無過失補償制度
2、3年前になるか、医療事故が発生した際に、どのような条件であっても支払われる保険が無いかを探したことがある。
なぜなら、矯正歯科治療はじめ、一般歯科の治療、外科治療、出産治療など、トラブルが発生した際に患者を保護する保険の必要性を感じた為である。
私事ではあるが、2、3年前という時期は、e-矯正歯科(www.e-kyousei.com)で、おすすめ医院というサービスについて、悩みに悩んでいた時期だ。
おすすめ医院とは、患者から問合せがあった際に、色々な医院があることを説明したり、近くにおすすめ出来る医院が無いか?というような質問に対し、情報を提供するというものである。
今でも続いているが、情報を提供する以上、万が一のこと、例えば医療ミス等があった場合に、問合せてくださった患者に対し、何らかのバックアップを出来ないかと考え、最初に述べた保険をさがした。
保険会社の人とも話したが、結局のところ保険の発生ポイントの設定が難しい。
具体的には、「医療ミス」といっても、ミスを医師サイドが認めなければ、保険支払のポイントが発生しない。少なくとも、医師サイドだって医療ミスということをすぐには認めないことも多いだろうし、実際に医療ミスかどうかを判断することも難しい。
そんなこんなで、そんな保険は無理かと諦めかけていたところ、「無過失補償制度」なるものがあることをネットで知った。
確か、スウェーデンやニュージーランドで、出産時に何らかのトラブルがあった場合、医師の過失如何によらず、保険金が支払われるというもの。
(※↑少し勉強が足りないので、時間のあるときにもう少し勉強しておきます。誤りがあるかもしれません
その当時は、「こういう保険(補償)が日本でもあればいいのになぁー」とたのみこむというサイトに、こういう保険を作って欲しいと投稿した。
それから、数年・・・・昨日の日経新聞に、自民党の「医療紛争処理のあり方検討会」が「無過失補償制度」の枠組みを決定したとのこと。
近い将来、審議の末、日本でも導入されるかもしれない。