« 2006年05月 | メイン | 2006年07月 »

2006年06月24日

アフィリエイト(ペイパーアクション)

最近、インターネットにおけるマーケティング手法として、アフィリエイトプログラムという手法が本格的に利用され始めた。

私の記憶が定かであれば、2000年前頃にバリューコマースという会社がアフィリエイトサービスを開始しているはずである。このことを私は、日経新聞の朝刊で、それも、自宅からどこかのクライアントに行く為、有楽町線に乗っていた時に読んだ。
何故、そのことを覚えているかというと、自社開発のアクセスログを開発する為、システムの要件を考えている時期で、アフィリエイトのようなシステムを考えていたからである。
そして、“先を越されたー”と悔しがったことを今でも鮮明に覚えている。
(それから、6年・・・・。今は、こうしたら社会の為に役立つ!!と思うことを頭の中に持っている。)


アフィリエイトに話を戻すが、アフィリエイト(affiliate)とは、「加入させる」とか、「提携させる」という意味で、自分のホームページから提携ECサイトにリンクをして、商品の購入や資料請求などの成果があった場合に報酬が支払われるしくみ(できるアフィリエイト インプレス社 引用)である。


簡単に言うと、自分のホームページやブログにバナー広告やPR広告とリンクを貼り付け、リンク先のホームページにジャンプして、そこで、資料請求や商品の購入を行った場合には、リンクを貼ってくれているホームページにお金を払うという仕組みである。


affiliate.jpg


成果が発生した時点で費用が発生する手法をペイパーアクション(PPA : Pay Per Action)とも呼ぶ。

クリックすることで、1クリック○○円という費用が発生する、ペイパークリック(PPC : Pay Per Click)方式に比べ、
資料請求や商品購入等の成果が発生した時点で費用が発生するペイパーアクション(PPA)手法は、今後もインターネットマーケティングにおいて、重要性を増すであろう。

ロングテール(ロングテイル)

今後のインターネット戦略では、ロングテール(ロングテイル)が重要と言われている。
このことについて、少し考えてみたい。


経済学、もしくは、マーケティングの世界には、パレート分析という言葉が出てくる。

イタリアの経済学者パレートの学説らしいが、一部の階層に富が偏ることを指摘したもので、統計学、または、生産工学では、ABC分析の手法で利用されるが、一般的には、「2割が8割を決す」として知られているらしい。(日経新聞 朝刊 20060623参考)


具体的には、日経新聞を引用する(以下引用)
「売上高の80%は全体の20%の商品が生みだす」
「上位20%の顧客の購入額が全体の80%を占める」
といった経済事象を指す「80対20の法則」とも呼ばれる。
小売店が品ぞろえを売れ筋に絞る根拠となった。
最近ではインターネット商取引の拡大に伴い、店舗では目にしないニッチな商品が売れる「ロングテール現象」も注目されている。
(日経新聞 朝刊 20060623引用)

数年前、実際に、わが社の売上についてもロングテール(ロングテイル)の法則を満たす部分があった。

よく考えてみれば当然のことで、商品販売を例にとって考えた場合、「売上高の80%は全体の20%の商品が生みだす」
のは、複数商品を取り扱った場合、複数商品を管理するための「販売管理費」や「在庫コスト」がかかる。
また、販売する方も、1年間に1回売れるか売れないか?のような商品についての知識は充分持たず、販売する商品も偏ってしまうのであろう。


しかし、インターネットでは、これらの管理コスト、もしくは、在庫コストを削減することが可能だ。


例えば、超マニアックで、日本全国民の1%の人しか興味を持たない商品であっても、120万人の人が購買意欲を持っている可能性があるのだ。


医療についても、あまりメジャーでない治療方法であっても、その治療法が本当に患者に役立つ治療であれば、日本全国から患者は興味を持つのであろう。

2006年06月17日

石神井公園の土屋医院について

我が家には、かかりつけの医者がいる。(うちが勝手に“かかりつけ”と思っているだけなのだが・・・)
石神井公園の開かずの踏切を越えてまで行く価値のある医院である。
私はそこの医院と先生の大ファンなので、自分のブログで宣伝することにした。
(決して仕事で関わりのある医院ではない)

はじめに断っておくが、医院はえらく“古い”!!
掃除はしてあるので、汚いというわけではないが、壁紙などはところどころ剥がれているし、床のPタイルもだいぶくたびれている。

医院の設備については、お世辞にも“良い”とは言えないが、ここの土屋先生については“最良”である。

まず、本物の医者である。
私が考える「本物の医者」の定義は?という野暮な考えは割愛するが、感性で「本物の医者」ということを感じる。

概観から・・・
医院は、築何十年・・・・という感じの医院であるが、明らかに儲かっていなさそうな感じ。

問診を受けて・・・
まず、やさしく話を聞いてくださる。
それでいて、信頼できる感じ。
決して、やさしそうにしているのではなく、にじみ出てくるようなやさしさを感じる
うっすらとした笑みがある(※決して怪しい笑みではない(ーー;))

触診を受けて・・・
神経を集中して、触診してくださる感じ
そして、患者の訴えのみを鵜呑みにするのではなく、自分の感覚で患者を触診してくださる感じ
 例)うちの子供(3歳児)には・・・
  のどはちょっと赤いですね
  確かに、少し身体が熱いですね・・・・
  (私が伝え忘れていても・・・)咳は出ませんか?胸がだいぶ「ぜいぜい」いってますね。
(※私は医者で無いので、医者からしたら当たり前だと思うかもしれないが、患者の立場からすると、このように、触れて診断をしてくれる先生は本当に少ないのである。)

どういう医者が良い医者で、本物の医者か・・・・そんなことは、患者にはわからない。
ただ、患者は、微妙なコミュニケーションからその医者がどういう医師かを判断する。

そして何より、「治る」のである。
15日に土屋医院で診てもらった息子は、17日にはもはや布団で寝ていることは出来ず、近所の子供達と戯れている。(まわりのお子さんにうつらない事を願う)


これは、息子に限ったことではなく、7歳の娘、そして妻、私。
うちの家族は、ここの医院にいくと、本当に良くなる。


石神井公園に住んでいる方で、病気で困っている方は、是非とも行って見たらどうだろうか?
しつこいが、本当にいい先生である。

googleのアルゴリズム(ページランク)

google対策についてであるが、googleの基本ロジックは線形計画法に基づき処理されている。
(少なくとも私の解釈では・・・(*^_^*))
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~baba/wais/pagerank.html

しかし、上記の説明では、モデル式での説明の為、しっくりこなかった。
(私の場合、数学の知識は高等数学レベルでストップしている。それゆえ、線形計画法のモデル式などには、弱いというか・・・・はずかしながら、出来ない・・・)


それを、具体的数値で説明しているサイトを見つけたのだ。
http://blog.su-jine.net/archives/2004/06/15_pagerank.html

このサイトは、googleの仕組みを私でもわかるレベルに噛み砕いて説明してくれている。
ある意味、これでは、我々のお飯食い上げ!!・・・・だが、わかりやすいので是非ともご覧頂きたい。

2006年06月14日

無料で医院調査をする理由

スタッフK氏は、歯科医院の調査をやっている。
この調査は、わが社が運営するポータルサイト
http://www.e-kyousei.com
http://www.4ka.net
に情報を掲載する為の調査である。

無料で調査をさせて頂いているのだが、“無料”で行うのには理由がある。
インターネットの中で医院情報を掲載している歯科情報提供サイトは多いものの、実際に、スタッフが足を使って医院の調査に行っているものは少ない。
そのため、実際にスタッフが医院に出向き調査を行った歯科情報提供サイトとしては、一番多いはずである。
インターネットでは特徴があるホームページが優位にたつことはいうまでもない。
アクセス数が増えるということは、バックリンクが増える可能性が高いことから、サイトの価値も上がりSEOもしやすくなるわけである。

そういう意味で、現在までに調査した医院をネットで公開すれば、
http://www.e-kyousei.com
http://www.4ka.net
のサイト価値が上がるというわけである。


一件、一件ホームページを作るのは難しいが、これをシステム化すべく開発を行っている。
殆ど出来上がってきており、現在はベータ版(試作版)公開の状態である。

調査した医院のデータは、システムが今月中、遅くとも来月には出来上がるので、9月までには、実際に調査に出向いた歯科情報提供サイトでは、No1になるであろう。

乞うご期待ください!!

2006年06月08日

初コメントありがとうございます!!

ブログを書き始めてはや2ヶ月・・・・
はじめて、私のブログにコメントを頂いた!!
http://www.mebuki.com/archives/2006/06/post_35.html
書いてくださったのは、歯科医師のKドクター。
私の家からも通える医院で、私の歯はここで治療して頂こうと思っている先生からである。
K先生の医院については、後日エントリーすることとして、まずは、K先生にお礼を申し上げたい。

K先生、初コメントありがとうございます!!。遅くなりましたが、この場を借りて、お礼申し上げます。
(^_^;)


とは、言っても、K先生のコメントが重かった・・・・
というより、小生のブログなどに、先生方からコメントを頂けることに
どうしたらよいか?
また、そのコメントにどうおこたえするか・・・・?

それを考えていたら、はや一週間が過ぎてしまった。
実際には、この間に“下書き”という公開しない部分に書き込みはしていたのだが、自分の頭がまとまらず、エントリー公開していなかった。


「医療はビジネスか?」
という問題について、私個人としては、
「医療はビジネスではない・・・・・」少なくともそうあって欲しいと・・・。

この件については、独断と偏見を交えながら、持論を述べてゆきたい。

2006年06月01日

医療はビジネスではないと考えている先生方へ・・・

(医療はビジネスではないと考えている先生方へ・・・)

追記になるが・・・・
集患数だ、来院数だ、契約数だ・・・・
ホームページを広告として考えると、どうしても、実績として上記の指標を頼らざるを得ない。
http://www.mebuki.com/archives/2006/05/naseo.html

自分を肯定するつもりは無いが、こういうことを考えずに、本当に患者が望む医療情報のことだけを考えて、仕事が出来たら、もっと、自分の仕事に自信が持てるのだが・・・・

(ーー;)

こういう医療をビジネスとした考えに嫌悪感を示す先生方は弊社のクライアントには大変多い。

後3.5年の間には、他社が真似の出来ない、そして、本当に患者が望む医療情報(プラスの面もマイナスの面もニュートラルな情報)提供が出来るシステムを構築する予定なので、それまでは、温かい気持ちで見守って頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

玉木