチェックするのは当然のことではなかろうか?
(何も住所データをダウンロードして、プログラムを組めと言っているわけではない・・・。)


クライアントのWeb改善も同様で、担当者1人がそのクライアントのWebサイトで何がいけないのか?
また、どのようなことが足りないのか?
そういったことを各自が独力でまとめ、お客様と打ち合わせをすれば、生産性も向上する。
しかしこれが、多くの人を介さなければならなくなれば、当然、生産性は低下する。
(※決して「インプラント」のキーワードで1ページ目にしてくれといっているのではない。)

3、4年前であれば、多少生産性が低くとも何とかやっていけたが、業者同士、および、医院同士の競争が激しくなった現在においては、非効率であれば確実に会社の運営はままならなくなり、結果として、クライアントにご迷惑がかかかる。


そんなわけで、昨年後半からは、新規の営業を重視するのではなく、既存クライアントへの更なるサービス向上とスタッフのスキル向上を柱として取り組んでいる。
その取り組みが完了する1、2歩手前という意味で、昨日のブログはエントリーした。


特に、現在はクライアントの方々には、アクセス数や検索エンジンでの順位だけではなく、CPAの指標を元に、HP関係業者の選別を頂く取り組みを始めている。
(今、クライアントの皆様に対し、しつこいくらいホームページからの来院数を伺っているのは、これらの調査のためである。)


簡単に言えば、

「Jワードさんの広告はやったほうがいいの?」
「インプラントでのSEOはやったほうがいいの?」
「Yahooヘルスケアはやったほうがいいの?」

こういったご質問に対し、これらのサイトや対策からの来院データ(※アクセス数ではない)をもとに、業者を選別することが必要であると考え、CPAの調査を行っている。


もちろん、我々が運営するポータルサイトもこのCPAを上げなければならないことは痛感している。


(ちなみに、矯正歯科については、5月下旬から6月上旬にかけて、我々の運営するポータルサイトからのCPAを上げるための新サービスを提供する予定である。また、インプラントや審美へのポータル導入は、矯正歯科のサービスを安定化させてから導入予定である。)


最後に、クライアントの皆さまをご不安にさせてしまったことについては、まず、お詫び申し上げます。

我々は、クライアントと技術のかけ渡しをするフィールドエンジニアリングを分野とする会社であり、営業に頼るのではなく、原点にもどって「技術で勝負しよう」と古くからいるスタッフと話し合いました。

その結果、会社を去ってゆくスタッフが居る反面、残ってくれたスタッフたちは毎晩遅くまで残り、がんばって会社を支えてくれています。

本当の「結果」が出るのは、クライアントの皆様からの評価であると心得ているつもりですので、至らぬ点などがございましたら、是非ともご意見として、ご教授賜れば幸いに存じます。
(様々な対策や新サービスが認知されるには、半年から1年の期間が必要なので、勝手ながら、温かい目で見守って頂ければ幸いです。)


2010年03月18日

歯科治療におけるCPA

CPAとはマーケティング用語で、Webマーケティングでもよくつかわれる。
Cost Per Acquisitionのことで、1件当たりの獲得コストと直訳できる。
http://www.mebuki.com/archives/2007/03/cpacost_per_acquisition.html


また、成果のポイントを
1.資料請求
2.実際の来院(初診相談)
3.契約
とすると、それぞれ、
・「1件当たりの資料請求獲得コスト」
・「1件当たりの初診相談患者獲得コスト」
・「1件当たりの契約患者獲得コスト」
と表すことが出来る。

現在、Webコンサルタントと称する制作会社は多数ある。
それらの多くは、「SEOでの順位」や「Webのアクセス数」で評価されることが多い。


これらの評価については、重要であるが、はたしてこの評価だけでよいのか、昔から疑問に思っている。
たとえば、
「矯正歯科」や「インプラント」のキーワードで1ページ目に表示されていても、来院患者が減っているクライアントは多数ある。
来院患者が減っているにも関わらず、SEOで上位表示させる費用はある程度上がっていくため(収益逓減の法則である一定の費用に収束するが)、広告費の為に医院経営が思わしくなくなるところも見受けられる。


それでも良いという場合もあるだろうし、検索エンジンで上位表示させるSEOやアクセス数をアップさせるということが重要なことも理解できる。

ただ、最近、医院のアクセス分析と来院者の行動分析(というか調査の域だが・・・)を行うたびに、そろそろ、アクセス数や検索エンジンの順位だけの評価ではなく、初診相談数や契約患者数での評価が必要な時代に入っているのではないかと考える。
(※近いうちに、特別なWebコンサルティングを依頼されているクライアントからのレポートを医院名やデータが特定されないようにして、アップしたいと思っている。)


感覚的ではあるが、各歯科治療においてのCPA(1人当たりの契約患者獲得コスト)を記してみた。

●一般歯科(保険)・・・CPA¥10,000
●審美歯科(1人15万円から30万円程度の治療)・・・CPA¥30,000~¥45,000
●審美歯科(1人30万円から60万円程度の治療)・・・CPA¥45,000~¥90,000
●矯正歯科(1人15万円から30万円程度の部分治療)・・・CPA¥45,000程度
●矯正歯科(1人60万円から90万円程度の治療)・・・CPA¥90,000程度
●インプラント(1人15万円から30万円程度の部分治療)・・・CPA¥45,000程度
●インプラント(1人60万円から100万円程度の治療)・・・CPA¥60,000~¥100,000程度
●インプラント(1人100万円から300万円程度の治療)・・・CPA¥100,000~¥300,000程度
※Webからの申し込みデータをチェックしていることでの感覚的な数値
※PCまたは携帯からの申し込みデータであり、電話は含んでいない
※審美やインプラントは保険の患者として来院し、その後自費の患者となることもあるが、上記の数値は、最初から審美、インプラントを希望する(やっても良いと初診時にチェックするような)患者

最近強く思うことに、医療の経営と商業をベースとした経営は異なり、このようにCPAなどマーケティングの概念を医療の世界に持ち込むことはいろいろな意味で良いこととは思わない。
しかし、医療界におけるWeb(特に広告として)は、すでに浸透してしまっており、我々が微力で持ち込もうが、持ち込まなかろうが、業界における大した差はないと考える。

むしろ、これらの評価基準を医院サイドが把握し、客観的な指標で我々業者を評価する(していただく)ことの方が、少なくともホームページ関連業界(Webマーケティングの業界)を正しい方向性に持っていけるものではないかとも考えている。

2010年02月20日

「矯正歯科」と「矯正」の検索順位相関

昨晩から「矯正歯科」と「矯正」のキーワードについてのSEO分析を行っている。

以前は、「矯正歯科」で上位表示をさせることによって、「矯正」というキーワードや「東京都 矯正」というキーワードでも上位表示が出来ていた。

しかし、ここ2、3年その傾向は薄まりつつあり、特に、2009年9月4日のYahooロジック変動では、その傾向が顕著に表れているように感じていた。
ついては、過去のデータを分析すべく、ある矯正歯科医院の2008年6月から2009年12月までの順位データを分析してみた。

その結果、Googleにおいては「矯正歯科」と「矯正」の順位関係について相関があるものの、Yahooについては、相関がみられない。


Yahoo(矯正と矯正歯科)相関 -0.272438707
Yahooとgoogle(矯正歯科)の相関 0.507549747
google(矯正と矯正歯科)相関 0.871220354

(※本来なら、ケンドールの順位相関?だったかで検定を行わなければならないはずだが、統計の本を引っ張り出すと週末の休みが無くなってしまうので、単純相関でご勘弁を)


ちなみに、この医院の分析は、資料請求と「矯正歯科」のキーワード順位による相関関係のチェックだが、グラフを見た限り相関関係はなさそう。
資料請求でこの関係なのだから、初診予約相談と「矯正歯科」のキーワード順位の関係は、もっとないに違いない。


もちろん、SEOの順位だけでなく、景気変動分やほかの広告(CM等)により、資料請求数は変動するので、結論付けることは難しいが、感覚的には「矯正歯科」のキーワード順位を大金払って1ページ目に持ってきても意味がない気はする。


ただし、「矯正歯科」で検索した時に上位に出てくる医院は、「質の高い医院である」とユーザが勘違いしていることもあるから、当分は「矯正歯科」で上位表示させることも、「啓蒙」という観点からは重要視しなければならないだろう。

2009年08月01日

YahooでJword表示(本日より)

本日(2009/08/01)より、YahooでJwordのキーワードが表示されるようになりました。

今までは、客観的データからJwordの効果は無かったのですが、8月1日よりYahooに表示されることで、状況が少し変わるかもしれません。

例)矯正歯科でヤフーで検索した際
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%9F%AF%E6%AD%A3%E6%AD%AF%E7%A7%91&ei=UTF-8&fr=slv1-snvaio&x=wrtとなり、スポンサー広告の一番下に掲載されるようになりました。


効果の程、特にコンバージョン(申込み)は、検証してみないとわかりませんが、まずは、皆様に御報告申し上げました。


尚、私的な意見としては、結果として費用対効果には見合わないと思いますが、たとえば、「矯正歯科 船橋」のような場合には、損は無いのかもしれません。
※Jwordが他医院にとられたとしても、焦らないでください。スポンサー広告で同様の効果を得ることはできますので。


まずは、御報告まで。

2009年07月30日

MicrosoftとYahoo!が提携発表 Yahoo!がBing採用

SEOをやる方としては頭を悩める問題が発生した。
本日、新聞でも発表されたらしいが、マイクロソフトとヤフーが提携し(提携するのは勝手だが・・・)、YahooがMSNのBingを検索エンジンとして、採用するとのこと。

MSNBotの時には結構不評で、MSNの検索エンジン利用率も低いことから、ある意味ノーマークだったが、Bingのエンジンは技術サイドでも結構好評らしい。
ついては、ここ6カ月の方針として、Google、YST、Bingと3つのエンジンの調査を行わなければならなくなる。


新しいSEO対策をはじめたのに、また、対策の練り直しが必要そうだ・・・・・。


以下ITメディアの記事転載(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/29/news102.html)

MicrosoftとYahoo!が提携発表 Yahoo!がBing採用
10年契約の下、Yahoo!は検索アルゴリズムと検索広告プラットフォームに、MicrosoftのBing検索エンジンを採用する。
2009年07月29日 22時42分 更新
 米Microsoftと米Yahoo!は7月29日、Web検索で提携すると発表した。

 この10年契約の下、Yahoo!はMicrosoftのBing検索エンジンを採用し、Yahoo!サイトの検索アルゴリズムおよび検索広告プラットフォームとする。ディスプレイ広告などでは、引き続き自社の技術とデータを利用する。

 Yahoo!は両社の広告主のリレーション営業を行う。検索広告の入札システムとしては、両社ともMicrosoftのAdCenterプラットフォームを利用する。

 Yahoo!の直営および関連サイトで発生したトラフィックに関して、両社は売り上げを分け合う。またMicrosoftはYahoo!にトラフィック獲得コスト(TAC)を支払う。最初の5年間は、Yahoo!傘下のサイトで発生した売上高の88%を支払う。さらにMicrosoftはYahoo!傘下のサイトの検索1件当たり売上高を各国で最初の18カ月間保証する。

 この提携により、Yahoo!は年間およそ5億ドルの営業利益を得るほか、設備投資を2億ドル節約できる。年間約2億7500万ドルの営業キャッシュフローも得る。

 またMicrosoftはYahoo!の検索技術の10年間の独占ライセンスを取得する。これにより、Yahoo!の検索技術をMicrosoftのWeb検索プラットフォームに統合できるようになる。

 なお両社間のデータ共有を必要最低限に制限することにより、ユーザーのプライバシーを保護するとしている。

 この提携は、電子メール、インスタントメッセージングなどほかの分野には及ばない。両社は、当局の審査を経て、2010年初めに提携を完了したいとしている。


2009年04月06日

矯正歯科の先生とご縁を頂いて・・・・早10年

歯科関係のWebサイトの仕事をはじめて、早10年が経った。
毎日仕事をしていると気づかないものだが、振り返ると早いものである。

今から約10年前、私が制作の現場に出始めたころ、H矯正歯科医院のH先生とはじめてお会いした。
まだ、4、5人しかスタッフが居なかった頃だったろうか・・・・

現在のように、営業とディレクタが分れておらず、営業兼ディレクタスタッフとしてお話をさせて頂いた。

それまでに、2件ほど矯正歯科医院のホームページ制作をしていたので、「矯正歯科」というものがどういうものかは知っていたが、H先生からはY研究会の存在や、矯正歯科の世界でどのようなことが起こっているかなど、事細かに教えて頂いた。


丁度そのころは、ホームページの価格競争が始まっていたころで、30万円くらいが相場だったホームページ制作の時代。

H先生のお話を伺って、成功させられる自信があったことと、その当時では、「矯正歯科」のホームページで一番良いものを、手間をかけて作りたいと思ったことから、うちの会社では、他社の3倍近いお見積りを提示した。
(※それだけ手間がかかると思ったし、実際にそれだけの手間はかかった。)


今でこそ、うちの会社のことを理解して下さっているクライアントは、それなりのフィーを支払って下さるが、当時は無名に近い状態。

H先生は、プレゼンをした1、2週間後に、当社への制作依頼をかけてくださった。

この時、金額が高くても発注してくださったことだけではなく、私はじめ、うちの会社を認めて下さったことが、とてもうれしかったことを覚えている。


以来の10年のご縁を頂いたが、そのH先生が今年の3月で、医院をご子息に譲り、歯科衛生士学校の校長になられた。


H先生には、e-矯正歯科関係のポータルサイトのご指導を頂いただけでなく、会社の方向性についても多大なご助言を頂いた。


また、たくさんのクライアントをご紹介を頂くだけでなく、ある会の発足会では、大臣を歴任したそうそうたる方々と同様に、私を来賓としてお招き下さった。
(大臣や政治家の方々に混ざって、来賓として呼ばれることは、私の人生でこれから先、一生あることではないだろう・・・)


公私にわたってお世話になったH先生には、私はじめスタッフ一同、心から感謝している。


H先生から教わったお言葉・・・
「天に唾する仕事をするな!」


私の口癖になっている。

2008年12月18日

コンバージョン測定システムの重要性!!!

最近、日記として、自分のことばかり書いていたので、たまには仕事のことをエントリーする。

弊社では、コンサルティング契約(月額20万円~)をして下さっているクライアントには、Webプロモーションにおけるノウハウを最大限に提供している。

そんなわけだから、「○○が重要ですよ!」ということも我々のノウハウの一つで、あまり、声高にオープンにしていない。
(※ちなみに、あのサイトと、あのサイトにこうやって登録すると申込み(コンバージョン)を得られるーということも分かり始めている。)


「コンサルティング」というと私自身は怪しい気がして使わないのだが、弊社の開発したコンバージョン測定システムのデータをクライアントにフィードバックすることは、まさしく「コンサルティング!」


ちなみに、年末なので、コンバージョンデータを丹念にチェックしているが、
1.○○の対策
2.××サイトの充実
3.コンバージョンのあるサイトへの登録
4.▲▲の活用
こんなところが、重要である。SEOだなんだは、やるのが当たり前で言うまでもない。
※これをしっかりしておけば、来年も今年と同程度の来院数は十分呼べる。1件1件の申込み(コンバージョン)が何故あったのか?それをしっかりとチェックしておくことは、言うまでもなく重要かつ必須!!


本当は、ブログでオープンにしたいところだが、コンサルティング契約をしてくださっているクライアントのマイナスになるのでオープンにはしないが、こういうデータやノウハウをしっかりと得ることが、情報社会では重要なのであろう。

ちなみに、1年したら、これらのノウハウはオープンに出来るし、今のノウハウやデータの価値も半減してしまうだろう。
(そのころには、また、新しい情報を得ているはずである)


ちなみに、昨年末に、私を信用してくださって、訳が分からず180万円でシステムを買って下さったクライアントは、十分に元をとっているはずである。

それほど、コンバージョンシステムは、有用で、必須のものである。
↑決して、弊社が開発したシステムでなくても、現在では、数社が発売しているのでそれをつけてもOK。ただし、弊社のシステムは、歯科・医科をターゲットにしているため、他医院のコンバージョンデータと連動出来るので、何かと効率的だと思う。


コンバージョンシステム。
ドックイヤーと呼ばれるこの世界で、昨年は、1年の命かなぁーと思ってはいたが、データがこれだけ集まれば、あと1年は十分にT&Rのアドバンテージがあることは言うまでもない。


(最後に・・・・社内連絡)
集計が手作業というのが、問題です。T&Rの技術部のみなさん、折角良いシステムなんですから、集計も自動化させましょう!勝手ばかり言いますが、よろしく!!!!
<(_ _)>

2008年12月03日

心に沁みる・・・クレーム

先日のブログの最後で、クレームがあることを記した。


そのクレームは1件だけでなく3件もある。


1件目は、経歴を誤って掲載したことによるクレーム
2件目は、お振り込み頂いていたのに、再請求してしまったこと
(※クライアントからクレームとして言われた訳ではないが、当方のミスでクレームと同じ)
3件目は、弊社既存クライアントの医院名が、営業の際に出してしまったことによるクレーム

である。


クレームなどは、公開するべきではないのかもしれないが、自社の強み
をこのブログで出している以上、「自社の弱み」もエントリーしないとずるいような気がして、また、自省の意味も含めて、エントリーした。


まず、1件目はe-矯正歯科の院長の経歴に誤りがあったこと。このクレームは、我々の情報確認が甘かったのが原因であるが、e-矯正歯科に関しては、ユーザ(視聴者)からの投稿やロボットでの情報収集を行っているところがあり、100%正確な情報には出来ない。
そのため、その旨の説明を掲示し、各医院のページを開いた際にも注意事項としてチェックしていただくようサイトを修正した。
もちろん、中立かつ正確な情報を提供してゆくことは我々の責務であり、情報収集精度については、今後も高めてゆきたい。


2件目のクレームは、事務方のミス。
滅多にミスをしない人間なのだが、今回は、ヒューマンエラー。
一層のチェックをしてもらうしかない。(二重でチェックする方法も考える必要性がある)


3件目は、弊社のクライアント名が、営業先の医院で出てしまったことによるクレーム。
Webのコンサルティングという仕事の性質上、上手くいった場合と上手くいかなかった場合など、ケーススタディー的にお話をすることが多い。

そのため、医院名を出さなくても、どうしても医院が特定されてしまう。
特に、バナー広告などを掲載していただいているところは、e-矯正歯科を開けば、一目瞭然である。

しかしながら、やはり、クライアントのお名前は出すべきではないし、特定できる情報も出来る限り出してはいけない。

このことを改めて痛感するクレーム。


ともかく、社内では朝一番の会議で、クライアント名については一切会社サイドから公表しないことと、ケーススタディについても十分注意をして説明する旨の会議を行った。

夕刻、クレーム対処の方策が決まり、どこがいけなかったか?という反省点を持って、3件目の先生のところにお詫びに伺った。


その先生からは、「自分たちも同様のことがあるんだ。ただそれをしっかりと、ひとつひとつ対応して行くことが大事なんだよ・・・」そのような心に沁みるお話を頂いた。


プロとして仕事をしている以上、このような点にも十分な配慮を払って仕事をしてゆくことが肝要であることは言うまでもないが、こうやってあたたかい目で、我々を成長させて下さるクライアントが居てくださるからこそ、我々が仕事を続けさせていただけるということも肝に銘じておかなければならない。

2008年10月31日

お客様(クライアント)に対しての姿勢

昨日、ある営業スタッフS氏から貴重な意見をもらった。
考える余裕があったので、「お客様(クライアント)に対しての姿勢」として、すべてのスタッフに下記のメールを送った。


我々は、プロとしての仕事をしなければならない半面、まだまだ、未完成な部分がたくさんある。
(どんなにしっかりした会社でも、完全ということは無いのかもしれない)


もし、そんなことがあれば、忌憚なき意見として、是非ともお知らせいただきたい。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下スタッフへのメール(一部伏字に修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スタッフ各位、
玉木です。
営業の●●さん(スタッフS氏)より、大変貴重な意見を頂きました。

私はじめ、我々はクライアントからお金を頂戴して仕事を
する以上、プロとしての仕事をしなければなりません。
※会社では、プロとは「その仕事で食べていく人間」と定
義しています。

反面、すべてが100%の結果を出せるとはいえず、いつまで
たっても未完成なプロ(人間)なのではないでしょうか?


だからこそ、自意識を高めて、より高いレベルの仕事をこなせる
ようになるべく、人一倍の努力をするべきですし、成長するべき
だと思います。


今回の●●●歯科様(クライアントC歯科医院)についてですが、下記のメールに美術的デザ
インは60点と書きました。
本来プロとしては、60点というのは、プロとして最低限ぎりぎり
の仕事で、本来であれば、やり直すのですが、クライアントとの当
初の約束で、

「●●さん(スタッフS氏)の最初の仕事なので、大幅に値引きをするが、成果としては、
保険の患者1、2件が来れば良しとする!」との院長からの条件で引き
受けた仕事なので、下記のメールのように、OKとしました。


これは、決して自己弁護をしているのではなく、プロとしては、頂く費
用によって、仕事のレベルを変えていくことも致し方ないと考えています。
※ただし、新人は、決して仕事に対して、このような言い訳はせずに、
最善の力を出し切ってください。

プロは、十分な予算をとって頂ける場合は、最初に提出した予算内で、決し
て言い訳をせずに仕事をすることが必要なのです。
いいかえれば、予算(お金のこと)を言い訳に出来ず、仕事にすべての
責任をもたなければならないということです。
※▲▲矯正歯科様(玉木責任担当のクライアント)に対しての私の仕事がこれにあたります。だからこそ、
モデルを雇ってでも質の高い仕事が出来るのですが、反面、もし万が一、
リニューアルしたもので来院がない場合には、すべての責任をもたなければ
ならないのです。


ですから、新人はこういった込み入ったことを今は考えず、ともかく、
自分のスキル(仕事力)を高めてください。
この人間は出来る!!と会社が認めた場合には、否応なしに肩書をつけさせて
もらって、新人の育成に力を借りることになりますので。

思うがままに。

玉木




----- Original Message -----
From: Tamaki
To: ●●●●●●@tand×.co.jp
Cc: director@tand×.co.jp ; eigyou@tand×.co.jp ; system@lico×.ne.jp
Sent: Friday, October 31, 2008 6:31 AM
Subject: ●●●歯科様(クライアントC歯科医院)の件


営業の●●さん(スタッフS氏)
昨日は、××××お疲れさまでした。

●●●歯科様(クライアントC歯科医院)の件ですが、HPをチェックしましたところ、
確かに、デザイン性に見劣りするところもありますが、
ギリギリ60点というところの印象を受けました。

20代、30代をターゲットとした、矯正や自費診療を
メインとしたサイトの場合は、あのデザインではNGなの
ですが、「●●(地域名)」という地域性と、「一般歯科」がメインの
歯科医院では、手作り感を出してもよい場合があると考えて
います。

今回の場合は、それにあたります。

美術的デザイン性(操作的デザイン性は会社の
判断が重要)については、医院の好みもあり、●●さん(スタッフS氏)
言う通り、お客様がOKと言えば・・・・ということで、
ぎりぎり60点の点数をつけました。


もちろん、このメールは、●●さん(スタッフS氏)に対する弁解ではなく、
私の率直な意見です。
ですから、もし、お客様がデザインに不満をもっているにも
関わらず、早く出したいから・・・・という理由のみでOK
をされているように感じたら、是非とも●●さん(スタッフS氏)のほうから
玉木に知らせてください。

対策を考えます。


私のほうとしては、保険診療患者、月1、2件の来院は、
このサイトでたたきだせると思っておりますが、●●さん(スタッフS氏)には、
売ってもらうことが重要で、T&Rのサービスに自信が持てない
ようであれば、売るに売れないと思いますので、遠慮なく
意見を出し続けてください。

営業は、お客様の立場にたって、お客様の要望を代弁することが
大事です。
クライアントすべての要望を満たすためには、まだまだ力不足
なところもあるかもしれませんが、プロとしては、言い訳にな
りませんので、忌憚なき意見を重ねてお願いします。


今回の指摘、心より感謝します。

玉木













2008年07月14日

「矯正歯科」のキーワードで1ページ目に上げる意味

11日の日、あるクライアントから
「“矯正歯科”のキーワードで2ページ目になったから、“初診相談申込み”が減った!!」
とクレームのメールを頂戴した。


確かに、初診申込み数は、前月は同日までに4件だったのが、今月は2件。
「半減」と言えば半減だが、統計的に言えば「有意差なし」。


T&Rご自慢の「コンバージョン測定システム」でチェックしても、初診相談数が減ったことに対して、特段に思い当たる原因は無いことから、クライアントには、


>「たまたま」だと思うのですが・・・。
>昨年の12月のように、1ページ目にあっても来院が少ない
>時もありましたし・・・・。


との返答。


>いづれにせよ、対策は急ぎます。
とも付け加えた。

そんなこんなで、こういうクレームが来た土曜日、日曜日は休んだ気がせず、コンバージョン測定システムとSEOのチェックツール、そして、SEOの関連情報を読み漁るなどして時を過ごす。

その後2日・・・めでたく初診相談申込みが4件。

SEOでの評価と来院数での評価。
評価される方は、仕事とはいえ・・・・・・・。

2008年07月12日

歯科治療=技術力×知識×経験×完成

顎咬合学会で御縁を頂いた歯科医院のホームページを拝見していたら、面白いことが書いてあった。


歯科治療=技術力×知識×経験×完成
というもの


この式を眺めていたら、ふと、我々の仕事の式について思い浮かんだので、ブログに書いてみる。


歯科医療におけるホームページからの来院は、

H.Pからの来院=医院情報提供力×通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数

ある意味、ホームページの本来の目的
「インフォマーシャル(Informercial)
   =インフォメーション(Information)×コマーシャル(Commercial)」
に通じる。


もう少し紐解くと、

H.Pからの来院=医院情報提供力 × 通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数

医院情報提供力 =歯科治療力 × アピール力

通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数 
   = 地域+歯科関連サイトからのバックリンク数 
        × 歯科治療希望ユーザが検索する検索エンジンからのアクセス数


ゆえに、

H.Pからの来院 = 歯科治療(力) × アピール力通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数 × 地域+歯科関連サイトからのバックリンク数 × 歯科治療希望ユーザが検索する検索エンジンからのアクセス数
と表わされる。


つまり、「アピール力」、「通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数」、「地域+歯科関連サイトからのバックリンク数」、「歯科治療希望ユーザが検索する検索エンジンからのアクセス数」というのは、ホームページの制作業者だったり、歯科医療のコンサルタントが如何様にも調整することが可能だが、


「歯科治療(力)」というのは、歯科医師自身が研鑽するなりして向上しなければ、我々にはどうにもならない。


我々も、歯科治療(力)の高い先生とお付き合いしたいものだ。


2008年07月10日

歯科医療コンサルタント

ふと気付くと、1ヶ月近くブログを更新していなかった。
今日は、ある歯科の先生から、「忙しそうだねー」とのご指摘。


確かに、学会で自分の仕事が出来ていなかった分、そのしわ寄せが今に至っている。
1か月更新しないと、さすがにブログをつけている意味がないので、今日の出来事をエントリーした。


昼間は会社でセッセコデスクワーク。
夜はコンバージョン測定システムの契約が入っており、歯科の先生と歯科医療コンサルタントの方とで契約の最終確認。


歯科の先生が患者さんで忙しかったので、患者さんの治療が終わるまで歯科医療コンサルタントの方と雑談をさせて頂いたのだが、この歯科コンサルタント、なかなかの切れ者。


現在の歯科医療の問題点や、医療法、コンサルティングはじめ、Webの現状についてもいろいろとお話を聞かせて頂いた。


特に、勉強になったなぁーと思う点は、

1.ホームページが一般的になって
    ↓
2.歯科のポータルサイトが流行ってきて
    ↓
3.オーバーチュア等のスポンサー広告が流行ってきて
    ↓
4.次には「成果報酬」という流れ

になるんだよ~。
という指摘。


そして、最後には、「ヒューマニティーというか人と人とのつながりだねー。最後には、そこに戻ってくるんだよ~」
なんて・・・・


確かにその通りかもしれない。


自分なりの解説をすると、これから寝れなくなるので割愛するが、今のステージは「成果報酬」のステージ。

お話をさせて頂いた歯科医療コンサルタントも、「成果報酬」でコンサルティングを引き受けするらしい。

自分だったら、こういう人にコンサルティングを頼むだろうな・・・・
クライアントにはいつでもご紹介をする。

2008年05月17日

原稿作成は根管治療?

ホームページ(正確にはWEBサイト)を製作し、運営するためにはたくさんの工程が必要であり、よりハイクオリティーなものを追求すれば、各工程において更なるプロフェッショナルが求められる。

工程は大まかにわけても
・営業
・製作
・プロモーション
の3つ。

その「製作」の中でも、
・医院の特徴ヒアリング
・デザイン(デザインの中には美術的デザインと機能的デザイン(ユーザビリティー))
・SEOキーワードの設定
・原稿作成
・クライアントとのすり合わせ
などなど、ざっと挙げてもこれくらいの作業がある。

この「製作」工程をしっかりおさえたうえで、プロモーションをすると、良い結果が出るのだが、「製作」工程の手を抜くと最終結果も芳しくない。


であるからして、この工程を担当する人間(ディレクター)には、「多少のお金がかかっても良いので、ハイクオリティーなものにして!!」と依頼をしている。

昨日、あるディレクターから、「予算」についての相談を得た。
内容は、「良いものを作ろうと思えば作るほど予算がかかり、予算の範囲内に収まらない」というもの。

この類の悩みは結構深刻!


実際、ディレクションと原稿作成でどのくらいのコストがかかっているか聞いたところ、1件25万円。
ディレクションと原稿作成の他に、ホームページを作るためのデザインと1ページ1ページのHTMLを作るので、同じくらいの金額がかかる。
(※クライアントからの要望が変わったりするとコストは倍以上かかることもしばしば・・・)

そして、プロモーション(SEOやYahoo登録、スポンサー広告など)の費用もかかるのである。

この業界では、結構「原価」を使っている方。


もちろん、担当してくれているディレクターは、非常に優秀な人間で、お客さまからの信頼もあついし、何より、この仕事が好きで仕事をしてくれている。

だからこそ、これらの人間にかかる費用は増やすことならともかく、減らすことなどは考えられない。

こういった制約条件の中で、前述のディレクターからの悩みを得た。

ひとなみに、「企業努力」で!と言ってしまえばそれまで。
我々も本来であれば、儲けの無いホームページの制作はもう手掛けず、利益率の高い「プロモーション」のみを手掛ければ、利益だけは大きくなる。


しかし、本当にそれでよいのだろうか?


医療におけるホームページの意義は、インフォマーシャル!
Information(医療情報の提供)+Commercial(広告・宣伝)
であり、このホームページを見て、患者さんが医院のことを知り、実際に訪れる。

そして、治療が開始されれば、その患者さんの一生にかかわることになるかもしれない
そんな仕事の一翼を我々は担っているのである。


そう考えると、やはり、「製作」という重要な工程を怠るわけにはいかない。

この「製作」という厄介な仕事・・・根管治療みたいなものなのか?

2008年04月08日

コストとの絡み

私は今の仕事(Web関係)が嫌いではない。
ただ、仕事をしていて一番嫌なのは同業に「詐欺まがい」の会社がいて、自分も同列に扱われること。
2つ目に嫌なことは、「お金」のこと。

どちらも避けては通れない問題なので、クライアントであれ、スタッフであれ、ともかく、「コミュニケーション」や「話」をして、真意をわかってもらうしかないと思っている。


昨日もうちの会社が制作するホームページについて「高い!」とのご意見を頂いた。
一方で、「(高いけど?)2つめのホームページもT&Rにお願いするよ!!」と言ってくださるクライアントも。
<(_ _)>


我々としては、ホームページ制作1クライアントの案件に対して、
・「営業」
・「ディレクション(ライター)」
・「デザイナー」
・「プロモーション」
と複数の部隊と人数が関わり、
「結果(来院)に責任を持つ!」と公言している会社としては、決して高くはないと思っているが、中々伝わらないことが多い。


そんなわけで、以下2つのメールを関係部署に送った。

1つは、優秀なディレクターT氏に対してのねぎらい。2つめのメールは、新人ディレクターに対しての指導メール。
このように、現在、T&RはWeb関連部隊の人員を3倍増して、更なる進化を進めている。
クオリティーの高い仕事を心がけているつもりなので、ホームページ制作やホームページの広告をご検討の方は、是非ともご用命いただきたい。
また、クライアントはじめ関係者に関しては、気づいた点などあれば、些細なことでもお知らせ頂きたい。
<(_ _)>


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下No1メール転記(一部修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●●(ディレクター兼ライターのT氏)さん、
▲歯科の件、りょーかい!!
連絡が入りましたらよろしく。

あと、■歯科さんと昨日電話でお話ししたところ、
×××のHPも製作開始することになりそうです。

他の先生方はT&RのHP制作は高いとのことで、
躊躇しているようですが、■■先生と◆◆先生
の判断で契約してくださるようです。

●●さんはじめ、●×さん達がクオリティーの高い
仕事をしてくれているので、私としても自信をもって
営業が出来ます。感謝していますよ!

ついては、×××も●●さんにお願いしたいのですが、
大丈夫ですか?

たまき

----- Original Message -----
From: "●●" <●●*tandr.co.jp>
To: "玉木さん"
Sent: Tuesday, April 08, 2008 2:55 AM
Subject: 【▲歯科】リアクションありました


玉木様

お疲れ様です。●●です。

▲歯科の件、まだなんですが、
ようやくリアクションがありましたので、
一両日中には、スケジュールをお伝えできると存じます。

あと少しお時間をいただければと存じます。
日程が決まりましたら、すぐにご報告申し上げます。

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上No1メール転記(一部修正)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下No2メール転記(一部修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
○○(新人ディレクターのH氏)さん、
玉木です。

遅くまで御苦労さま。
資料チェックしました。

ラフについてですが、TOPページのFLASHの下に
ある、説明部分(以下列挙)ですが、

><ここに入れる要素>
>・矯正歯科体験記
>・裏側矯正について
>・携帯ページ入口
>・交通アクセス
>→地図
>→住所(テキストで)
>・予約・問い合わせ
>・ブログへのリンク
>・治療費について

左メニューと同じになってしまって、意味をなさない気がします。
ついては、■■医院(http://www.■■.jp/)さんの
ように、
・「お子様でも出来る裏側矯正」のターゲッティング
層がクリックしやすいように・・・・

また、
・「どんな治療も裏側で対応する理由」として、その内容に
興味を持つ層がクリックして、内容(コンテンツ内)を分かりや
すく移動できるように・・・・。

・「裏側矯正治療をやった人の経験を聞きたい!!」として、矯正
歯科体験記とリンクしたり・・・。


というように、もう少し、エッセンスを加えてみてはどうでしょうか?
(↑重要なのは、ターゲッティング!!「見て、自分に合っている」と
思わせることが重要。学者(ヤコブニールセンだったか?)に
よれば人間は、ぱっと見て3秒間でそのサイトが自分にとって必要か
否かを判断してしまうとのこと。覚えておいてください。)


もちろん、クライアントからの要件定義としては、「現在のHPの
デザイン(美術的・使用性)を改善したい」ということですが、
プラスアルファの提案が出来るかどうかが、ディレクターのクオ
リティーにも関わってきます。

プラスアルファーで集患の効果が得られるのであれば、多少
コストがかかっても構いません。
(もちろん、OKかどうかはクライアントが決めることですが、ディ
レクターが提案してくれたものに対し、良い提案であれば、営業も
必死にクライアントを口説いてきます。)

重要なのは、「T&RでHP改善を行うことで、患者が増えた」と言って
頂くことです。
重ねて言いますが、多少のコストをケチっていては、決してクオリティー
の高いサイトは構築できません。
ついては、ディレクターが「どうしたら担当医院のサイトから来院を増や
せるか」を切に考え、コスト度外視で良いので、ハイクオリティー提案と
してそれをまとめる。

そして、あとは、コストとの絡みでクライアントから提案を選んで頂く。


うちを信頼してくださっているクライアントは、多少のコストアップに関
しては、目をつぶってくださいます。
何度も言いますが、重要なのは、「HPからの来院を増やすこと」

これが出来れば、コストが高くなるのは当然です。また、結果を出せれば、
自分達のコミッションやフィーにも反映してゆきます。
(今度のT&Rの人事評価システムは、担当医院の来院数に直結してゆき
ますので。)

考えに考え抜いて、プラスアルファーの提案を出してきてください。


よろしくー。

P.S
昨日の会議の内容としては、よくまとまっています。
まとまっているから、もう少し欲が出てきました。
もうひとがんばりしてみてください。

P.P.S
▲▲さんには、プラスアルファーの部分が発生したら、その分も
個別に見積もり依頼してください。
クライアントには、
1.クライアントから依頼のあった要件定義分の見積もり
2.1に加えて、プラスアルファーの提案見積もり(1と2の合算)
として、見積もり提出をする予定です。


たまき


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上No2メール転記(一部修正)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

2008年04月03日

バナーの効果

バナーを購入してくださったクライアントからご質問を頂いた。
内容は、バナーを購入したもののアクセス数が少ないというもの。

また、アフィリエイト・コンサルティングをご購入頂いた別のクライアントからも、リスティング(Overture)の出し方と効果(アクセス数)に関連してのご意見を頂いた。


まず、ポイントは、
アクセス数を増やしたいのか?
それとも
初診相談申込みを増やしたいのか?

この「ゴール設定」をしっかりする必要がある。


もし、アクセス数を増やしたいのであれば、それなりの対策はある。
(極端な話、アダルトサイトにでもバナーを貼れば、嫌というほどアクセス数は上がる)
しかし、我々の会社がゴールとするのは、初診相談申込みをどうやって増やすか?
というもの。これが、「我々の会社の目指すゴール」


だから、新人の研修でも、「“クライアントの初診相談申込み数をどれだけ上げられたか?”がクライアントから得られた会社に対する評価であり、その結果が、会社から新人たち与えられる評価である!」
と口を酸っぱくして話している。

しかし、どうしてもクライアントの評価は、アクセス数での評価。
(-。-)y-゜゜゜


まー、初診相談数を上げることが一番難しいわけで、時間が経てば経つほど我々が言っていること(アクセス数が重要なのではなく初診相談数が重要であるということ)の重要性を理解して頂けることと思うが、今は何度もクライアントに理解いただくべくご説明が必要なのかもしれない。

前述のクライアントに送ったメールを転記したので、是非、バナーの効果に興味がある方はご一読頂きたい。今回のエントリーは、慇懃無礼な感じかもしれないが、お許し頂きたい。我々は骨身を削って初診相談申込み数を増やすことを考えているので。
(+o+)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下メール転記(一部修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

●●矯正歯科
●●先生 御侍史
※インラインでのご返答をお許しくださいませ。

はじめまして。私、総括マネージャーの玉木と申します。
現在、弊社の○野が対応をさせて頂いているかと思いますが、
補足のため、メールを差し上げました。


>>> 港区のバナーですが現在のところこの6日間で1回クリックされただけの状態です。
>>>
>>>
>>> この状況を変えるためにバナーの色をもっと目立つ色に変えていただきたいと思うのですがよろしいでしょうか?
>>> 参考のサンプルバナーを添付しました。ベースを目立つ黄色にし
>>> てみていただけますか?
>>> よろしくお願いします。

上記の件ですが、6日間で1回のクリックというのは、確かに少ないと
思いますので、バナーの修正の対応をさせて頂いたかと存じますが、
Webコンサルティング立場から申し上げて、アクセス数が多いからと
言って、必ずしも申込みが多いとは限りません。


実際弊社でも、クライアントに定期的にインタビュー調査などを行い、
「矯正歯科」で1ページ目に表示出来ている医院様からの来院(初診
相談申込みベース)を調査しておりますが、「矯正歯科」で1ページ目に
あることで、アクセス数は確実にアップしますが、必ずしも「初診相談申
込み」が多くないことがわかっております。
また、昨年末から本格設置した「コンバージョン測定システム」の
データから、「矯正歯科」というキーワードで1ページ目に表示させて
いても、「矯正歯科」のキーワードで検索してホームページに訪れた
ユーザは、「初診相談申込み」をする可能性が低いことがわかって
おります。(定量的なデータも持っておりますが、割愛致します。)
http://www.mebuki.com/archives/2008/02/post_163.html

つまり、アクセス数が多いからと言って、必ずしも「初診相談申込
み」ユーザが多いわけではありません。


同様に、●●先生がお申し込み下さった弊社のバナー広告も
確かにアクセス数は少ないかも知れませんが、「初診相談申込み」の
ユーザー数としては結果として少ないということは無いと思います。


もう少し、踏み込んで申し上げれば、弊社のバナー等のサービスを
購入して頂くことで、e-矯正歯科内にある医院の紹介ページ(ミニHP)
などが上位に表示されます。
この紹介ページ(ミニHP)からの「初診相談申込み」ユーザーが
直近3か月のデータから結構な数があることがわかっております。
(※運営する我々が驚いたくらいです。)

具体的に、××××ネットさんと比較した場合、我々が得ております
情報によると、××××ネットさんの方がe-矯正歯科.comより、3倍程度の
アクセス数があります。(昨年夏ごろの情報です。)
しかしながら、××××ネットさんで数十万円単位で広告を出されている
ある矯正歯科様では、直近3ヶ月で見ると、××××ネットさんよりe-矯正歯科
の方からの申し込みが多いのです。


もちろん、××××ネットさんを否定しているわけではありませんし、●●▲▲▲▲▲
さんはしっかりされている会社ですので、私どもの一部のクライアントにもご紹介を
しています。
ただ、客観データとして、前述のようなことがあることも事実なのです。
(××××ネットさんのバナーは、利用の仕方によったら、上手く利用できます。
また、弊社が運営するe-矯正歯科より、もっと効果的なサイトがあることも
事実です。あくまで、客観データとして、ご理解ください。)

私どもの会社は、お客様と接する株式会社ティーアンドアール・サポートとポータル
サイトを運営する有限会社ライコムと分社化しております。
もちろん、関係の濃い会社ですので、一体と見て頂いても構いませんが、株式会社
ティーアンドアール・サポートでは、バナーを売ることを目的とせず、Webコンサルテ
ィングを目的としております。

そのために、客観的なお話をさせて頂きました。
弊社のバナーだけでなく、効果的な方法は多数ございますので、ご興味が
ございますれば、何なりとお申し付けくださいませ。
メールでは伝えきれませんので、担当者なりを伺わせるなりして御説明させ
て頂きます。


まずは、補足まで。

玉木 拝


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上メール転記(一部修正)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


続きを読む "バナーの効果" »

2008年03月04日

1敗の医院

我々が2ヶ月間行ったプロモーション対策で1件しか新患が増えていない医院があり、この医院は1敗であることを先日のブログでも掲載した。

ディレクターのY氏の診断結果によると、やはり問題はサイト(ホームページ)の内容。
アクセス数はまずますなものの、「直帰率」というサイトに入ってきてすぐ帰ってしまうユーザの率が多いことが判明
特に、ビッグワードでの直帰率ユーザが多い。

2、3年前までは、結構良い数字を叩き出していたのだが、最近は「さえない!」
「さえない!」こともあって、クライアントがアフィリエイト・コンサルティングシステムの導入をしてくださったのだと思うが、「さえない!」状態のホームページに対して、どんなにアクセスアップのためのプロモーションを施しても、意味がない。

「ざるに水」、「糠に釘」という感じ。


「アフィリエイト・コンサルティングシステムを導入頂いたクライアントには、損はさせません!!」と口外していることから、ホームページの改善費用は会社負担で対応する予定。


ホームページの内容を改善することで、コンバージョン(初診申込み)が増えることは経験的にわかっているので、客観的データとして残し、負け医院から勝ち医院に持っていきたい。
(早い時期なら、勝てるので!!)


※負け医院とは、アフィリエイト・コンサルティングシステムを購入して頂いているにもかかわらず、1年
間でシステム代分の効果が無さそうな医院。社内の隠語みたいなもので、本来オープンにすべきではないのだが、我々が対策する現場の状況を少しでも感じ取っていただきたかったので、敢えて使用した。

2008年03月01日

インターネット上での誹謗中傷と名誉棄損(医療情報のあり方)

弊社のクライアントにネット上で誹謗中傷記事を書かれているクライアントが2件ある。

Webコンサルタントを自称している我々にとって、このような問題も勉強しておくべき!ということで、ネット上での誹謗中傷と名誉棄損について、少し調べてみた。


まず、ネットで誹謗中傷された場合の対策として考えられるのが、「名誉棄損」。


栃木県にある矯正歯科を単価標榜している歯科医師が、ある歯科医師が運営していると思われるサイトを名誉棄損で訴えた事件がある。
その原告の弁護士が公開しているサイト(http://gvbdosaiban.blog121.fc2.com/blog-entry-1.html)によれば、


ポイントとなるのは、
1.ある記事の内容が、社会的評価を下げるものと言えるのか?

もし、社会的評価を下げるものである場合、

2.そのような記事が違法でないと言えるのか?ということが判断される。
そして、
違法かどうか?のポイントは、
イ.公共の利害にかかわるものか?
ロ.公益目的に出たものか?
ハ.内容が事実か否か?
という順序で判断がなされるとのこと。


特筆すべき点は、「ハ」の議論をする前に、公共性、公益性がなければ、名誉棄損に抵触する可能性があるということ。


また、昨日、インターネット上でラーメン店チェーン運営会社を中傷する書き込みをしたとして、名誉棄損罪に問われた会社員が訴えられた事件について裁判所は、会社員が登記簿を調査するなどの情報収集を行っており、「インターネットの個人利用者として要求される水準の事実確認は行っていた」と判断して、「名誉毀損には当たらない」と結論付けたが、事実関係は認定しなかった。

つまり、事実関係によらず、公共性、公益性がポイントになると言える。
もちろん、記事の事実関係が、ほとんど吟味されることなく掲載され、相当程度の範囲で逸脱があれば、当然の如く、名誉棄損になる可能性は高い。

この裁判の波床裁判長は、「ネットでは利用者が互いに反論できる上、情報の信頼性が低いため、従来の基準は当てはまらない」と指摘。また、 「真実でないと知りながら発信した場合か、インターネット個人利用者に要求される水準の事実確認を行わずに発信した場合に、名誉毀損罪が成立する」との新たな基準を示した。


※インターネットを筆頭とした情報社会において、歯科医師が他の歯科医師が運営するサイトの記事によって誹謗中傷された事件のようなことは、今後さらに増える可能性がある。
また、このことによって、真面目に治療しているにも関わらず、一方的な誹謗中傷を受け、歯科医院の経営にも影響を及ぼす医院もあるはずである。
実際、弊社のクライアント(2医院)も、前述のサイトに掲載されている。
(個人的意見であるが、これらクライアントの歯科医院は、しっかりしている医院で、自分が受けても良い治療をしている医院である。)

今後、誹謗中傷で困られる医院も多く、それこそ、公共性、公益性を考え、今回参考にさせて頂いた
サイトについての情報は、下記に転記させて頂いた。

著作権者の連絡先を調べることが困難であった為、勝手に転記させて頂いたが、不都合があれば早急に削除致しますので、下記まで、ご連絡ください。
運営者 玉木親之
メール tamaki●tandr.jp
※●には@を入れてください。ブログにメールアドレスを記載すると1日に数千件のDMが届くようになってしまうので。
(*^_^*)

↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://gvbdosaiban.blog121.fc2.com/blog-entry-7.html)を引用↓↓↓↓↓↓↓

 裁判所は、それぞれについて次のように判断しています。

1)患者さん自身の見解部分について

 記事の内容そのものが、特に原告の社会的評価を下げるようなものではない → 従って、もともと名誉毀損には当たらない。

2)被告自身の見解部分について

 記事の内容は、原告の社会的評価を下げている→名誉毀損にあたる可能性がある。
     ↓
     ↓では違法性が認められるか?
     ↓
 ①歯科医の治療行為なので、公共の利害に関する事実にあたる
 ②しかし、記事掲載に公益目的は認められない

 以上によって、③の真実性を判断するまでもなく、被告の記事は名誉毀損に当たる、と判断しています。

 ただ、違法性の程度を判断するに当たって、被告の記事の内容の真実性、及び、被告による表現内容の適切性も吟味していますが、その結果

 ③被告の記事の内容、つまり、原告の矯正治療が不適切であった、という事実は認められない。としているとともに、その表現内容も人格的非難にわたっていて不適切である、と判断しています。


 以上の判断について、原告としては、1)の患者さんの見解部分が社会的評価を下げていない、という裁判所の判断には不服がありますので、この点は、控訴審においても争う必要があると考えています。


 2)の被告の見解部分についての判断については、そのとおりであると考えています。

 特筆すべきは、被告がこのような記事を掲載しているウェブページについて「公益目的を否定」した部分です。

 つまり、このウェブページ上に、他人の社会的評価を低下させるような記事が掲載されていれば、その真実性に判断するまでもなく、公益目的が認められないことから、名誉毀損が成立する可能性が非常に高いといえるのではないか、と考えています。


↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://gvbdosaiban.blog121.fc2.com/blog-entry-7.html)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑

↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000126-jij-soci)を引用↓↓↓↓↓↓↓↓
中傷書き込みに無罪=ネット名誉棄損で新基準=「確実な根拠」求めず・東京地裁
2月29日18時31分配信 時事通信


 インターネット上でラーメン店チェーン運営会社を中傷する書き込みをしたとして、名誉棄損罪に問われた会社員橋爪研吾被告(36)の判決が29日、東京地裁であった。波床昌則裁判長は、内容に確実な根拠はなかったとしたが、「公益目的で、個人として求められる水準を満たす調査をしていた」として、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
 ネット上の個人表現について新たな判断基準を示したもので、弁護側は「画期的な判決」と評価している。
 橋爪被告は、2002年10月から11月にかけ、ホームページで運営会社について、「右翼系カルト団体が母体。ラーメン店で食事するとカルトの収入になる」などと記載したとして起訴された。
 判決で波床裁判長は、書き込みは公益目的と認めたが、同社と団体の一体性や緊密な関係を否定。メディア報道なら有罪となるケースと指摘した。 
↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000126-jij-soci)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑

↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000933-san-soci)を引用↓↓↓↓↓↓↓↓
「カルト団体の母体だ」HP書き込みで批判 男性に無罪 東京地裁
2月29日15時42分配信 産経新聞


 ラーメンチェーンを経営する企業がカルト団体と関係があるかのような書き込みをインターネットのホームページで掲載し、企業の名誉を傷つけたとして、名誉毀損罪に問われた会社員の男性被告(36)の判決公判が29日、東京地裁で開かれた。波床昌則裁判長は、「名誉毀損には当たらない」として、罰金30万円の求刑に対し、無罪を言い渡した。

 波床裁判長は、まずインターネット上の書き込みに関して、名誉毀損罪が成立するか否かを検討。「ネットでは利用者が互いに反論できる上、情報の信頼性が低いため、従来の基準は当てはまらない」と指摘。

 「真実でないと知りながら発信した場合か、インターネット個人利用者に要求される水準の事実確認を行わずに発信した場合に、名誉毀損罪が成立する」との新たな基準を示した。

 その上、波床裁判長は、男性が企業の登記簿や雑誌の記事などの情報収集を行っていたことを指摘し、「インターネットの個人利用者として要求される水準の事実確認は行っていた」と判断。「名誉毀損には当たらない」と結論付けた。

 男性は平成14年10~11月にかけて、自身がインターネット上に開設したホームページで、ラーメンチェーンを経営する企業について「カルト団体の母体だ」などの文章を掲載し、この企業の名誉を毀損したとして起訴された。

 この事件をめぐっては、民事訴訟では男性の書き込みが名誉毀損に当たると判断し、賠償を命じている。

■東京地検の渡辺恵一次席検事の話
 「判決内容を子細に検討し、適切に対応したい」

↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000933-san-soci)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑


↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000120-mai-soci)を引用↓↓↓↓↓↓↓↓

<ネット名誉棄損>男性に無罪…東京地裁が新判断基準
2月29日20時21分配信 毎日新聞


 ラーメンチェーン経営会社を中傷する文章をインターネットのホームページ(HP)に掲載したとして、名誉棄損罪に問われた東京都の会社員、橋爪研吾被告(36)に対し、東京地裁は29日、無罪(求刑・罰金30万円)を言い渡した。波床(はとこ)昌則裁判長はネット上の文章が名誉棄損罪となる場合を限定的にとらえる新たな判断基準を示した上で「被告はネットの個人利用者として求められる水準の調査をしており、罪には問えない」と述べた。

 判決は、ネット上の表現で個人が名誉棄損罪に問われるのは「内容が真実でないと知りながら発信したか、個人利用者に要求される水準を満たす調査をせず、真実かどうか確かめないで発信した場合」との基準を示し、マスコミの報道や出版の場合よりも有罪認定のハードルを高く設定した。

 その理由として(1)マスコミと個人の関係とは異なり、ネット利用者は対等の地位で言論を応酬しあえる(2)個人利用者がネットに発信した情報の信頼性は低いと受け止められている--などとネットの特性を挙げた。

 橋爪被告は02年10~11月、HPに「経営会社はカルト団体が母体」などと記載したとして在宅起訴されていたが、判決は「記載は公益目的で、被告は会社登記簿や雑誌を資料にして関係者とメールをやり取りするなどの情報収集をしていた。被告は記載内容を真実と誤信していた」とした。一方で、メディア報道なら有罪となるケースとも指摘した。

 橋爪被告は判決後「これを判例にして表現の自由を確保してほしい」と喜びを語った。東京地検の渡辺恵一次席検事は「判決内容を子細に検討し、適切に対応したい」とのコメントを出した。【銭場裕司】

 ◇解説…組織より個人の免責範囲広げる

 29日の東京地裁判決は、急速に進むネット社会に司法が対応したものと言え、幅広い議論を呼びそうだ。

 名誉棄損罪が免責されるには(1)公益目的がある(2)真実性がある(3)真実と信じる相当な理由がある--などの要件がある。真実でなくても(3)の真実相当性が認められれば、罪には問われない。従来は、十分な裏付け取材を行うなどの根拠がなければ(3)は認められなかったが、判決は、確実な根拠がなくても個人利用者なりの調査をしていれば満たすとし、免責範囲を広げた。

 新基準の効果について、判決は「ネット上の表現行為が萎縮(いしゅく)する事態が生じず、情報や思想の自由な流通が確保される」と言及した。園田寿・甲南大学法科大学院教授(刑法)は「個人と組織が同じように発言できるネットの特性を無視して国が法律を振りかざすべきではなく、判決は画期的だ」と評価しつつ「個人と組織で証明のハードルの差を付けることにはもっと議論が必要だ」とも指摘する。

 ネット上の一方的な中傷で被害が生まれる事態は後を絶たず、判決が曲解されて悪質な掲載を助長する心配もある。ただ、今回の事件でも民事訴訟では賠償命令が確定している。刑事罰は問えないケースでも、民事上の責任が生じる可能性はあり、十分な根拠のない中傷が許されないことには変わりがない。【銭場裕司】

↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000120-mai-soci)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑

2008年02月29日

アフィリエイト・コンサルティングシステム1月集計結果

昨年末にアフィリエイト・コンサルティングシステムという新システムを開発した。

10月末にリリースして、本格的に販売を開始したのが12月からであるが、現在までに10数医院で導入契約頂いている。

ただ、システムの設置に時間がかかるため、1月に開始できたのは3件。
すべて、矯正歯科を単科標榜している医院である。


我々が対策したことで、初診相談が増えた医院の結果は、以下のとおり。
(1月)
A医院の場合、3件の初診相談申込
B医院の場合、1件の初診相談申込
C医院の場合、5件の初診相談申込
増やすことが出来た。
※自社運営のe-矯正歯科をきっかけとして、初診相談申込みした人も含む


上記はあくまで、初診相談の申込で、契約ベースでは無いが、我々のデータによると、矯正歯科の初診相談申込者数の約30%は、契約に結びつくことから、2勝1敗で、まずまずの滑り出しと言えそうだ。

1敗と言わざるを得ない、B医院についてであるが、現在、再対策中。
(↑来ない理由は、ホームページの出来!ホームページの出来によっては、どんなに、対策をしても無駄になってしまう場合がある。であるからして、弊社の費用負担で、ホームページを修正中。ホームページの出来如何によっては、どんなにアクセス数を増やしても無駄になることが、客観的に証明されるであろう。)


本システムについては、1年間の猶予を頂き、その期間での結果を判断して頂くようお願いしていることから、B医院についても、「勝ち」に回っていただけるよう目下対策中である。
(B医院の先生には、すぐに結果を出せなくて、申し訳なく思っています。1年以内には、必ず、「良かった!」と思っていただけるよう、対策しますので、今しばらく、ご猶予ください。)
<(_ _)>


補足となるが、上記の数値は、あくまでも我々の会社が対策して、初診相談の申込をした人(患者)数であり、弊社以外が対策して初診相談申込みをした人(患者)は、カウントしていない。


「どうして、我々の会社が対策して、申込んだ人(患者)とわかるのか?」


との声が聞こえて来そうだが、それは、我々が開発したコンバージョン測定システムがあるから!
(ちなみに、このシステムを設置している歯科医院は、ほとんど無い。あくまで、自社で独自開発したシステムであり、安価で販売している会社もない。)


要は、これからは、「どのページからアクセス数が多かった・・・」というのが、評価基準ではいけない。
あくまで、「どのページから申込数が多かったか!!」ということが、これからの重要な評価基準となる。


最初に購入して頂いたのは、矯正歯科単価標榜の医院だったが、2月からは、インプラントや審美歯科を含めた一般歯科医院にも導入している。
結果は、1、2ヶ月で出ると思うので、順次公開してゆきたい!
(申込みをした人(患者)がどのようなサイトから来ているか?また、どのようなキーワードで申し込みをしたか?を追跡調査出来るから、来院がアップするように対策できるのは、当然のこと。くわしくは、このブログで、順次公開してゆくつもりである。)
ニヤリ(-。-)y-゜゜゜

2008年02月22日

歯科関連の専門医表記

医療広告規制に詳しい、Tスタッフが歯科関連の専門医表記の件で情報をくれた。
Tスタッフ情報ありがとう!!
以下メールを転記する。

↓↓↓↓↓↓↓↓以下メール転記↓↓↓↓↓↓↓↓↓
東京都医療安全課、武蔵野市保健センター、
多摩府中保険所、厚生労働所の各機関に
匿名で問い合わせをおこないました。

専門医による矯正・インプラント治療はNGとのことです。

認定医、専門医に関する表記につきまして、
現在、歯科関連で広告が認められるのは、以下の4つだけです。
それ以外のあらゆる組み合わせは不適切となるそうです。

・(社)日本口腔外科学会 口腔外科専門医
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会 歯周病専門医
・有限責任中間法人 日本歯科麻酔学会 歯科麻酔専門医
・有限責任中間法人 日本小児歯科学会 小児歯科専門医

「専門医」単独での使用もみとめられず、
厚生労働省より認定を受けた学会名(ex.(社)日本口腔外科学会)
とのセットで使用しなければならないようです。

現在、矯正歯科もインプラントも、
厚生労働省から専門医の認定を受けた学会がないので、
「専門医」「認定医」といった資格の医療広告での表記はありえないとのことです。

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上メール転記↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

2008年01月22日

IPドメイン検索

SEOをする上で、IPアドレスを調べることがある。
そのためのツール!!
http://www.cman.jp/network/support/ip.html

2008年01月21日

SEOやサイトをチェックする際に使うサイト一覧(2)

順位チェック出来るサイトの一覧を更新しました。

http://dipper.septeni.co.jp/
http://sem.vieletz.com/
http://seo.fc2.com/rankingchecker/
http://dw230.bglb.jp/rank/

2007年12月27日

SEOやサイトをチェックする際に使うサイト一覧

・サイトの検索順位などが調べられます。
http://dipper.septeni.co.jp/

・キーワードアドバイスツール
http://inventory.jp.overture.com/d/searchinventory/suggestion/

・キーワードアドバイスツールが使用できないときなどに使います。
http://www.keywordadvisetoolplus.com/?term

・月間キーワードの検索数が古い情報しかわからないので、
下記サイトで、キーワードの検索数(多いか少ないか)を予想できます。
https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal

・全体的なサイト評価などがわかります。
http://www.pythagoras.bz/index.php/default/defaultindex
http://www.su-jine.com/
http://www.searchengineoptimization.jp/tools/keyword_density_analyzer.html
http://www.seotools.jp/

・ページランク早見表
http://www.thebest25sites.com/pagerank-jp/pagerank.html

・SEO日記
http://japan.cnet.com/blog/seomanage/2007/01/27/google_48b5/
http://www.seiren-udoku.com/noteOfBlog?id=200703012304
http://seosemblog.seesaa.net/
http://markezine.jp/a/article/aid/2353.aspx

2007年12月05日

アクセスアップと申込(コンバージョン)の関係

今日は同様の問い合わせが3件も重なった。
携帯に直接のお電話だったり、会社からの急な呼び出しだったり・・・。


問い合わせの内容は、
Jワード、あなたの町の矯正歯科、矯正歯科ネット・・・など、アクセス数を上げる為のプロモーションのことについて。
「こういうサービスでの営業が来たんだけど、購入した方が良い?」というご質問。


はっきり言って、アクセス数を上げる為のサービスは、予算が許すのであれば買って頂いた方が良い!!
サービスにもよるが、一般的に前述のサイトにリンクを貼るとアクセスはアップする。


しかし、問題なのはこれから。

アクセス数がアップしたからと言って、申込(コンバージョン)に結びつくか否かは別の問題なのである。

具体的には「矯正歯科」というキーワードで上位表示させた場合、アクセス数は確実にアップする。
しかし、必ず申込(コンバージョン)が増えるか?ということとは、別問題なのである。


これは、アクセスログとWebをきっかけとした来院数のデータから明らかである。
付け加えて言うと、「矯正歯科」というキーワードで上位表示させているからと言って、必ずしも来院数が他の医院より多いわけではない。

これは、SEO業者にとっては、あまり面白いデータではない。
SEO業者によっては「矯正歯科」というキーワードで月額100万以上とる会社もあり、SEOのサービスをクライアントが止めてしまう可能性もあるからだ。


少し話がそれてしまったが、要はアクセス数を上げたからと言って、必ずしも来院(コンバージョン)に結びつくわけではないということ。
このことをしっかりクライアントが把握していないと、業者の言うがままにアクセス数を上げる為のプロモーションを買わざるを得なくなる。
(新規のクライアントを回ると、これらの広告に運十万円払っている医院は“ざら”であり、一回始めてしまうと止められなくなっているのだ。)

補足しておくが、私は、Jワード、あなたの町の矯正歯科、矯正歯科ネットを否定しているわけではない。
むしろ、予算が許すのであれば、お勧めしたいくらいのサービスである。

大切なことは、しっかりと費用対効果を鑑みること!!
このことを怠ると、業者の言うがままになる。

ちなみに、今日お電話頂いた先生は、「玉木さんが良いというなら買うし、そうじゃないなら要らない。うちは玉木さんにかかっているんだから!!」とおっしゃってくださった。
そう言ってくださることは嬉しい限りだが、失敗することは許されないし、責任は重大である。


キャンペーンが終了して・・・

昨日説明した新システムと新サービスについてのキャンペーンは、11月末日をもって終了している。


キャンペーンを適用できないか?との質問もあるが、スタートアップ時の特別キャンペーンであり、あしからず、キャンペーンは終了をさせていただいている。


申し訳ありません。
<(_ _)>

2007年12月04日

新システムに新サービス!!

気がつけば12月!!
ここ数カ月エントリーが少なくなっているのは、新システムのリリースに時間を割かれていたからである。

このブログは、競合する会社の人も読んでくださっているとのことなので、新システムと新サービスの詳細紹介は現時点では避けるが、アフィリエイトと独自開発した測定システムを掛け合わせたもので、来院(初診相談)数に応じてクライアントから費用を頂くというシステムである。

結構出来の良いサービス(Webマーケティング手法)であると自負している。
!(^^)!


今はテストケース的な販売であるが、少々高額にも関わらず2つ返事で導入してくださる医院が多い。
たぶん、システムの詳細についてはご理解頂けて居ない!?(※技術営業としては失格である)のかもしれないが、私を信用して導入してくださることは嬉しく思うと共に、プレッシャーがのしかかる。


いづれにせよ、今は主にお得意のクライアント様にしかお知らせしていないが、年明けには販売促進用のサイトも構築し、一般公開する予定である。


乞うご期待頂きたい!!


2007年10月15日

Yahoo登録審査料(ビジネスエクスプレス)値上げ

Yahoo登録審査料(ビジネスエクスプレス)が値上げになる。

このことに伴い、弊社のサービス提供価格も値上げせざるを得なくなりますので、弊社T&R・サポートとSEOやWeb制作業務のご契約をご検討いただいている歯科医院(特にインプランの系や矯正歯科系)様には、早めの契約をご検討頂きますようお願い申し上げます。
(※矯正歯科、インプラントも美容を目的としたサイトになる可能性が高くなっています。)


↓↓↓↓↓↓以下Yahooニュース(2007.10.12)抜粋↓↓↓↓↓↓↓
お知らせ2007年10月12日

審査料の改定のお知らせ
11月13日(火)より、審査料が157,500円(税込)になるサイトが変更となります。


アダルト、風俗営業に関するサイト
健康食品、健康用品に関するサイト
スキンケア、ヘアケアに関するサイト
エステティックサロン、美容外科などの美容を目的とした施術に関するサイト
鍼灸、整体、カイロプラクティック、マッサージなどの各種療法に関するサイト
探偵などを含む、個人が対象の調査サービスに関するサイト
出会いの提供に関するサイト
ギャンブルに関するサイト

↑↑↑↑↑↑以上Yahooニュース(2007.10.12)抜粋↑↑↑↑↑

2007年07月16日

セカンドライフ(Second Life)

いよいよセカンドライフ(Second Life)の日本語版がリリースされた。
詳細は割愛するが、あと、3、4年でgoogleやMIXI以上の伸びを示す程の「ネタ」である。


半年くらい前だったか、英語でのアカウントを取得したが、英語の壁に阻まれ頓挫していたが、日本語版がリリースされた以上、そんな甘いことは言っていられない。

セカンドライフ(Second Life)専門部署として、最低でも5、6人。
上手く波にのれば、一桁、いや二桁違うスタッフが必要になるほどの「ネタ」である。

とは言っても、我々零細企業がこの波に乗るためには、それなりの「略」が必要なことは言うまでもない。


たとえば、
・バーチャル歯科医院
・バーチャル総合病院
・バーチャル不動産屋(もちろん、セカンドライフ(Second Life)上の土地を対象にする)
・バーチャル不動産担保ローン
・バーチャル自動車販売
などなど、

もちろん、思い付きではなく、各提案について、すべて戦術も考えてある。


今、必要なのは、まず、使ってみる人間。


会社としても、もっと、もっと、人財が必要なことは言うまでもない。

2007年06月20日

【YahooSEO実例No4】Yahooで1ページ目表示出来るか?

最近、思うことが多くて、なかなか、ブログを更新できなかった。
しかし、本日、伺ったお客様のところで、「実績」とか、「結果」をしっかり、ブログで伝えることは、大切ですよ!!
というお話をして、「はっ!」と自分のブログでの結果報告をしていないことに気づいた。

そう、それは、某クライアントのホームページについて、Yahooで1ページ目表示出来るか?
という件!!
http://www.mebuki.com/archives/2007/05/yahooseono3yahoo.html


この結果報告をしておかなければならない。

結果から言って、「矯正歯科」のキーワードにおいて、このクライアントの1ページめ表示は成功。
スタッフY氏の功績であるが、お客様も非常に喜んで下さった。

面白いことに、1ページ目に表示されると、患者は増患するとのこと。
1ページ目に表示されても、増患につながらない医院もあるのだが、このクライアントは喜んで下さった。

クライアントが喜んで下さることは、この上なくうれしいものである。

2007年06月03日

ホームページは活用してください!!

今日は、某歯科医院さんが子供向けに、はみがきの有用性等を示す啓蒙教室を行うと伺い、家族で参加させていただくことに・・・。

この歯医者さんでも、はじめて開催するとのこと。
(少し、楽しみ)
(*^_^*)


開始時間を再確認するために、歯科医院のホームページを確認したところ、なんと、教室のことは一切掲載されていない。

私がこの教室のことを伺っていたのは1か月以上も前。


お客様から掲載要望がなかったので、当然掲載されていないのであるが、私が気を利かせて担当者に一声かけておけばよかった・・・・。

幸いなことにここの院長は、ブログを相当な頻度で公開しており、そこに本日のイベントについての詳細が掲載されていた。

当然のごとく、この医院はホームページからの来院もそこそこある。

是非とも参考にして頂きたい。
http://www.yasuda888.com/

2007年05月22日

SEOってなにしてるの?

「玉木さん、SEOってどんなことしてるの?」と聞かれることがある。

そういうときには、
「主に、バックリンクとHTMLチューニングという作業で、バックリンクというのは・・・・・・」
と続くのだが、一回言ってみたいことがある。


「何にもやっていません!!」と・・・・・


もちろん、何もやっていなければ、今のご時世、上位表示されることは無いが、一生懸命対策していても、上位表示されないこともある。

そんなストレスが溜まっているためか、いつかは、言ってみたい。
(笑うに笑えない (;一_一) )


SEOというのは、ノウハウの蓄積+Try&error
の繰り返しであり、勝てば官軍負ければ賊軍の世界・・・・
運よく勝つこともあれば、じっくり待って、勝たなければならないこともある。

こんな生活がいつまで続くのであろうか?


2007年05月10日

T&RのWebサイト構築サービスについて(アンケート回答例)

最近、パソコンを買い換えた。
新しいパソコンを導入した為か、それとも、仕事が洪水のように流れてくるためか、ストレスが溜まりに溜まっている。
(なぜ、仕事というのは次から次へと湧いて出てくるのだろうか?)

そんな折、クライアントの先生方からアンケートの返信を頂いた。


こうやって、アンケートに回答してくださる方が居て、嬉しくなると共に、「愚痴っていても仕方ない、がんばろう!!」という気持になる。

こうやって、バックアップしてくださる先生方がいらっしゃるから、我々もがんばれる。
(もちろん、アンケートを実施してくれたスタッフI氏はじめ、仲間のスタッフには心から感謝すると共に、アンケートの意見はみんなに対しての評価でもあることを付け加えておく)

No1
↓↓↓↓↓↓↓↓転記アンケート回答1 Y歯科様(埼玉)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

1. 弊社のサービス(HP制作)を利用して良かったところを教えてください。

先ずは、簡単な自己紹介をさせてください。
私は一昨年の10月(1年半前)に自院を開設しました。
既存の患者さんはいない、「果たして患者さんは来てくれるのだろうか?」という状態での出帆です。
「とにかく、新規患者さんに来て欲しい」
との思いから、開院と同時に(正確を期すならば開院前から)HPを立ち上げることを計画いたしました。
HPは、『ただ作ればよい』というものではなく、『来院動機のある方(もしくは潜在的な来院者)が検索して見に来てくれるものでないと意味はない』、『存在するだけで閲覧者のないHPは無いに等しい』
と考えていました。
また、規制の多い医療関係では自身の意見を開示できるメディアは非常に限られています。
HPを自身で制作することも考えましたが、何分、『開業』それ自体が非常に努力を要するもので、HP制作に十分な時間と労力を

注ぐことも困難でしたし、『見てもらえる』HPを作るとなると、更なる時間と労力を費やさねばなりません。
そこで、HP制作はアウトソーシングすることとし、知人の紹介を受け、T&Rさんとの面談にこぎつけました。
T&Rさんに作成していただくことで、私自身は『開業』し『自院を軌道に乗せること』に専念できました。
また、出来上がったHPは種々の検索エンジンでも上位に表示されるため、その点でも満足度の高いものとなっています。
HPが出来上がった後も、様々な変更点・改善点にも迅速な対応をしていただけ、非常に満足しています。


2. 弊社のサービスについて、改善してほしいところを教えてください。

T&Rさんとのやり取りは基本的に診療時間外となってしまうため、本当は日曜日・祝祭日も対応していただけるとうれしいです(といっても、これは患者さんがわれわれに「日・祝、夜間も診療して欲しい」というのにも似てT&Rさんからしても「そんなご無体を・・・」という範疇でしょうが(笑))。


3. HP制作前後で初診患者数に変化はありましたか?

開業当初から導入しているため、制作前後の比較はできかねます。


4. これから弊社のサービスを利用しようと考えている医院様へメッセージがあればお願いします。

T&Rさんは なんと言っても『プロ集団』。安心してお任せできます。
「今後、HPを作りたい」という方は、選択肢の一つとして考えるのに十分な価値があると思います。
先ずは連絡を取られてみてはいかがでしょうか(笑)。
誰にも顧みられないHPに徒に資金を投入するよりも余程リーズナブルだと思います。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑転記アンケート回答1 Y歯科様(埼玉)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

No2
↓↓↓↓↓↓↓↓転記アンケート回答2 K歯科医院様(東京)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


> 1. 弊社のサービス(HP制作、HP管理、SEO対策)を利用して良かったところを教えて
> ください。
>
> 前々よりHPを作りたいと思い何度か自分で挑戦してみたものの、仕事の片手間ではなか
> なか納得のものが出来なかった。
> T&Rさんにお願いし、こちらの診療にたいする思いや、考え、システムなどをライター
> の方に話す事で文章に起こしてもらい、
> チェックしながらページを作成していくシステムは、とても助かりました。
>
> HP管理
> 完成後もHPの質の向上のために普段から改善案を提案していただき、より使いやすいペ
> ージに仕上がっていると思います。
> 毎月、どの位のヒット数があり、どのページがよく閲覧されているのかなど、詳しく話
> していただけるので、ページを改善する
> する時もとても助かります。
>
> SEO対策
> ヤフーやグーグルの検索順位がいつも上位にランクされるので、ヒット数も確保できHP
> からの患者さんも増え始めています。
>
> 2. 弊社のサービスについて、改善してほしいところを教えてください。
> ホームページを作成する最初の段階で、サンプルになるデザインを揃えてもらえるとわ
> かりやすかったと思います。
> 20~30位のサンプルから選択して、それをベースにデザインを作れたらよいと思い
> ます。
>
> 3. HP制作前後で初診患者数に変化はありましたか?
> HPからの新患は今以上に増やしたいと思っています。
> 普通の新患はあまり変化はないと思います。
>
> 4. これから弊社のサービスを利用しようと考えている医院様へメッセージがあればお
> 願いします。
> HPを全て自分で作れるのが理想ですが、忙しい仕事の合間に便利な、使いやすいHPを完
> 成させる事はとても
> 難しい事と思います。やはりプロに任せる方が、先を考えると良いと思います。もちろ
> ん完成したHPを登録する事で、
> より新患を望めるのであればより良いと思います。そのためのSEO対策はとても大切な
> 事です。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑転記アンケート回答2 K歯科医院様(東京)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

2007年05月04日

【YahooSEO実例No3】Yahooで1ページ目表示出来るか?

クライアントからの要望で、1ページ目に表示させる為に対策しているサイトがある。
そして、その矯正歯科医院のサイトにおいて、Yahooでの上位表示が出来ていないことは、以前のエントリーで述べた。
http://www.mebuki.com/archives/2007/04/yahoo_2.html


対策しているにも関わらず、一時は4ページ目まで順位を落としてしまったサイトである。
社内チームを組んで対策をしているのだが、チーム内でもSEO対策方法に異論があり、私とスタッフY氏で意見が分かれた。


私としては、リンクポピュラリティーを鑑みバックリンクを増やして行った方が良いという意見。
スタッフY氏は、下手にバックリンクを増やすことで、ペナルティーをくらう可能性があるので、待つ方がよいという意見。


意見は分かれたものの、チームのボスはスタッフY氏に任せていたので、スタッフY氏の意見を採択し、じっと我慢していた。
http://www.mebuki.com/archives/2007/05/seo_9.html

上記のようなメールを送った数日後、何と!!一気に2ページ目まで這い上がってきた。

これからが正念場であるが、気を引き締めて対策して行きたい。

(スタッフY氏へ・・・GW中にも関わらず、胃をキリキリさせて我慢した結果が出ているようです。もう一歩ですので、がんばりましょう!!)

2007年05月02日

【YahooSEO実例No2】SEO(1ページ目表示)の結果

最近、ブログをエントリーしない(出来ない!?)理由の一つに、SEOでの結果を出せて居ない事から来る、もやもや感(ストレス?)がある。

ルーティンワークの仕事については、寝ないでやれば何とでもなるが、SEOの結果については、私がどうこうしても、検索エンジンサイトの順位変動が無ければどうしようもない。


あるクライアントからの要望で、Yahooで!!1ページ目に表示させるクライアントの結果が出せない。(googleでは、1ページ目表示が出来ているのに・・・・)


下記には、そのクライアントに対してのお詫びメールを掲載した。
本当にAクリニック様、申し訳ありません。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下メール転記↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●●院長
いつもお世話になっております。

SEOの件でご報告申し上げます。
未だ、Yahooで1ページ目に表示されておらずに申し訳御座いません。


社内で、重要案件として、プロジェクトを実行しておりますが、
結果を出せず、不甲斐なく思うと共に、心からお客様に申し訳なく
思っております。

現在の状況報告を申し上げます。

対策については、私とSEOを専門とする部署の者と2人で
進行しております。
しかし、2人の意見が分かれていることがあり、今回は、
私以外の者(SEOを専門とする部署の者)の意見を採用
して対策をさせて頂いております。


SEOを専門とする部署の者の意見によると、現在の対策
効果は5月末には出るものと考えているようです。

しかし、SEOについては、絶対的に結果を出せるといえない
ところがあり、あしからず、この点については、ご了承
頂きたく、お願い申し上げます。


尚、5月末時点で、結果が出せない場合には、意見が分
かれている、他方の対策を実施させて頂く予定で居ります。
(※2つの意見については、トレードオフの関係の為、今回は、
私より実績のある者の意見を採用するに至りました。)

しばらくのご猶予を賜りたく、何卒、ご高配くださいませ。


担当 玉木

PS
7月には1ページ表示が可能となるよう、全力で対応しております。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上メール転記↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

2007年04月19日

【YahooSEO実例No1】ハブとオーソリティー(Yahooでの上位表示が上手く行かない)

SEOでYahoo対策が上手く行っていない。

なぜ、そこがそんなに上位に来る?
??????(クエスション)の連続である。

古い情報になるが、Yahooには、HITS(Hyperlink-Induced Topic Search)というロジックが入っている。

実際のところ、このロジックを上手く使っているところが「矯正歯科」というキーワードで上位表示されている。

しかし、このロジックを使わない方法でも、e-矯正歯科(http://www.e-kyousei.com)のように、上位表示できているところもある。
※HITSのロジックを全く使っていないわけではないはずである。

この辺りが??????(クエスション)のゆえん。

とは言っても、「矯正歯科」のキーワードで、現在のところ1ページ目に3件のホームページをうちの会社で入れている。
ただ、問題なのは、上手くハンドリング出来ていないこと。


ここの医院は、上位に入れる、ここの医院は、上位に入れない・・・・
ということが、しっかりハンドリング出来てこそ、「さすが!!」と言っていただけるのだが、どうしても、??????(クエスション)の嵐。


入れなきゃいけない所がどうしても入らない。

ちなみに、半年前に上位表示出来ていたノウハウが、もうそろそろ使えなくなりそう。
今のうち、「種」を蒔いておかないと、半年後か1年後には、上位表示できなくなるかも・・・・(焦)


ということで、今月末と来月はSEOのお勉強に時間を割かせていただく。


ついては、このブログの更新頻度も落ちることと思うが、何卒、お許し頂きたい!!

↓↓↓↓↓↓↓↓以下ハブとオーソリティーについての説明↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.hyperposition.com/se3blog/yahoo/yst/20050417215653.htmlのサイトを転記させて頂いた。
(*^。^*)


HITS(Hyperlink-Induced Topic Search)の疑問をリストアップ

YSTのアルゴリズム、ページの順位付けルールなどは非常に分かりにくい。
困ったことだ。
経験則からは、Google的なアプローチでは、なかなか、それらしき真理に接近することはできない。

ちなみにGoogle的アプローチとは、キーワードをどのようにページに書き込むか、どういったタグが重み付けされているか、どうやってリンクをたくさん受けるようにするか、などなどである。

Update Tim(2005-04-01)によるYSTのインデックス入れ替えによって、検索されない、順位が下落している、Yahoo! JAPANからの訪問が激減、といったWebマスターの悲鳴があちこちで聞こえている。

今一度、YSTのアルゴリズムについて整理しておくことにする。

HITS(Hyperlink-Induced Topic Search)とはHITSとは、Hyperlink-Induced Topic Searchの略、Jon Kleinbergが考案したアルゴリズムである。
キーワード検索の時に、Webページを特徴付けるハイパーリンクが重要視されているということ。

重要なページにリンクされているページは、やはり重要であるというアルゴリズムであり、PageRankと同様である。

特徴的なのは、ハブ(Hub)とオーソリティ(Authority)というコンセプト。
あるトピックについて、関連するページへ多くリンクを発しているページは情報連絡網(ハブ)として役に立つ。
また、上記のような数多くのハブページからリンクされているページは、そのトピックの情報について権威(オーソリティ)があると認められる。
そういった考え方が基本となっている。

ハブページは優良リンク集であり、オーソリティページは優良コンテンツである。

HITSアルゴリズムは、超単純化すると、ハブページ(サイト)からリンクを受ける量によってオーソリティ度が上下し、検索結果のランキングに反映するということになる。
つまり順位付けは、ハブページからのリンクの数によって決定される。

ハブとオーソリティの疑問さて、ハブ・アンド・オーソリティの理屈は上記のとおりだが、だからといって何一つ分かったわけではない。

第三のページの存在
Webページは、必ずハブかオーソリティのどちらかになるのか?
ハブでもない、オーソリティでもない、どちらでもないページはありか?
ハブの定義
どれだけリンクを発したら、ハブになるのか?
トピックにまとまりがないと、ハブにならないのか?
複数のトピックのハブになることがあるのか?
ハブとは、Yahoo! JAPANのカテゴリのような、超有名サイトだけなのか?
オーソリティの定義
どれだけリンクを受けたら、オーソリティになるのか?
同じトピックのハブからのリンクだけが、オーソリティに加算されるのか?
順位付けの要因
ハブページとオーソリティページでは、どちらがランキングで上になるのか?
ハブページ対ハブページでは、順位付けの決め手は何か?
ハブからの1つのリンクは、オーソリティページのキーワード書き込み何個分に相当するのか?
第三のページがあるとすれば、そこからのリンクは何の意味もないのか?
キーワード検索の時に、そのキーワードに関係あるリンクのみが順位に影響し、無関係なリンクは順位に貢献しないのか?
ということで、HITSとかハブ・オーソリティと言葉を並べても、YSTで、Yahoo! JAPANのページ検索で、何をすれば上位表示されるのやら…

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上抜粋終↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

2007年03月19日

医療経営(整形外科の医療経営)

先日、ある歯科医師からのご紹介で整形外科医を紹介して頂いた。
100名程度の職員がいらっしゃるとのことで、設立後約10年としては急成長と言っても過言ではない。
院長はじめ、事務長、リハビリテーション科の科長とお話をする時間を頂いた。

院長のお話によると、大きくする為に、大きくなったのではなく、急性の治療からリハビリまでをひとつの場所で行うこと(トータル医療とでもいうのだろうか?)が、患者にとって有益であると考えたから、大きくなっている旨の説明を伺った。

もうひとつ印象的だったことは、診療報酬の利益率の低さ。
1名あたりの診療報酬が約3,000円。
そのうちの利益は、300円にも満たないという。


3,000円というのが、1回でなのか、全ての治療をあわせてなのか?
また、利益が粗利なのか、営業利益なのか、税引き前利益なのか?

詳しい条件は、はじめてお話を聞かせて頂く先生からは伺えなかったが、ともかく驚いた。

もちろん、医療経営は利益目的ではないとの声が聞こえてきそうであるが、突発的なトラブルに対して、また、将来の院内設備導入の為、新人の確保等の費用など、挙げればきりがないほど、利益を蓄えること(内部留保)の必要性は、医療経営においても重要なはずである。


そんなことを教えていただいたのは数日前のことで、休日をはさんで少し記憶が薄くなりつつあったが、今日、ある記事を読んでいたら、そのことを思い出した。
(1週間以上経った新聞を読む私もどうかと思うが・・・・)

ある記事とは、以前、朝の情報番組で有名だった、「ウイッキーさんの英会話?」のエー・ウイッキーさんについての記事。(2007年3月11日 日経)
彼は、2004年のスリランカで発生した津波で、親を亡くした子供のために保育園を4つ作ったそうである。
はじめは、建物だけのつもりだったが、出来上がると先生の給料代とか、子供の食事代とか、次々と請求が来るらしい。
しかし彼は、それが生きがいになっているのか、支払うことをライフワークとしてがんばっているという記事である。


前述のリハビリテーション科の科長が院内を案内してくださった時に、「玉木さん、私達、理学診療士が30分施術して1800円なんですよ。30分で終わることはなかなか無いから、それ以上やることもある。足つぼマッサージより安いんですから・・・」とおっしゃっていた。

そして、こうも。
「これじゃー、長続きしないですよね・・・・」

本当にその通りである。
ボランティアだけでは、長くは続かない。


長く、そして、質の高い治療を続けて行く為にこそ、質の高い経営(マネージメント)が必要とされるのではなかろうか?


2007年03月10日

経営戦略、戦術の確認(スタッフからのクレーム)

今週は精神的に、色々大変な週であった。

・改正医療法について・・・(ガイドライン解読に頭を使って、グロッキー(ー_ー)!!)
・お客様との契約が3本・・・(これは、嬉しい仕事でもあるが(*^。^*))
・スタッフへの指導・・・(きついことをスタッフに言わなければならないので、こちらも辛い(ーー;))

特に、昨晩のミーティング(通称金曜日のミーティング)では、経営戦略と戦術に対するクレームもスタッフから出た。
深夜1:00までの話し合いのなか、多少、朦朧とする状況の中で出てきた意見なので、腹蔵ないものであろう。


実際、今出ている各スタッフからのクレームについてまとめてみた。

1.費用対効果をしっかりと表し、管理することをしたい。
2.プロジェクトスケジュールに遅延がないようにしたい。
3.指示系統がばらばらで、どの指示を聞いてよいかわからない。
4.一人の人間が過度なプロジェクトを掛け持ちすぎているのではないか?
5.金融関連のポータルサイトに進出するのは、戦略的に誤りであったのではないか?
6.e-矯正歯科以外に、口コミ歯科・歯医者や外科矯正歯科、e-矯正歯科PLUS、また、近日オープン予定の医科サイトをオープンするのは、戦略的、戦術的に誤りであったのではないか?
7.ポータルサイト運営の他、SEO対策、ミニHP、予約システムなど、多数のサービスを乱発したことは、戦略、戦術的に誤りではないか?
8.Web製作の受注開発について、取引先に値上げ交渉をすることで、仕事が少なくなったのは間違いだったのではないか?


というクレーム(意見)が噴出した。


【1.2.3.の回答について】
1から3について、スタッフからの意見を受入れる必要性があると判断。2月1日から導入したプロジェクトマネージメント手法により、プロジェクトを管理する。このことで、1から3は改善されるものと期待する。


【4.5.6.7.の回答について】
4について、人員が足りず、掛け持ちのプロジェクトが多いことは事実。また、5.6.7.について、経営戦略上、コスト化・差別化・集中化という方法が大切なことも理解をしている。

5.の金融ポータル運営に進出してしまったことは、確かに、私の経営判断ミスである可能性が高い。
特に、コスト化・差別化・集中化、そして、わが社の理念「医療の質の向上に貢献する」という観点からは、明らかに、経営判断ミスである。
進出した理由は、「金融」という競争の激しい分野において、他社と競っておくことは、わが社の理念を実現する上で、戦術上必要であると判断したから。具体的にはSEOやSEM等で、「金融」の世界で戦っておけば、それらのノウハウが医療ポータルサイト運営で利用できると考えたから。

最終的に、判断ミスであったか否かについては、6月を目処に判断し、金融の世界で得たノウハウが、全く役に立っていなければ、私の経営判断ミスと認めざるを得ないと考える。

6.7.の複数の医療サイトを立ち上げること、多数のサービスを乱発することについて、会社がターゲットにしているのは、
矯正歯科マーケット「単科標榜約1000件、複数標榜約1.3万件)
一般歯科マーケット「約6万件」
だけではない。

医科マーケット「病院、診療所合わせて14万件」
もターゲットにしている。

つまり、歯科マーケットと医科マーケットの合計約20万件を対象としている為、現在のサービス数は必要と考えている。


ただし、4.の一人の人間が過度なプロジェクトを掛け持っている件については、それぞれが、ポータルサイトの担当、ないし、営業、製作(企画)、開発の役割をしっかりと定め、プロジェクトマネージメント手法を活用しながら、プロジェクトを負荷無く遂行できるようする必要性があると考えている。
(※その為には、他人資本の導入も検討している。)


【8.の回答について】
まず、取引先のお客様が、受注開発の仕事を発注頂けなくなった理由を考えてみることが肝要。
発注を頂けなくなった理由は、昨年末(2006年11月頃)に発注サイドに、ホームページ制作費の値上げ交渉をしたことからでは無いか?
発注サイドとしては、出来る限りの予算を取って、発注していて下さったのではないか?
それなのに、こちらがサービス付加をせずに、単に値上げ交渉をしたことが、発注頂けなくなった原因ではないか?

確たる理由は定かでは無いが、要因として挙げられることは間違いない。

もちろん、全ての責任は、マネージャーとしての私にあるが、各スタッフは、この点について充分考える必要がある。
基本的に商取引とは、お互いに利益が出ることではじめて成り立つ。

相手の利益を上げていない、つまり、付加価値を与えていないのに、値上げ交渉をするというのは、相手の立場にたって考えてみれば、仕事を出したくない!!と思うことは、当然のことである。


では、どうしたら、値上げ交渉が出来るか?


それは、相手に充分な利益を与えることで、はじめて、自分の利益も要求することが出来る。
それが、商取引(ビジネス)なのである。

「与えよ、さらば与えられん」とは、キリストの言葉(ちなみに、私は仏教。それも・・・南無阿弥陀仏だったっけ?おひがし・・・とは聞いているが(*^。^*))だが、利益とはお金だけではなく、「ご縁」とかそんなものも利益に準ずるのではないか?

ともかく、全ての責任は、私にあるので、このような意見をスタッフからもらえることは、素直に心から嬉しく思う。(精神的に弱っている時は、ありがたい顔で聞けないかもしれないが・・・(*^。^*))
皆さんの会社であるからして、どんどん、クレームや意見は聞かせて欲しい。

私は、みんなの意見を聞いて、経営・運営をするのが「私の仕事」であるからして。

以上が、私からのスタッフに対する現在の回答である。

2007年03月08日

医療広告ガイドライン(速報)

少し早めに出社したところ、
日本歯科新聞」が届いていた。

一面には、
「医療法改正 広告規制大幅に緩和 厚労省検討会 ガイドライン大筋了解」
「違反には改善措置命令も」
の見出しが・・・・。


ガイドラインが掲載されていたので、ちょっと、見てみると、
広告の定義(※「日本歯科新聞」2007年3月6日から抜粋)
①.患者の受診等を誘引する意図があること(誘因性)
②.医業若しくは歯科医業を提供する者の氏名若しくは名称又は病院若しくは診療所の名称が特定可能であること(特定性)
③.一般人が認知できる状態にあること(認知性)
①~③のいずれの要件も満たす場合に、広告に該当するものと判断。例えば患者による体験手記や新聞記事等は、特定の乗員等を推薦している内容であったとしても、①でいう「誘因性」の要件を満たさない。②でいう「特定性」については、複数の医療機関等を対象としている場合も含む

~中略~


■通常、医療に関する広告とは見なされないものの具体例
①学術論文、学術発表等
②新聞や雑誌等での記事
③体験談、手記等
④院内掲示、院内で配布するパンフレット等
⑤患者等からの申し出に応じて送付するパンフレットやEメール
⑥医療機関の職員募集に関する広告
⑦インターネット上のホームーページ
※バナー広告、費用負担による検索結果の上位表示は広告となり得る


↑↑「日本歯科新聞」2007年3月6日から抜粋↑↑

上記は、あくまでも一部抜粋で※「日本歯科新聞」には、2面にわたり、それも、小さい字で永延とガイドラインが記載されている。


現在、優秀なライティングスタッフが、ガイドラインを解読してくれているので、もう少し、詳細がわかり次第、このブログで報告したい。

2007年03月01日

改正医療法(2007年4月)

4月から医療法が改正される。
医療提供サイドに情報公開を義務付けるものらしい。
ホームページでの公開でもOKだそうなので、我々にとっては追い風になると思うが、何せ情報が少なく錯綜している。

体験談は駄目になって?
誇大広告は排除する方向で・・・?

東京都庁と厚労省に問い合わせているが、東京都庁と厚労省の担当者もわからない様子。

担当スタッフI氏が情報を集めてくれており、朝日新聞の切抜きを送ってくれた。
ファイルをダウンロード

kaiseiiryouhou.jpg


ともかく今ある情報であるが、骨子が発表になったら、また、アナウンスさせていただく。

↓↓↓↓↓↓↓以下朝日新聞2月19日夕刊転記↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

病院選び ネットで比較

手術数や差額ベッド代

 患者が病院や診療所を選ぶ目安となる医療機関の情報が、新年度以降、各都道府県のホームページなどで公開されるようになる。内容は、診療科目などの基本情報から病気ごとの手術件数、差額ベッド代などの費用まで幅広く、各医療機関を比べられるようになる見通しだ。医療の「質」を基準に医療機関を自ら選ぼうとする患者が増えているためで、厚生労働省が公開する項目を検討している。一方で同省は、医療機関が看板などで独自に行う広告では、禁止する広告の範囲を広げる方針だ。

都道府県HPで4月以降公開

 これまで、インターネットなどでどんな情報を公開するかは医療機関の判断に任されてきたため、
情報量や公開方法には差があった。このため4月に施行される改正医療法は、都道府県にホームページなどで「医療情報」を公開することを義務づけた。

 情報の公開対象は病院、診療所、歯科診療所、助産所で、公開内容はそれぞれ数十項目にわたる見通し。

病院の湯合、診療時間などのほか、学会などが認定する専門医の配置数、患者数、入院の平均在院日数、差額ベッド代などだ。胃がんや肺がん、心臓病など決められた疾患について、医療機関が扱った手術や検査の件数なども示す。

 死亡率や再入院率などは、重症患者を受け入れているかなどによって差ができるため、現段階では
客観的に評価できないとして公開は見送る。代わりに、その医療機関が死亡率などを分析しているか、患者にその綿果を情報提供できるかを公開対象とした。

 医療機関が誤った情報を報告した場合は、都道府県が報告内容の是正を命じることができる。
 また、厚労省は、医療機関が看板などで出す広告についても、患者への情報提供を充実させる目的で規制を緩和する。現在は[病床数」「入院設備の有無」など具体的に一定められているが、今後は医療機関の裁量の幅を広げる。

 一方で、禁止広告の範囲は広げ、現在の「虚偽」「比較」「誇大」に加えての
①公序良俗に反する内容
②客観的な事実と証明できない表現、なども規制する。
例えば、「絶対安全な手術」という文句は
医学上ありえない虚偽広告、患者の体験談は客観的な事実と証明できない表現とみなされる。
同省はガイドラインで具体例を示す方針だ。

 遅れる準備

 厚労省は、診療科目などの基本情報だけでも07年度中に全国で公開を始め、08年度中には完備したい考えだが、都道府県の準備は遅れ気味だ。
 独立行政法人・福祉医療機構の調べ(昨年12月~今年1月)では、現時点で公開内容を[未定」としている自治体が28もある。公開時期も「07年度中」としているのは21自治体で、「08年度中」は15自治体、「未定」も11自治体あった。
 公開内容は、厚労省が決めた項目に、都道府県が独自に追加できる。しかし、「独自の情報を追加する」と答えたのは7自治体だった。


病院が公開する医療情報の主な項目(厚労省案)
【基本情報】
病院名、所在地
診療科目、診療時間、ベッド数


【費用負担】
医療保険、公費負担の取り扱い
差額ベッド代
クレジットカードによる支払いの可否


【診療内容・医療サービス】
学会認定医、専門医の種類・人数
セカンドオピニオンの対応
保有する施設、設備


【医療の実績・結果】
医療安全について相談窓口を設けているか
死亡率、再入院率などの治療結果について分析しているか
治療結果の分析結果を患者に提供できるか
患者満足度調査を実施しているか
院内感染の発症率について分析しているか

2007年02月09日

アバター作成ソフト

スタッフO氏から、アバターの作成ソフトがあると教えてもらった。

似顔絵イラストメーカー
http://illustmaker.abi-station.com/


名前のごとく似顔絵のイラストが作成できるらしい。

ある歯科コンサルティングは、似顔絵のイラストを医院のマスコットとし、名刺やホームページに掲載することが重要と説いている。

是非、使ってみていただきたい。

2006年11月22日

提案書

我々は、システムであったりホームページであったり、はたまた、SEOなどという検索エンジンで上位表示させる為のテクニックを販売している。

要は、目に見えないサービスであったり、プログラムやシステムという類のものである。
既成システムであれば、ノートパソコンを持参して見て頂く事も可能であるが、うちの会社では、殆どが新規のシステムなので、形の無いものが大半である。


お客様に、我々の仕事を理解をして頂く為には、これらを「提案書」という形あるものにまとめる。


どうやったら、お客様に理解していただけるか?
どのような提案がお客様にとって最善か?
お客様のご予算と対費用効果に見合う為にはどうしたら良いか?
等など・・・


挙げればきりが無いほど考える。

実際、今日も20:00頃から提案書の作成を始めて、気がつけばAM2:00近く!!


考えに考え抜いたあげく、2本の提案をまとめた。


たぶん、他の会社ではあまり出来る提案では無いと思うのだが、その分、お客様(クライアント)に理解していただけるか不安である。
ありきたりの提案であれば、提案書もまとめやすいのだが・・・・


2006年11月01日

矯正歯科医院のホームページにおける関心ごと(Webアンケートによる)

我々の会社では、大学の研究室の協力を得て、アンケートを行ったことがある。
矯正歯科医院のホームページを対象に、視聴者の関心ごとについて聞いてみた。
(※数年前のアンケートなので、視聴者(患者)の関心ごとは、少し変ってきているかもしれない)

●(矯正歯科関連のホームページについて)ホームページで特に関心のあることはどのようなことですか?
という質問について、

1 治療費について 84 90.3%
2 先生の技術力について 83 89.2%
3 所在地(住所)について 74 79.6%
4 成人の矯正歯科治療について 68 73.1%
5 医院の特長について 62 66.7%
6 認定医、指導医の有無について 58 62.4%
7 診療時間について 55 59.1%
8 症例数について 54 58.1%
9 治療の流れについて 50 53.8%
10 先生の人柄について 49 52.7%
11 保険で出来る矯正治療 45 48.4%
11 治療方針について 45 48.4%
11 設備について 45 48.4%
14 医院の雰囲気について 44 47.3%
15 最寄り駅について 40 43.0%
16 医院の特徴 36 38.7%
17 抜歯、非抜歯の有無について 34 36.6%
18 地図について 30 32.3%
19 電話番号について 24 25.8%
20 先生の出身大学(経歴) 23 24.7%
21 子供の矯正歯科治療について 22 23.7%
22 治療の開始時期について 20 21.5%
22 リンガル(舌側矯正)について 20 21.5%
22 外科治療を伴う矯正歯科治療 20 21.5%
25 先生の年齢について 18 19.4%
25 先生の所属学会について 18 19.4%
27 電話番号について 11 11.8%
28 個室等でプライバシーが
   保たれているかどう 9 9.7%
29 口蓋裂について 1 1.1%

※アンケート調査対象者は、A医院、または、B医院のウェブサイトにアクセスした視聴者で、矯正治療を(受けようと)考えている本人、または、家族を対象に、2002年12月13日AM10:00から2003年6月30日PM6:00の200日の期間において、ウェブアンケートシステムを利用してアンケート調査を行なった。

2006年10月31日

AIDMA(アイドマ)

広告の世界には、AIDMA(アイドマ)という言葉がある。
広告を見て、ユーザーが購買行動に動く為に、広告として必要な要素の略である。

A(Attention)・・・注意を引く
I(Interest)・・・興味をもつ
D(Desire)・・・欲望を掻き立てる
M(Memory)・・・記憶させる
A(Action)・・・行動を起こさせる


Webサイトの構築・運営についても、この基本的な考えは、非常に重要である。

A(Attention)・・・注意を引く
I(Interest)・・・興味をもつ
M(Memory)・・・記憶させる
A(Action)・・・行動を起こさせる

というのは、SEOやSEMの技術を使えば、何とかなるのであるが、

特に、
D(Desire)・・・欲望を掻き立てる

の部分は、ユーザーの心を動かす為に、何よりも重要で、何よりも難しい。


矯正歯科のホームページ製作を例にたとえてみると、
複数の治療テクニックがあるとして、患者はどんなにホームページを読んだからといって、どの治療テクニックが最善なのか?ということはわからない。
(実際、歯科医師に聞いてみても、自分のテクニックが良いと思っているから、そのテクニックを推奨するわけで、どのテクニックが良いかということは、簡単にはわからない。)

正直、複数の医院のホームページを読めば読むほど、歯科医師によって言うことが違うのであるから、患者は混乱する。


そのような状況で、患者は何を基準に医院を選択するのかというと、おそらく、医院のホームページが醸し出す、「技術力」や「院長の診療に対する熱意」みたいなものである。


要は、歯科の教科書的なこともある程度書いていないと患者としては、技術力を満たしているとは感じない。しかし、あまりに、歯科の教科書にある専門的なことが羅列していると、患者は辟易してしまう。であるからして、矯正歯科のホームページを成功させる為には、ある程度教科書的なこと(エビデンス等)が書いてあって、それでいて、院長の熱いメッセージ(例えば、患者に接するときの姿勢や矯正歯科医を目指した理由等。)が必要である。


最近では、治療に関しての内容や医院についての情報はありきたりなものになってきた。

患者が来たくなるようなホームページには、欲望を掻き立てられる(Desire)ような、内容が必要なのである。

2006年10月05日

お客様からのクレーム!!

うちの会社もまだまだなのか、仕事をしているとお客様からクレームを頂くこともある。

しかし、
クレームを言われないで、お付き合い頂けなくなるより、
クレームを頂いても、(出来れば)末永くお付き合い頂けた方が良い

ことは言うまでもない。

昨日は、このことを改めて思い知らされる出来事があった。


クレームを下さったクライアントは、私がコンピュータサポートの現場に出て居た頃(約10年くらいになる)からのお客様で、約20名規模の会社(組織)である。


クレームの内容は、紹介したソフトに対し、操作方法について、うちの会社で電話サポートを無償でするべきだ!!というクレームである。
電話でのサポートは、結構な時間を費やし担当者が無償で対応をしていたが、かなりの時間を費やすことから、サポート料を月額1万頂きたいとお願いしたことから、クレームに発展した。
(このクライアントは、この件とは別にパソコンの保守にも入っていただいている。)


もう少し、クレームの詳細について説明する。
弊社ホームページ担当をしているA氏が、毎月頂いているホームページ更新費用を削減させることが、お客様にとって最善と考え、一存でコントリビュートというホームページを簡単に更新出来るソフトがある旨を紹介した。


このソフト自体は18,900円のものであるが、本来、メディカルインフォメーションパック(医院や歯科医院向けのホームページ製作パック。25,000円×60ヶ月のリース商品)に付属するもので、単体での販売は行っていない。なぜなら、修正する操作自体は簡単なものの、ホームページに簡単に修正できるようシステム(仕組み)を組み込まなければならないからである。


その為か、担当者A氏は、ホームページを簡単に修正できるソフト(コントリビュート)をお客様に紹介した。
(※決して、当社から販売したのではなく、紹介をしたのである)


担当者A氏にとってみれば、紹介しただけで、操作方法の電話サポート等は別に費用を頂くのは当然と思っていた。


しかし、このことには、プロとして瑕疵がある。


我々システム系の会社は、お客様がホームページやシステムを導入して、効果を出せるようにするのは当然のこと、お客様が将来に突き当たるであろう問題を予め予測し、回避策を考えて対応しておくことが必要となるのである。

その為には、お客様からの電話サポート依頼やセットアップ(導入の為)のコストを見積もっておかなければならない。

それが出来てはじめて、プロの仕事であり、お客様から御代を頂戴し、満足して頂けるのである。

(※手前味噌になるが、うちの会社は、小規模ながら「売りっぱなし」は無いと信じているし、もし、そのようなことがあれば、是非ともクレームを頂きたい。tamaki@tandr.jp


今回、クレームを頂いたクライアント様(特に所長)は、確かに
「予算をとって頂けない」
「ずばずば、担当者を叱る」

というようなお客様で、技術担当者としては、苦手な人間が多い。
(質の高い仕事をする為に、予算をとって頂けないのは問題であるが、ずばすば、担当者に注意を頂けるのは、本当はありがたいことなのである。)


しかし、こういうクレームを言ってくださるお客様が居らっしゃるからこそ、うちの会社は末永く仕事をさせていただけているのだ。


これらのことは、人間として、そして、技術屋として、スタッフには、肝に銘じておいてもらいたいものである。


ちなみに、この所長からは、別のパソコン保守スタッフB氏に対して、
「彼は、プロとしての仕事が出来るようになってきたね。おどおどしなくなってきたよ」
とのお褒めの言葉を頂いた。


保守スタッフB氏も、このクライアントのオフィス移転の仕事で、真夜中(AM1:00頃)まで仕事をしていて、超怒られたうちの一人である。
(たぶん、このスタッフB氏も、当時は、自分だって遅くまでやってるんだ!!と遅くまでやっていることが、クライアントのスタッフを待たせ、負担をかけていることに気づいていなかった。プロであれば、仕事を定時に仕上げることはもちろん、万が一、遅くなった場合の対応策にも気を使うべきであることは言うまでも無い。)

お客様に教えて頂きながら、「一人前になった」と言って頂けることは、スタッフは感謝をしなければならないし、自然に感謝が出来るようになって、はじめて、「一人前になった」ということなのかもしれない。

クレームを下さったこのクライアント(特に所長)には、心からお礼を申し上げたい。

2006年09月14日

矯正歯科医院における患者が通院したくなるホームページ

うちの会社は、矯正歯科医院のホームページ製作が多い。

では、どのようなホームページから患者が来るか?を考えてみる。


以前に、
1.院長の紹介
2.医院が得意とする分野
3.実際に通院している患者さんの手紙やコメント
4.院長以外のスタッフのコメント

が必要なことは述べた。

それ以外に効果的な内容は、そう、「認定医」であること

yahooやgoogleの検索エンジンで
矯正歯科 認定医
というキーワードで検索してみてもらうとわかるが、患者としては、矯正医が技術力が高いのか?それとも、低いのか?などわからない。

であるからして、何か絶対的な基準を欲しがる。

そう、それが、認定医である。

私は色々な矯正医のお話を聞いているので、認定医が絶対的なものでないことは聞いているのだが、矯正を始めようと思っている患者にとっては、そんなことわからない。

ましてや、「矯正歯科」に関する情報は氾濫しているから、患者は益々何を信じてよいかわからなくなる。
そういうときに、素人はどうなるか?
やはり、○○学会認定医!!とか、アメリカ××協会所属・・・・などなど、

こういうのに入っている先生だから、安心だ!!と思ってしまうことも多い。

これが、良いか悪いかは別として、我々の経験的に、認定医を持っている医院の方が、新患の来院数は多いのが現状である。
余談になるが、指導医をもっていれば、なお更、患者数はアップする。


では、認定医制度に否定的で取得していない先生はどうしたらよいか?

またの機会に、このことについてエントリーする。

2006年08月08日

お客様の立場にたって考えること

T&Rでは、歯科以外のWebサイトも含め月間、5本から10本位の範囲でホームページの納品をしている。
そうなると、社内の人間だけでは、仕事は回らない。

であるからして、パートナースタッフやパートナー企業と呼ぶ、いわゆる、外注の方々に仕事をお願いする。

T&Rからパートナースタッフやパートナー企業の方々に仕事をお願いする際、我々業者間取引の標準的な価格より、少し上の金額でお願いすることにしている。
その理由は、仕事のクオリティーを下げて欲しくないからである。

ちなみに、一般歯科関連のWeb構築の場合、10ページ、画像40点以内、ディレクション3回までというパッケージのWeb製作の場合は、半年間のSEOメンテナンスを含め36万でお願いしている。
SEOというのは、業者によってそれぞれのノウハウやスキルが異なる為、信頼できるパートナー企業とT&Rの持っているノウハウを合わせることは、お客様(クライアント)にとっては有益である。
(↑自社に製作スタッフがいるにもかかわらず、これだけの予算をとって製作する会社は珍しいはずである。また、お客様のデザインが決まらない場合、何度もデザインを修正したり、やり直す。そうすると、40万以上になることもしばしばなのである。)

それ以外にも、レンタルサーバーや効果的なバックリンクを張る為に、優良と思われる有料サイトにリンクを貼る。
(↑SEOで効果を上げる為には、これが大事。もはや、有料のサイトにリンクを貼らないで上位表示させることは、難しくなってきている)


そんな状況であるから、弊社の5年リースパッケージ月額26,250円×60回のサービスの契約を頂くと、消費税とリース会社の手数料を抜いて約133万(消費税を入れると約140万)がリース会社からT&Rに支払われる。
当然のことであるが、これは、全て利益となるのではなく、ここから、制作費の36万やSEO対策の為の有料サイトへのバックリンク代、レンタルサーバー料やドメイン登録費、原稿作成料等などが引かれる。

先週、弊社の営業スタッフX氏が現金で支払いをしたいというお客様と契約を頂いた。

前述の通り、T&Rがパートナーへ支払う経費も多大であることから、リースと同等のサービスの場合、お客様にはリースの金額と同等のお支払いを頂いてから、動くようなシステムになっている(※)のだが、お客様としては、全くT&Rが動いていないのにホームページの製作料を支払うことにご納得頂けず、お支払い頂けなかった。

(※どこの会社も同じであるが、リース契約の場合、リース契約時点で、
「毎月の支払い金額」×「支払い回数(5年なら60回)」-「リース会社への手数料」 がホームページ製作業者に振り込まれる)


その為、弊社営業スタッフX氏は、早く製作の段取りに取り掛かりたかった為、お客様にお振込みの催促を申し上げたところ、お叱りを受けて、私に相談があった。

私(マネージャー)としては、人間が動くには経費がかかるのであるからして、先に動くことは無理!!
と一喝してしまったのだが、営業スタッフX氏にとってみれば、そのことについて、納得が行かなかったらしい。

スタッフK氏にとってみれば、私(マネージャー)とお客様の立場に立って、さぞかし辛かったのであろう、私に稟議のメールを上げてきた。


↓↓↓内容は以下の通りである。以下メール転記↓↓↓

お疲れ様です、スタッフXです。
○○先生(クライアント名)の意見もごもっともだと私は思うのです。
もちろん、会社側からしてもドメインや□□(パートナー製作業者名)など原価がかかる事は分かるのですが。

私も、リース契約にしてもリース会社から設置確認の電話が入ったら設置されましたと何もしていないのに言わなくてはならない。
営業で来て、2回くらいしか会っていない業者にまったく何もない状態でお金を払うかというと、私だったら払わない気がします。
かといってHPが本当に完成してから払うとなるとそれも会社側に負担が大きすぎます。


何か作業が進んでいるという事を少しでも先生に実感していただける何かがあれば
不安も少しは取り除けるのでは・・と思うのです。

こんな世の中で、IT会社も詐欺じみたところも多いなかお互いが信じれない状況で何も状況が変わらないのであれば苦しいです。

先生も何もない状況でリース会社にOKを出したり、一括で払ったりしなくてはならなくて、本当に大丈夫なのかな・・・。騙されてないかな・・など頭の片隅にあると日常生活にも少しかもしれませんが、ストレスになると思うのです。

何か状況は進んでいると錯覚でもいいので先生を安心させれる何かがあれば
と思うのですが・・・。
どうでしょうか?
***********************
株式会社 ティアンドアール
営業部:スタッフK
X@tandr.co.jp
http://www.tandr.co.jp
東京都練馬区関町北4-32-33
豊和ビル4F
tel03-5927-0920
fax03-5927-0922
***********************

↑↑↑内容は以上の通りである。以上メール転記↑↑↑


メール一番下の
>何か状況は進んでいると錯覚でもいいので先生を安心させれる何かがあれば
>と思うのですが・・・。
>どうでしょうか?

お客様(先生方)に錯覚して頂いてはいけないので、ここの部分の記載については、もう少しボキャブラリーを勉強すべきところであるが、メール全体として、お客様の立場にたって、物事を考え、営業をしてくれていることが良くわかった。

わが社のスタッフであるので、自画自賛、手前味噌と言われるかもしれないが、入社して1年未満にも関わらず、最大限自分の出来る範囲で、お客様の立場に立って物事を考えてくれているスタッフX氏の態度には、頭が下がると共に、そのようなスタッフになったことを誇りに思う。

私自身、日々の忙しさや売上ノルマに気をとられ、お金を頂いてからでなければ動けないというような、ご都合主義は止めなければなるまい。そして、自省の念に駆られる。


早急に、対応策を考えよう。

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2006年07月19日

Web2.0

最近、技術関連の情報は殆ど得ていないが、新聞やねっとでよくみかけるWeb2.0について調べてみた。

Web2.0とは?
という質問に対し、
「Web2.0とは、集合知を利用するために、Webをプラットフォーム化すること。」
(引用;http://digitalmorning.net/item/1137
とこたえるのが一番楽であるが、もう少し、具体的に考えてみたい。

注)私自身もWeb2.0ということについて調べるのは、はじめてであるから、誤った情報になる危険性があることもあるので、ご承知戴きたい。

医科、歯科関連の情報提供分野で言えば、
1.みんな(医者もしくは患者)が使えるブログのようなシステム(Webをプラットフォーム化すること)で、
2.数多くの医療関係者、もしくは患者が情報を蓄積、公開してゆくことで、大規模なデータベースとなり、知識の集合体(集合知)となるような、
情報提供の道具(Webであるか、システムであるか、ブログであるか・・・)、もしくは形態を表したものがWeb2.0である。


つまり、今までのホームページは明らかにWeb1.0という旧来のものであり、今後はWeb2.0の形式に沿ったポータルサイトや情報提供サイトが、伸びてくるであろう。

これは、各医院、各個人が運営する単なるブログとは多少異なり、集合化することが大切なのである。

例えば、
医師 - JRANKビジネスブログ ランキング(http://jobranking.net/21/html/)
のようなサイトもWeb2.0に準拠しているといっても良いだろう。


しかし、Web1.0であれ、Web2.0であれ、情報が氾濫し、患者はどのような情報を信じて良いかわからない時代がもう来ている。
このような状況において、医療従事者は、正しい情報を出していけるよう、コンテンツへの配慮は充分にすべきと考える。

2006年07月14日

N地区K歯科医院Webサイト構築中

昨日は午前中、N地区K歯科医院に伺った。この院長は、私のブログを日々読んでくださっているらしく、行動パターンも読まれている。(いつもアクセスありがとうございます。

<(_ _)>)


最近では、あまり、製作時はスタッフに任せている為、クライアントのところには出向かないのであるが、営業スタッフK氏に営業同行し、
「ホームページ成功させます!!」
と言ってしまった手前、心配になり同行。

この医院は特徴があるし、私が通いたいと思っている医院でもあるので、これで患者が来なかったら我々の力不足であることは言うまでも無い。

そうなってはいけないので同行したが、やはり、現場で気が付くことは非常に多い。

例えば、医院のWebサイトを構築する際の「コンセプト」である。
概念・・・・いろいろな事柄や考えをまとめたもの

ということらしいが、非常に重要である。

これからつくる医院のサイトが、
・どのような患者層(年齢層、所得層など)に対してのサイトであるか?
・自費治療を対象にしたものなのか?保険治療を対象にしたものなのか?

そういったことを、院長としっかり相談し、コミュニケーションをとることが重要なのである。
当たり前のことだが、とても大切なことだ。

この医院のサイトデザイン(スタイリング)については、院長のOKが出来ているので、納品に持っていくことは簡単であるが、やはり、患者が来たくなるような内容にすることも大切である。

今後は、こういったことももっと詳しく、このブログで述べていく・・・・。

PS
ファミレスからのエントリーなので、電池切れ間近であることと、このファミレスは2:00に閉店らしい。
もっとすごいことは、ここは、静岡県なのである・・・・

2006年07月11日

ブログ活用法・・・

現在の主な仕事をざっと記載すると、
1.工事部の工程管理システムの企画提案書(銀行提出用・TOTO提出用)の製作
2.ホームページ製作受注のWeb広告原稿作成
※他人様にホームページ製作を勧めて、自分達がホームページで営業をしないのは、おかしい!!ということに気づき、この原稿を作成する

そのほかにも、今週は銀行さんとの打合せや工事部との会議、営業・・・・とほとんどスケジュールがうまっている。
こんな状況で、ブログを上手く使えないか?と考えていたところ、朝風呂に入っていて思いついたことが1点。

ホームページ製作受注のWeb広告原稿作成過程をブログで公開してゆけば、ブログの更新実務をこなせ、なおかつ、我々の会社が製作する医療関係のホームページについて、クオリティーの高さを先生方に知っていただけるものと思っている。
ただし、書き方を誤ったり、うちの会社がコアとするノウハウや企業秘密、方針について、書きすぎると非常に危険なことになるので、充分注意しながら、書いて行きたい。


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2006年07月10日

ある心療内科の先生から頂いたメール

医療関連のHP製作の仕事をしているが、最近、どこの医院でもホームページが成功するとはいえなくなってきた。
成功するしないの定義は難しいが、患者が来る来ないだけでいえば、ホームページをつくって、どこの医院でも患者がやってくる時代は確実に終了している。(特に歯科に関しては。)

しかし、ホームページの成功というのは、単に新患の獲得だけではない。
ある、精神科の院長から頂いたメールは下記の通りである。

↓↓↓↓↓以下メール転記(一部修正済み)↓↓↓↓↓
> 株式会社 ティーアンドアール
> 担当 玉木 様

>先日HPを見て心理学部の学生が研修を希望してきました。現在研修を行なってい>ます。
>もちろんHPの主目的は、患者さんのリクルートですが、このようにプロ予備軍に注
>
>目されることは、この上ない喜びです。
> 小生の遅筆のためにご迷惑をおかげしていますが、今後とも充実したHPを目指し
>たいと思います。

>医療法人社団○○
> ・・・・・(医院名)・・・・・
>・・・・・・(院長名)・・・・

↑↑↑↑↑以上メール転記(一部修正済み)↑↑↑↑↑↑


ホームページは、確かに、新患増員の為のツールであり、新患増員はホームページをつくる為の大きな要因ではある。
しかしながら、そこだけに重きをおいてしまうと、過剰広告になりかねない。
医療の世界において(どこの世界でもそうであるが)、過剰広告は最低である。
特に、医療は患者の人生の方向性を変えかねない。

であるから、なお更、医療に関するホームページは、メリットとデメリット、作用・副作用をしっかり記述すべきなのである。
そのことが、患者の為になり、結果として医院サイドの利益につながるからである。
(簡単な理由として、患者は、膨大なインターネット上に膨大な情報があることをしっている。しかし、デメリットや副作用に関する情報は極めて少ない。そうなると、デメリットや副作用に関する情報は、医療情報として価値ある情報とされるから、おのずとアクセス数も上がり、患者は逆に信頼感を感じる。(※信頼感を感じるか否かの客観的エビデンスは無い))


今回メールを頂いた院長のメールにあったとおり、ホームページは単なる広告だけでなく、思いもよらない効果を生み出すことがあるのだ。

今回の件は、私にとっても勉強になった。T院長、お忙しい中、メールありがとうございました。

2006年05月31日

(至急)N地区A矯正歯科様緊急SEO対策(掲載ご許可依頼含む)

今月も、あと数時間で終わりである・・・
本当に早いと思うと共に、やらねばならないことが山ほどある!!
下記のクライアントのSEO対策もその一つだ。

今日は、数日前に伺ったクライアント、N地区A矯正歯科様の構築実例を掲載する。


この医院は、2002年頃からのクライアントだ。
2005年度の来院実績として、
相談のみ・・・・4名
資料取得・・・・2名
治療開始・・・・2名
と、最近では来院実績が落ちているとのお話を頂いた。
矯正歯科契約患者数が、純粋にホームページからだけでは2名とは、確かに少ない。
弊社の最低目標集患数が、治療開始契約ベースで6名であることを考えれば、我々の努力が足りないのだと申し訳なく思う。

最近、集患数が減ってきたことには、理由がある。
1.他の医院もホームページをオープンしはじめた
2.2005年10月にYahooの検索システムがYSTに移行した(変更になった)
ことが主な理由として挙げられる。

本エントリーのクライアントも、乗降者数の少ない駅である為、都心のように来院する患者の半数がホームページから来院する・・・・というようにするのは難しいかもしれないが、10件や20件程度の来院を可能にすることは出来ると思うので、ともかく、年間で6件の治療開始が出来るような対策を考えている。

下記は、A矯正歯科医院の院長へ送ったメールである。
矯正歯科医院の院長、もしくは、ホームページ担当者の参考になるとも思うので、そのメールを下記に転記した。
少しでも、お役に立てば幸いである。

↓↓↓↓↓↓下記メール転記↓↓↓↓↓↓

A院長 御侍史
いつもお世話になっております。

【1.掲示板の返答について】
ご依頼頂きました掲示板の返答については、
弊社技術部の者が対応をさせて頂きました。
Q&A掲示板をご査証くださいませ。


【2.緊急SEO対策方針と現在の検索エンジン順位】
次に、現在のA矯正歯科様の
ホームページについて、緊急SEO対策
(HTML修正)の施策をさせて頂きました。

これは、特定のキーワードで検索エンジン
で上位表示をさせる為の手法です。

緊急SEO対策をはじめたばかりですが、
今後、特定のキーワードにより、

上位表示され==>検索数のアップ

につながると思います。


※これからバックリンクといって、A矯正
歯科様のホームページの価値を上げる
作業に入ります。おおよそ、2、3ヶ月以内で
効果は出ると思います。


尚、その効果は、
http://licom.ne.jp/php/tool/seoTool/
にて、
ログインID:・・・・
パスワード:・・・・
にて、各キーワードのレポート表示ボタン
をクリックして頂ければ、ご確認いただけます。


たぶん、院長のところへも多数の営業電話が
あるかと存じますが、上記のように、レポート
表示機能をされている業者は少ないと
聞いております。
また、登録しているキーワードは、60個程度
有ります。
全てが上位表示できるとは申し上げられませんが、
一般的に、60程度のキーワードをSEO業者に
申し込んだ場合、数十万の単位で費用が
発生いたします。

弊社と同様に、検索エンジンでの順位表示
をされているような、信用できると思える企業
http://www.seoaxis.com/keyword/key_check.html?lid=28
(参考)で、矯正歯科などで、上位表示された場合は、
月額約20万のコストがかかります。(別途チューニング
費用がかかります。)

ちなみに、ご紹介頂いたY矯正歯科様は、
Yahooで10位以内に入っています。

【3.SEO対策の為の内容追加(HTML修正)】
※ご許可のご返信を至急、お願いいたします。

次のステップとして、ホームページの内容を
充実させることです。
検索エンジンで上位表示されているからと言って、
集患出来なければ意味ありません。

A矯正歯科様のTOPページの院長コメント
については、院長から伺っているお話を
元に私がコメントをまとめました。

また、その他のコメントにつきましても、
SEO対策の為、キーワード出現率を加味して
文章を作成させていただきました。

http://○○.com/××/

ご査証頂き、早めの掲載ご許可を下さいますよう
お願い申し上げます。


【4.コンテンツ(内容)の充実<<料金表>>】
2、3年前までは、法整備が整っていない
との名目で、料金表のご掲載はしないで頂く
ようお勧め致しておりましたが、最近の
Webアンケート調査では、“料金表の掲載されて
いない医院には怖くていけない・・・”旨のアンケート
がございました。

つきまして、最近製作させて頂くホームページ
では、院長の同意が得られる場合には、
料金表のご掲載をお願いしております。

A矯正様でも、至急、ご検討を頂きたいと
存じますが、料金表の掲載は可能でございま
しょうか?


弊社クライアントの先生方にも、料金表の
掲載は、順次お願いを致しております。

患者アンケートで、金額を知りたいという
ご意見は、多数ございますゆえ、至急
ご検討いただくと共に、料金表をご提出
頂ければ幸いに存じます。
(至急、ホームページの修正をさせて頂きます。)

【5.医院の特徴について】
現在のホームページについては、SEO対策を
施しておりますが、やはり、医院のホームページに
特徴を出すことは重要です。

また、ターゲッティング(成人の矯正歯科治療を考
えている層やお子さんの矯正治療を考えている層
にポイントをあてた、コンテンツつくり)も重要となって
参ります。これらの点については、順次、メール
または、ご面会頂いてのコンテンツづくりが
必要になると思いますので、院長の方も今から
ご検討下さいますよう、お願い申し上げます。

以上、5項目について、ご査証くださいませ。

取り急ぎ、ご返信まで。

担当 玉木
tamaki@tandr.co.jp

*******************
   株式会社 ティーアンドアール
  東京都練馬区上石神井1-10-5
電話03-3928-8556
FAX 03-5927-3811
     http://www.tandr.co.jp
info@tandr.co.jp
*******************

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2006年05月26日

3秒ルールと7秒ルール

私がHPを始めて仕事で作ったのは、1996、1997年の頃である。
そのとき、プロが作るHPは、3秒ルールと7秒ルールに注意することが重要と言われていた。

この事が、10万円する歯科関連のSEO本に書いてあったので、エントリーする。

3秒ルールとは、3秒で表示されないリーチページからは、ユーザーはアクセスをやめて別のサイトに移動してしまうというルールである。

また、7秒ルールとは、表示されたページについて、ユーザーが自分に必要か否かを7秒間に判断するというものである。必要の無い、または、見づらいページなどからは、7秒間で去って行くか、サイトにとどまるかを判断するということである。


エビデンスについては、2年ほど前に調べたが、英語が苦手な私にとって、出所を探すことは出来なかった。ユーザビリティーで知られている、ヤコブニールセン(Dr. Jakob Nielsen)博士あたりのチームが検証しているのではないかと考えている。10年前くらいには、これらのルールが重要と言われていたのであるから、大したものである。

ともかく、表示に時間がかかるHPは、良くないといわれているし、経験上、そのことを痛感する実例は私自身も多々あった。

そうであれば、表示に時間がかかる、Flashなどは使用すべきでないという結論に帰着する。私も、ナローバンドの時代には、絶対にFlashは利用するべきでないとお客様に説明していたが、最近では、トップページに一部Flashを使用することを勧めている。(Flashを勧める理由は、後日エントリーしたい。)


歯科のSEOを出版するような2名の著名な方が、「Flashは自己満足に過ぎず、使用しないほうが良い」と言っている中、Flashを進める私は、やはり、先を進み過ぎているのであろうか?
Flashを使用した方が良いか否かは、数年後に結果が出る。このブログで検証できるだけ続いているだろうか?


2006年05月17日

ご紹介!!

今週(17日木曜日時点で)は、ご紹介が3件、Webからの問合せが1件、契約が1件と忙しい。

ご紹介頂いたお客様の営業は、失礼があってはいけないので、私自身が出向く。
そして、出来る限りの資料やご紹介いただいた医院に対しての調査を行って伺う為、何かと忙しくなる。

ましてや契約が入ると、お客様へ対して、マイナス要因の説明などをお客様が理解していらっしゃるか?また、お話したことに違約が無いか?など、結構気を使う。もちろん、私も人の子であるからして、マイナス要因のことについては、話をしたくない。

しかし、これらのことをしっかりご説明しないと、我々の信頼を失うばかりでなく、ご紹介くださった先生、ひいては、ご紹介くださった先生をご紹介くださった先生のお顔までつぶす事になりかねない。

だからこそ、ご紹介は非常に気をつかう。


しかしながら、やはり、ご紹介いただくのはこの上なく嬉しい。
これは、前にもエントリーしたので割愛するが、本当に嬉しいものである。


今日は、詳細をエントリーしようと思っていたが、頭が冴えないので、詳細は後日にしよう・・・・

2006年05月04日

Webサイト構築予算・・・・・30万円

ゴールデンウィーク半ば。今日良い天気である。
しかしながら、私は今日  お仕事である・・・・・
昨日中に仕事を終わらせなかった自分が一番悪いのだが、昨日の仕事を昨日中に終わらせられなかったのには理由がある。

それは、ある歯科医院のクライアント様からの要望で、予算30万円でWebサイトを構築して欲しいと、2件依頼を受けており、どうしたら効果的なWebサイトを構築できるかを悩んでいるからである。


ホームページ製作というのは、1ページ1万円が業者間での相場と言われているが、それ以下の金額で製作する業者もあるし、それ以上の金額で製作する業者も様々である。
安く出来る理由として挙げられるのは、個人でも製作出来ることが考えられる。個人が在宅で請け負って、アルバイトのように仕事を請け負う場合には安く出来るのである。
しかし、それらにはリスクがある。

実際、うちの会社でもそのような在宅スタッフを10名程度抱えているが、製作するデザイナーが、
1.スキルが不足していて満足なデザインが出来ない。
2.SEOが出来ない(SEOが出来るデザイナーは20人に1人いるかいないかではないか?)
3.SEOの指示書の意味がわからない。(わが社では、うちの会社が行うべきSEOの指示書があるが、その指示書の意味さえわからない)
4.連絡が遅い・取れなくなる
5.いなくなる
というような、リスクがある。

であるからして、我々の会社がクライアント様からお仕事を頂戴した時、こういうことがあってはいけないので、それなりの金額と仕事量を出して、継続的にパートナーの製作業者さん(個人も含む)にお願いをしている。

ここで書くべきか否かは悩んだが、うちの会社がホームページ制作業務でいくらで販売し、おおよそいくらくらいの利益を頂いているかを明らかにしてみたい。

Webディレクション(出張打合せ3回以内)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥ 75,000
HTMLプログラミング(10ページ以内・画像40点以内)・・・・・・・・・・・・・・・・・¥200,000
FLASH動画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥ 50,000
※Webディレクションとは、ホームページを製作する上での進行役の費用。HTMLプログラミングとFLASH動画は、ホームページを製作する費用。FLASH動画は省略することも可能。上記にはSEO対策費用は一切含まれていない。

以上が最低限HPを製作するための費用であるが、あくまで、それは、最低限HPを製作するための費用なのである

わが社がリースで販売するメディカルインフォメーションシステムパッケージは、これに、原稿作成補助費の15万が加算される。
原稿作成補助費とは、
・ライターが原稿を確認し、SEOが上手く行くようにページ内のキーワード出現率調整したり、時には原稿を代筆することもある。それ以外に、院内の写真撮影やロゴなどの作成まで行う。このサービスをご利用いただくことのメリットとして、直帰率を低下させ、患者が通院してみたいと思わせるような内容に仕立てることが出来る。

つまり、32万5千円。FLASH動画を抜けば27万5千円(※全て税抜き)になるのだ。

日本歯科新聞社「アポロニア21」2006.3月号の岩渕龍正著「新患が集まるホームページを作る」P104 によれば、“作成費用は30万程度で抑えるようにしましょう”とあるから、原稿作成補助費を除く、製作費用だけを見れば、決して32万5千円は高くないと思う。
(※余談だが、日本歯科新聞社「アポロニア21」2006.3月号の岩渕龍正著「新患が集まるホームページを作る」によると、
電話で売り込みをかけてくる会社
ホームページの作成がリースである
来てくれない会社
ホームページの作成費用が高額な会社
以上はNG(良くない会社という意味)であるから、“業者選びにおいて一番良いのはやはり紹介です”)と締めくくっている。


話を元に戻すが、わが社のホームページ製作料は、つまり、32万5千円。FLASH動画を抜けば27万5千円(※全て税抜き)。

実際、うちの会社が業者(個人を含む)に支払う金額は、業者のスキルにもよるが、10万から32万。
範囲があるのは、デザイナーの質による。
32万支払うのは、大体、メディカルインフォメーションシステムパッケージの値引き要請を受けなかった時。値引きをせざるを得なかったり、製作のみの場合には、制作費10万~15万円程度の業者に依頼をする。しかも、クライアントが支払う金額から業者に支払う金額の差額が丸々利益にはならない。

利益から、社内スタッフへのインセンティブが差し引かれる。出来る人間には、インセンティブも弾まなければならない。
実際、社内スタッフが月間で受け持てる案件数は、多くて3、4件。
それ以上になると、どうしても、仕事が粗くなり、クライアント様からのクレームになってしまう。

しかも、前述の話は製作費用であって、SEOの対策費用は含まないのである。

つまり、製作費用にSEO施行費、アクセスログ分析ソフト導入や保守管理費(60ヶ月)、ホームページを更新するためのシステムやパソコン、操作指導費・・・・など、全てを合わせると100万以上になる。

だからこそ、全てを業者任せで集患出来るのであるが、クライアントにはそこまで伝わらないことが多い。
実際、立上げの医院様などは、やはり、リースというのは不安であろう。


そこで、現在、SEO施行費をパッケージではなく、サービス内容をパーツにわけて販売できないかを考えている。(それらを考えているために、ゴールデンウィークも休めないのだが。(~o~))

ご予算を多くとって頂けないと、良いサービスが出来ない・・・・
言い換えれば、広告費を増やさないと患者は集まらない・・・・・
そういう考えは、医療には馴染まないし、私も個人的にはやりたくない!!

しかし、会社の運営を考えると・・・・・やはり、我々は商売に過ぎないのだろうか?

2006年04月26日

S地区Y歯科(2)

現在、ファミリーレストランで時間調整中である。そこで、メールをチェックしているとうれしいメールを歯科医院の院長から頂いた。

↓↓↓↓↓↓以下メール転送↓↓↓↓↓
お世話さまです、Sの○○です。

今日でHP経由の来院者の方が4名となりました。
(そのうち1人は『e-sika』のサイトから来たみたいです)

どうもアリガトウゴザイマス!!

原稿も頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。
↑↑↑↑↑↑↑以上メール転送↑↑↑↑↑↑↑

こういうメールを頂けると大変うれしく思うと共に、我々もやる気倍増である!!
仕事が溜まっていて何となく憂鬱であったが、一気に気が晴れた。


○○院長!!メールありがとう御座います!!


PS
ファミレスモーニングセットの目玉焼き、フライドポテト、ベーコン、そして、野菜少々と厚焼きトースト。
気が晴れたといっても食えるかなぁ・・・・・・
P1000011.JPG

2006年04月18日

成功する医院ばかりではない!!(E地区M矯正歯科)

最近は、社内でSEO施策を行っており、成功例の報告ばかり上がってくるが、1ヶ月程前に入ったE地区M矯正歯科さんの話にも触れておく必要がある。

ここは、6年以上前からお付き合いいただいているクライアントのご紹介の医院である。

技術力は高いと思われる(※私の尊敬している先生の紹介であり、他の先生方に伺っても技術力には高いとの評価。また、素人目ではあるが、症例についても仕上がりが良く、症例数もたくさんある先生である。)先生であり、我々も力を入れてWeb構築をしたが、8ヶ月経っても効果が出ないとのこと。

今までの経験上、6件以上の初診相談数がある内容にしたが、今年の3月に中断の申込みがあった。

効果を伺って、まだ、1件も患者は来院していないとのこと。

正直、一番効果が無い医院である。

6月までは、契約上掲載していただけるとのことであったが、それ以降は無料でも、契約を止めて欲しいとのご依頼。
100%我々の力が足りない医院である。

6月までどれだけの効果を出せるかわからないが、再度、SEOはじめ、バックリンク作業を技術部に依頼。
なんとか、6月までに1件の問合せでもあれば、よいのだが・・・・


お金の問題ではないが、少なくとも、聞いた月からはご料金は頂戴できない・・・・
本来であれば、ご返却しなければならないところであるが、それは、お許しいただいた。

重ねて、お金の問題ではなく、我々の技術力の至らぬところである。

ご紹介くださったクライアントの院長、そして何より、M矯正歯科の院長、効果が出せなかったことを心より申し訳なく思っています。


以降、こういうお客様が出ないように、善処したい。

S地区Y歯科

わが社の技術スタッフT氏よりY歯科院長から

>先生から2人目のWEBからの患者さんがいらっしゃったと
>云うお話を頂きました

とのこと!!

が・ん・ば・り・ま・す。


PS
技術スタッフT氏へ
ご苦労様!!そして、ありがとう。
君たちのおかげで、営業スタッフも自信と責任をもって営業できます。

2006年04月17日

S地区Nデンタルクリニック(営業1回目)

わが社のスタッフK氏に本日営業同行した。

K氏は今月で6ヶ月目。1年でプロになってもらいたいと思っている私としては、一人前になってらうために、同行すべきか否かをいつも悩む。いつも同行していては、K氏の為にならないが、行かなければ決済が出来ないこともある。
K氏は、言われたことについては、90%以上を着実に行う。
だからこそ、最初に受注した心療内科については、ホームページからの集患が月間25件にも上るサイトに仕上がった。これは、確実に営業スタッフK氏はじめ、このサイトに関わった技術スタッフK氏、I氏、Y氏の実力である

営業は仕事を取るだけでなく、最終的にクライアント満足度を高くするべく、効果的なWebサイト構築を行う責任をもつ。

やりがいがある反面、まだ、そのような責任をK氏一人に負わせることに抵抗がある。
また、臨機応変さが必要な場合もあり、営業で仕事を頂くという観点から、不安が残ることも事実である。

今日伺ったNデンタルクリニックの話に戻すが、結構若そうな先生ながら、ステントやオセトソニックを導入していらっしゃるとのこと。
ステントを歯科医院で導入している医院は少ないらしい。

ホームページについては、半年前にドメインを取得し、本格的に運営を始めたが、現在のところ全くといって良いほどホームページからの効果(集患)は無いらしい。

デザインについては、非常に洗練されて、すばらしいのにである。

製作した業者は、Nデンタルクリニックの印刷物を全般的に受けているらしく、また、院長の知り合いであるとのこと。SEOについても、対策をしてあると言われたらしいが、
meta name="keywords"とmeta name="description"
の記載程度しかなく、

タイトルについても、“Nデンタルクリニック”としか書かれていない。

サイトの評価指標は、
・Alexaの順位についても、220万台の順位。
・Yahooのバックリンク数は5件
・あまり、指標として役に立たなくなってきているというgoogleのバックリンク数は0件
・Yahooのページランクは1
・googleのページランクは2
・Yahooのディレクトリ登録はなされていない
以上の条件である。
※検索エンジンの順位については、以上の条件であることから、500位圏外であることは間違いないため、調べていない

また、ネット上の投稿状況を確認したが、S地区Nデンタルクリニックのマイナスの意見は見つからなかった。

こういう状況で、1件も来院が無いのは、Webの製作業者が悪いといっても過言ではない。
実際、院長がSEOなどの施策は必要とせず、ホームページだけを製作すればよいとの指示であれば、この業者は免責されるであろう。

営業現場でのやり取りに話をもどす。

わが社のスタッフK氏は院長にSEOについての説明をしてくれていたが、途中で私が話を遮った。

そして、院長にに、
“毎月2万5千円を騙されてみませんか?”
と突拍子もないことを話してみた。

また、“ある歯科コンサルティングの資料やここにある本<<倒れる歯科医院(堀尾芳裕著)>>には、リースは十分注意をして組むようにありますが、大丈夫ですか?”とも・・・・

そんな私の言葉に院長は、すこし、びっくりされたような顔をされて、
“うん・・・、2万円にならない?”との回答

私は、2万では十分な効果が出せないと考え、
“無理です”との返答。
そして、十分な効果を出すべく、再度、提案をし直させてもらうようお願いした。

院長は、少し笑みを浮かべながら、“わかった、出来たら連絡をください”とおっしゃってくださった。

月2.5万円というのには、理由があった。
月2.5万円×60ヶ月=150万
以前にもブログに書いたが、うちの会社に支払われるのは、約130万円強である
この売上の内訳は、
<<提案>>
・現在のHP修正(10ページ以内)==>20万
・現在のHPにSEO対策(6ヶ月間の管理費含む)==>30万
・ビジネスブログの立上げ(MTタイプ)==>50万
 ・ライター+写真撮影+ディレクション含む
・ビジネスブログのSEO対策(6ヶ月間の管理費含む)==>30万
※この中には、XlistingやYahooのビジネスエクスプレス代も含まれる
という内訳である。以上で130万である。
それ以外に、6ヶ月以降、成功して院長が支払っても良いと思えば、月額5万円をSEOの管理費として頂こうとも考えている。

このブログを閲覧される院長の中には、“T&Rはだいぶ儲けているなぁ”と思われる方もいらっしゃると思うが、これだけの金額を頂かなければ、チーム性でWebサイト構築は行えない。
また、万が一、うちの会社が潰れてしまっては、スタッフが路頭に迷うだけでなく、うちの会社を信用してくださっているクライアントの医院様にご迷惑をかけることになる。

そして何より、それだけの効果(集患)の可能性があるのだ。

この可能性を現実のものとするべく、是非とも受注したいものである。

2006年04月14日

I地区メンタルクリニックIのWebサイト(成功例)

時間がだんだん無くなって来たのだが、一昨日伺ったメンタルクリニックの成功例をエントリーする。

当日は院長のお話を伺い、この成功例を是非ともブログに書かなければ!!とテンションが上がっていたが、エントリーする時間がとれず、今日書くことにした。
さすがに、一日空いているのでクールダウンして、客観的にこの成功例を分析できると思う。

このサイトが成功したと考えられるファクターについて考えてみたい
1.Webのデザイン性が洗練されている。
(※手前味噌になるが、わが社のTOPデザイナーがデザインしたもので、スタイリングはじめ、ユーザビリティーにも優れている)
2.SEOに十分な予算をとった
(※スポンサー広告以外でSEOで効果的なサイトにバックリンクを依頼した。有料、無料を含めてである。このバックリングの数というのが、SEOでは大切であるが、有料でリンクを貼ってくれるサイトがどこでも良いというのではなく、対費用効果のあるサイトにリンク依頼することが大切である。)
3.KEI(keyword Effectiveness Index)という指標が高いジャンルの医院であった。
(※KEIについての説明は、http://www.mebuki.com/archives/2006/04/keikeyword_effectiveness_index.htmlを参照のこと)
(※以下はブログに書いたはずのコメントが記載されておらず、2006/04/18に追記)

ということが、主なファクターとして挙げられる。

歯科とは違って、メンタルクリニック系のサイトは、KEI値やスポンサー広告の1クリック単価が低い。
つまり、効果が十分得られるということである。

ちなみに、この医院は、月間平均で25件の新患がいらっしゃっているとのこと。
院長はホームページの効果に驚いておられた。

また、この医院は年間でタウンページに300万程度をかけていらっしゃるとのこと。
まだまだ、秘策があるので・・・・とご提案したが、これ以上患者が増えても困るとのこと。
デイケアセンターの方はまだ余裕があるらしいので、こちらが成功するような方策を検討中

予算的には、月間10万円前後とのこと。
十分な効果が出る方策を考えたい。

尚、このサイトの担当は、営業スタッフK氏、技術スタッフK氏、I氏、Y氏である。
院長はネットにあまり、ご興味が無かったようであるが、私のブログも見てくださるということ。
ホームページやメールを駆使されるようになったことも、わが社の功績ではなかろうか?(自画自賛・・・)

K地区M歯科医院(ヒアリング)

今日は、時間に余裕があるので、Webサイト構築実例をもう1件エントリーする。

このお客様は、Oスタッフが歯科ネット(4ka.net)の医院調査で伺った際に、ホームページのことについてお問合せを受け、玉木が以前に営業に行った医院である。

わが社は最大限の効果を出す為、最初に十分な予算をとって頂く。そして、その十分な予算の中でSEOや製作を外注する(最近は自社で行うことが多い)。当然のごとく、センスの良いデザイナーは外注費金額が高いし、SEOも難しいキーワードの場合には、高くなる。
そういう分業制をとることにより、専門性が生まれ、Webサイトの成功する確率が高くなるのであるが、十分な予算を取って頂くためには、リースを利用して頂かなければならないお客様も多いのである。

しかし、ここのM歯科医院様は、オープンしたばかりで、コンサルティングを兼務する税理士さんが、絶対にリースは利用してはいけないとのこと。

その為、まずは、HP製作のご依頼を頂き、順次SEOサービス等を拡大してゆく方針となった。

先月、営業に伺った際には、歯科タ○ンの営業の方も提案に入っており、うちでご依頼いただくか、歯科タ○ンに頼むか悩んでおられた。ちなみに、歯科タ○ンさんは、制作業務をメインにしておらず、また、製作をするときもリース以外に取り扱わないことから、歯科タ○ンの営業の方が、個人的にWeb製作業者を紹介するとのお話であったそうだが、連絡が無く、T&Rに決定して頂いた。

そこで、本日伺って、ヒアリングをさせて頂く予定であったが、院長(女性)のお子様が熱を出されたとのことで、急遽、電話によるヒアリングとなった。

色々、お話を伺うにつれ、この医院のメインターゲットがお子様であることがわかった。
先月営業で伺った際には、まだ、弊社で製作をご依頼いただけるかもわからなかったことから、込み入ったお話には立ち入らなかったが、保険治療が9割以上で、保険外治療については、現在の医院の患者ターゲット層からは難しそう。
そして、立上げ1年未満であることから、無理に保険外治療などの患者を取り入れようとするのではなく、現在のターゲットの患者を増やすことをお勧めした。

院長もこの意見にご賛同くださった。
予算的な問題があり、わが社のライターをつけることは出来ないので、私の方で医院の特徴をまとめ、執筆していただきたい原稿をお願いした。

来週に原稿を送っていただけるとのことから、それらの資料をもとに、製作スタッフ、SEOチューニングスタッフ、ディレクター、営業の4者で会議を行い、内容をつめてゆきたい。


この医院のWebサイトが成功する可能性であるが、正直、予算的には厳しいが、院長からは、今は医院が厳しいので予算的を多くはとれないが、Webが成功したら、十分な予算をとっていただける旨のお話をいただいた。

院長の明るさと、院長が女性であるメリット(子供が怖がらなさそうな方であるゆえに)、そして、院長が自分でブログや原稿をまとめてくださる!!という意気込みを考えると、成功する可能性は大きい。

我々スタッフもがんばりますので、よろしくお願いします。

ハウスクリーニングのWebサイト(ヒアリング営業)

昨日は、ハウスクリーニングを経営しているクライアントのTさんが来社された。
この方は、私がパソコンのサポートスタッフをやっていた頃のお客様で、20世紀(1999年)からの大切なお客様である。
3、4年お会いしていなくても、私を思い出して、声をかけてくださるのはとてもうれしい。

お客様の要望としては、ハウスクリーニングのWebサイトをもち、そのサイトで集客をしたいとのことでる。

ハウスクリーニングの2月検索数は、47618件なので、十分効果はありそう。また、上位表示されている業者もSEO対策はしていなさそうなので、単一キーワードでも上位表示の可能性も大。

KEI指標やワンクリック単価に対する検索数割合の指標、ALEXAの順位や関連業種のアクセスログデータをもとに、キーワードの打合せや近隣の業者がどのようなことをやっているかをチェックしながらヒアリングとご提案。

1件あたりの顧客単価は、1.5万円くらいだとのこと。
ハウスクリーニングで上位表示(20位以内)に表示されれば、地域性を考えても月5、6件はいけそう。歯科の世界と違い、単一のキーワードでもコストを下げて上位表示できそうであるから、十分効果は見込める。(あくまで、主観的推測である)

大体、
・Web構築に30万
・SEOに約60万(6ヶ月分のチューニング・管理費+Yahooなどの検索エンジン登録費実費含む)

予算的に無理でなければ、
・スポンサー広告に30万(6ヶ月間の管理費含む)

をご提案。

是非とも前向きにご検討いただきたい。

2006年04月10日

HP経由での初診1号(S地区Y歯科)

<<以下 ある歯科医院の院長からのメール>>

----- Original Message -----
From: "○○歯科"
To:
Sent: Friday, April 0○, 2006 ○:○ PM
Subject: Re: ○○○○○○
※メールをコピー&ペーストしましたが、医院を特定できないように、伏字にしてあります

お世話さまです、○○です。

HP経由での初診の方、第1号出ました!

アリガトウございます!!

続きを読む "HP経由での初診1号(S地区Y歯科)" »

2006年04月09日

犬訓練士のWebサイト(営業)

本日、日曜日ではあるが、犬の訓練をするホームページを製作したいとのご要望で、石神井公園駅にある喫茶店でヒアリングをさせて頂いた。お客様の実家が石神井公園で近いことから、喫茶店でのヒアリングの運びとなったのである。

はじめてお会いする方なので、私もやや緊張気味。

10:00のお約束だったので、9:50にはお店に入り店内を見回したが、待ち合わせをしているようなお客さんは居ない。入り口近くの席で、パソコンを起動して待機

10:00ジャストにお客様が現れる。はじめてお会いするにも関わらず、すぐに、お客様であるとわかる。
このブログは、お客様にも有益な情報を提供する目的で開設している為、風貌云々を言うことは危険であるが、率直に申し上げれば、格幅の良い感じの少々怖そうな方である。
まー確かに、怖そうでなければ犬にもなめられてしまうので、こういう方が仕事に向くかもしれない。(犬としても怖いのではないか・・・などと考えると、そのことばかりが脳内を駆け巡り、集中できず)

10:10ころから気を引き締め、ヒアリング開始
1.犬系の某雑誌に1回¥63,000で広告を掲載すると、効果として、電話が5本から10本鳴り、そのうち2件から4件は契約になるとのこと。ただし、この雑誌がなくなり、今までの仕事量を確保する為にWebサイト開設を考えている
2.チラシは6000枚ほどまいて、年間で15件程度の新規契約
3.来月から電車の広告をはじめるらしいが、効果は未定
4.1ヶ月間5万円の訓練料(週3回で1回40分程度)
5.1件契約になると3ヶ月間~6ヶ月間契約する方が多い
6.JKC認定http://www.jkc.or.jp/の訓練士資格を持っている
7.出張範囲は東京都内、及び東京周辺
8.Webサイトに対する要望
  ・動画(FLASH)はいらない
  ・Webサイトは訓練士がやさしそうなイメージに仕上げたい
  ・写真を多用したい
  ・訓練が上手そうであるイメージ(プロ的である)
  ・集客出来るように
9.お客様はインターネットをしていない
10.自分での更新は現状ではご無理

このようなことを伺って、大体、11:00ころ。
その他の情報として、
・やはり、バカ犬はバカでなかなか覚えない犬もいるとのこと。(自分の家のバカ犬(チビ太)のことを聞いたつもりだが、頼んでもダメなこともあるようなことを聞いて、少々ブルー名気持ち。まーバカ犬でも可愛いものは可愛い。ある意味、飼い主に似るとも言うので、妙に納得)
・訓練士にも技術の低い高いがあるとのこと
・高級住宅(白金や田園調布)では、月10万円というところもあるらしい。お客様いわく、自分より低い技術でこんな高額をとって何考えているんだ?と思うこともあるそうだ。
・あまり、安くしすぎると技術力が低いと思われてしまうので、値下げもしづらいとのこと。


10:45ころからキーワード選定と競合他社の確認に入る
歯科であれば、ある程度、こちらからお勧めしたいキーワードもあるが、私が知っている世界ではないので、お客様にキーワードを羅列していただき、キーワード数が多く、ビジネスが成功しそうな検索数のあるキーワードをご提案した。

<<キーワード>>  <<検索数>>
犬+訓練       5,540件
犬+訓練+士    2,230件
ドッグ+トレーナー   1,025件

以上のキーワードをご提案。お客様も気に入って下さり、ご発注の際は、これらのキーワードのうち1キーワードで上位表示させるようにする。


ホームページが成功するしないは、まず、クライアントの商品、もしくは、サービスが売れるものでなければ売れるはずが無い。売れるものであれば、Webでの効果はあると考えてよいであろう。

色々なお話を伺って、大体12:00
ノートパソコンの電池も切れてしまったので、そろそろ終了

是非とも、成功させてクライアントに満足してもらいたいものである


ちなみに、今日は明太子スパゲティーとのこと。ビールを片手に明太子スパゲティーを・・・・そんなことを考えプレゼン終了。