幸せの法則
私はレム睡眠時に、結構頭が回る。
今日は土曜日でオフなので、寝起きレム睡眠時に、リラックスした状態で、色々と会社のことを考える。
特に、こういう時のアイデアはHITすることが多いし、計数管理の考えの際には、的を得た数値管理をすることが出来る。
今日も寝起き一番、犬の散歩をさせ、ノンレム睡眠時に考えたことをまとめながら、近くのファミレスに直行した。
一杯のコーヒーを飲むと頭はフル回転し始め、1、2時間は仕事に集中できる。
「さーて、一杯のコーヒーを飲みながら、仕事に集中しよう!」としていたところ、さすがに地元。
正面の席には娘の同級生と思われる家族が居たり、隣の席には母親と娘の2人が食事をしている。
ふと耳を澄ましてみると、母親と娘の会話が聞こえてくる。
「お母さん、平日だと見に行けないから・・・・。」
「目が見えなくも、おばあちゃんが居ればいいでしょ・・・?」
たぶん、私の娘が通う小学校の生徒で、運動会の話をしているのであろう。
一般的に運動会は秋が多いが、娘の小学校は校舎の建て替えがあり、今年は運動会が春に行われる
その日が月末の日曜日。
ただ、その日に雨が降れば、翌々日に順延される。
この母子は、順延された日に運動会が開催された場合、お母さんが出られない・・・・というような話をしている様子。
娘は続けて、「なんで来れないの・・・?」と母親にきく。
母親は、にこやかにほほ笑みかける。
たぶん、母子家庭なのであろう。
子供は運動会に来てほしいが、仕事だから致し方ない。
私も母子家庭だったから経験があるが、こういう時は子供としてとてつもなくさみしい。
このやり取りをきいていて、自分の家族と重ね合わせてみた。
実は、私も月末の日曜日には、ドクターからセミナーのお誘いを受けていて、参加する予定だった。
ただ、子供の運動会とブッキングしていることを知って、晴れで運動会が開催されるようなら、誰かスタッフに代わってもらおうとおもっている。
そういう意味では、代わってもらえることが出来るだけ、幸せかもしれない。
ただ、今、会社としては大変な時で、スタッフ達にリストラをお願いしている以上、自分自身も追い込んでおり、決して精神面では幸せではない。
特に、経営者という立場にありながら、スタッフ達にリストラを望んだり、最悪の場合、人員削減のお願いをしなければならないのは、私自身も精神的につらい。
特に特に、そういうことをしなければならない父親をもった子供たちは、この上なく不幸なのかもしれない。
いつも思うことだが、幸せというのは、「外」にあるものではなく、「内」にあるもの。
私自身も決して自己犠牲になっているつもりもなく、幸せになりたいから、一生懸命仕事もするし、考えもする。
そしてかなうならば、縁があった人たちと、お互いに、少しでも幸せになって行きたいと思うのは、本心である。
重要なことは、決して参加出来るとか出来ないことが、不幸せなことではないということ。