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2006年07月29日

太陽はどうして熱いの?

今、教育テレビを子供と見ている。
小学生向けの天文学教育番組をやっているのだが、

「太陽はどうして熱いの?」

という問題が出ている。
模範解答としては、当然、水素とヘリウムで爆発している・・・・云々ということが答えになるのであるが、

人間や植物を生かすため

という解答をしたら、学校の先生はどうするのであろうか?

もちろん、天文学だから・・・という理由であれば、模範解答を納得して受け入れなければならないのであろうが、
「生き物を生かすため」
という答えも、まんざら不正解ではない。

科学はlogicを追求し、客観性、妥当性をもって・・・・ということも必要だが、物事を感覚的に捉えることも重要なのではないだろうか?それが、科学の世界でないのであれば、科学と文学のように相反する(本当は相反していないのかもしれないが)物事の考え方が必要なのかもしれない。

森鴎外が、文学者であることは知っていたが、医者でもあったことを最近知った。


2006年07月27日

医師の技量で診療報酬に差

マネージャーK氏より、Yahoo!ニュースを読むようメールがあった。
リンクが消えてはいけないので、転記させて頂く事にした。

医師の世界でも、技量の質が問われる時代になりつつあるようだ。

情報社会では、評価された情報の伝播力は強いが、「医療の質」をどう評価するか?
という評価方法が確立されるまでに、20年?いや30年?はかかるだろうか?

我々のチームは、情報サービスに携わっているのであるから、ネット上の「口コミ」という評価を元に、「医療の質」にアプローチしてゆく。

医者でもない、我々が「医療の質」について、とやかく言うことは、今後、相当な圧力や反対意見もあるであろう。
しかし、実社会では、おいちゃんやおばちゃん、おにいちゃんやおねえちゃんの口コミというものが、通院動機のひとつとして挙げられている以上、ネットというバーチャルな世界でも口コミをやりとりできる仕組みがあっても良いものと考える。

もちろん、我々は営利に偏り、客観性、妥当性を欠いてはいけない・・・。


↓↓↓↓↓↓↓↓以下Yahoo!ニュース転記引用↓↓↓↓↓↓↓↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000016-mai-pol

<中医協>医師の技量で診療報酬に差 次期改定へ提案目指す

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は今月末
から、医師の技能に応じて診療報酬にランクをつける検討を始める。手
術のうまい医師の収入をアップさせる競争原理の導入で、個々の能力を
高めるのが狙い。次期診療報酬改定(08年度)への提案を目指すが、
医師側には能力評価への拒否反応が強く、どのように、どこまで差をつ
けられるかなどが課題になる。
 医療技術を診療報酬で評価するため、従来は手術件数の多い医療機関
に報酬を上乗せしていたが、「手術件数と治療成績の因果関係が不明」
として、06年度の改定でいったん廃止された。このため、中医協は3
1日「手術に係る施設基準等調査分科会」を設置し、医療機関の手術数
と成績に関するデータをそろえて検証をスタートさせる。
 これを機に、「技術をもつ医師は個人としても評価されるべきだ」と
いう考えの厚労省は、医療機関の手術数だけでなく、医師個人の手術数
と治療成績の関係も分科会で調べることにした。
 現行の診療報酬は、医師の技量にかかわらず一律で、これが能力向上
を妨げているほか、腕のいい医師に謝礼を払う慣行がなくならず、医療
費の不透明さを招いている、との指摘がある。
 同省は、初・再診料や手術料に医師の技術次第で差をつけ、最高と最
低の医師では、手術料の差が2倍程度となるよう設定したい考えだ。
 しかし、評価を受ける医師側には反対論が根強くある。日本医師会は
学問的な観点からの評価は容認しているが、腕によって報酬に差をつけ
ることについては「数を稼ぐ目的での手術の乱発もおこりうる。医師に
点数までつけるのはどうか」と慎重な姿勢を崩していない。【吉田啓志】
(毎日新聞) - 7月25日8時0分更新


2006年07月26日

TOTO佐倉工場

私は高校1年の頃から3年間、現場でアルバイトをしていた。
そう、この会社に入るきっかけとなったころの出来事である。

現場ではユニットバスの施工をやるのであるが、入りたての人間が施工を出来る程、世の中甘くない!!
そう、ノウハウ、スキル、資格が無い人間が出来ることはただ一つ・・・・・・
搬入である。

ただ、ただ、風呂を運ぶ。
風呂といっても、壁や扉(確か、壁と扉で1台6枚から10枚ある)から水洗金具。カウンターや部材箱・・・・
それも、集合住宅だと3階まで手上げ(階段や足場から搬入することも・・・)。
へたすりゃ、5階まで手上げ・・・・。
それも20台とかある場合も・・・

今考えてみれば、1台で20個のパーツを往復して運ぶとして、それが20台あったら!?
なんと、400往復!!
それを下手すりゃ2人とか、3人、人手があっても4、5人でやるんだから・・・・・・・
80往復から・・・200往復!!!


そして、何より凄いのが床!!


床!!を運ぶのである。
下手をすれば、床に浴槽がついている(正確にはハーフタイプという)・・・そんな馬鹿でかい床!!を運ぶのである。

で・・・もっと、信じられないのが、それをなんと!?一人で!!
今、考えればありえない話であるが、実際にあった話だから仕方ない!!


そんな私が、始めて仕事をしてお金を頂いた仕事であるから、特に想い出に残っている。
ただ、ただ、荷物を運ぶ仕事。
高校の頃の友人も誘ってみんなでやったが、ただ、ただ、荷物を運ぶ仕事。
ちなみに、1台ならまだ良いが、1回の搬入に20台とかあるのだから、ただ、ただ、荷物を運ぶ仕事になる。


そんな運んだ荷物。
運んでいる当時は、何も考えず運んでいたが、今日は、その荷物を発送している工場を見学してきた。
それが、TOTOの佐倉工場である。

私を案内してくださったTOTOの職員に伺ったところ、佐倉工場は18年前から稼動し始めたとのこと。
そう、私が荷物を運んでいた当時は、茅ヶ崎工場から佐倉工場へ移行の時期で、茅ヶ崎工場からも佐倉工場からも荷物が来ない!!なんてこともあった。
(そう・・・私がITの仕事に移ってもよく使う言葉の一つ「手待ち」である。文字通り手が余るという意味)

その当時は、どんなところで作って・・・・
どんな人が使って・・・・
なんて、全く考えていなかったが、今は、どういうところで、どんな人がつくって、そして、どんなお客様が使ってくださっているか? 私が運んだユニットバスは未だにあるかなぁ?

なんていうことを考えることが多くなった。

ITの仕事というのは、日進月歩の技術や情報が出てきて、面白いといえば面白いが、陳腐化も激しい。
だから、自分のつくったものは、10年持たない。
でも、私が15年以上も前に施工したユニットバスは、未だに使ってくれている人は居るはずである。

現場は汚い・危険・きついの3Kと呼ばれる仕事であるが、振り返ってみると誇りに思える仕事であった。


そんなことを考えながら、工場を見学させて頂いた。
15年経ってやっと、自分の仕事に取り組む原点を振り返ることが出来た。

今日は、充実した一日であった。

追伸、案内してくださった、TOTOの職員の方々には特にお礼を申し上げたい。ありがとうございました。

「はっと!!」気づくブログの効用

このブログには、コメント(視聴者からの意見等)が入るとメールが届く仕組みがついている。
コメント投稿通知メールを開いて、「はっと!!」気づく出来事があった。

私が昨日エントリーした「追突!!」
のエントリーに対して、どなただかわからないが、コメントを頂いた。
そして、そのコメントを読んだ瞬間、
「あー、「追突!!」のエントリーはまずかったかなぁー」
という思いと
「そうだ、こういうことは一番大事なんだ!!」
という思いが錯綜した。

私の場合、IT関連については、社長や専務も詳細をわからないので、私の意見が受け入れられる。
その為、IT部門では「お山の大将」と思っているスタッフも居ると思う。
(実際、私自身お山の大将にならぬよう自戒しているが。)

そういう状況下では、私が心からスタッフのことを想って、「伝えたい」ということも「伝わらない」ことが多々ある。
特に、多忙を極めているスタッフにとっては、心が硬くなり、なおさら伝わらない。

そういう時は、私も人間なので、“もーいいやー”と投げやりになってしまうことがある。
しかし、それではいけない。

特に、こと交通事故のように、人様にご迷惑をかけることであれば、絶対に妥協をしてはいけないのだ!!

そういうことを、ブログのコメントに投稿してくださった方から教えていただいた気がする。

自分にとって嫌なことを教えてくれる・・・・
そういう道具として、ブログは役に立つのかもしれない。

追伸、コメントを下さった方は(お医者さん?か)、わからないが、貴重なご意見ありがとうございます。

2006年07月25日

追突!!

今日は、千葉へ出張の為、成田で宿泊予定。
夕方に昼食と夕食兼用の食事をロイヤルホストでとりながら仕事。

パソコンサポートの仕事がトラぶっているとのことで、どうしたものか・・・・
と考えていたところ、サポートスタッフS氏が、段取りよく取引先の営業と対応済み。

2、3年前の私なら、自分の仕事も出来ずに、あたふたと部下の仕事を手伝わなければならなかったが、今は安心して任せておける。(逆に私が入らないほうがスムーズに行くことも多くなった。)


スタッフのことをもっと詳しく、そして、最近の私も上司に認められてきたなぁー的なことを書こうか・・・・
と思っていた最中、「パキーン」と少し重低音の音が窓の道路側から聞こえてきた。

そう、Wish(トヨタ車)という車が、Cube(日産)に追突したのだ。
本当に軽い追突であるが、追突するのが視界に入るほど間近に起きた事故である。
不謹慎ではあるが、私は野次馬なので、こういうことが・・・・・。(大○きとはいえない・・・)

まーともかく、人身事故ではなさそうなので一安心だが、この事故を見て、スタッフに声を大きくして言いたい!!
「本当に車の運転は気をつけてくれ!!」と。


今日も、出張に出る際、久しぶりに声を荒たげて注意をしたが、まだ、会社におろして1ヶ月も経たない軽の新車が傷だらけになっていた。(ざっと見ただけで3箇所の傷がついていた。)
事故を起こしてしまうのは仕方ないが、ぶつけたことすら気づかないのは、運転者として失格である。

ちょっとした傷でも日ごろから気づくよう、慎重に運転しなければ、決して運転は上手くならない。
どんなに、運転が下手なやつでも、そういうところに細心の注意を払う人間は、事故を起こす確率が減る。
(下手なのことは仕方ないので、ぶつけることはあるだろう。ただ、ぶつけたことを気づかない!!というのは、絶対にあってはいけないことなのである。)


味噌も糞も一緒にするなと言われるかもしれないが、こういう気を使うことが仕事でも重要なのである。

事故は自分の人生を変えるばかりでなく、人様の人生を変えることになりかねない。
是非とも、スタッフはじめ、僭越ながら、皆様にもお気をつけ頂きたいと思う。

追伸、細心の気を使わせるには、やはり、BMWに乗らせるしかなさそうである。次に車に傷をつけて、報告が無かった場合には、ナビの無いBMWに乗ることになるので、ご注意を!!
(業務連絡になってしまった・・・。 本当に気をつけろよ!!)

2006年07月22日

「mixi疲れ」を心理学から考える

PCを立ち上げたところ、MIXIについて、面白い記事を見つけたので、下記に転記する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000069-zdn_n-sci

MIXIとはSNS(Social Networking Site)の略で、
1.コミュニティーの場で、ブログ的にコミュニケーションをとるサイト
2.紹介が無いと参加できない。
3.基本的に個人情報を登録するので、成りすましや、荒らし(掲示板などに好き勝手にあること無いことを書くような人)が少ない
というメリットがある。

私も参加しているが、あまり使っていない・・・・・というより、ほとんど使っていない。
(MIXIに参加したい先生方がいらっしゃれば、ご紹介致します。)

仕事の関係上、どういうものかを知っておく為に加入しているのだが、このMIXIでも中毒者がいるらしい。

面白い記事なのでご覧戴きたい。

↓↓↓↓↓下記引用転記↓↓↓↓↓

「mixi疲れ」を心理学から考える

 SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)「mixi」で頻繁に日記を書き、多くの「マイミク」と交流している人が、コミュニケーションに疲れ切ってmixiを突然辞めてしまう――「mixi疲れ」とでも呼ぶべきこんな“症状”が、一部のmixiユーザーに見られている。

 自ら好んでmixiに参加し、コミュニケーションしているはずなのに、辞めたいほど疲れてしまうのはなぜなのだろうか。SNSのコミュニケーション心理に詳しい野村総合研究所上席研究員の山崎秀夫さんに聞いた。

●やめられない、止まらない

 「日記を書いてから5分以上レスが付かないとそわそわします。病気かもしれません」――mixiユーザーの中村初生さんは自らを「mixi依存症」と認め、2004年のある日記にこう書いた。当時の中村さんは、ほぼ毎日日記を書き、友人からのコメントにも欠かさず返事していた。

 mixi日記は、ユーザーによっては、一度書き始めると止められなくなってしまう。日記へのコメント機能やアクセス履歴を表示する「あしあと」機能が、ユーザーに「快感」を引き起こさせるためと、山崎さんは説明する。

 自分の日記にあしあとやコメントが付くと、周囲から認められたという「認知欲求」、自分を受け入れて欲しいという「親和欲求」が満たされ、それが快感になるという。好意を持っていたり、尊敬している相手からあしあとやコメントが付くと、さらに高い快感が得られるため、快感を求めて日記を更新し続けるという“中毒”症状につながる。

 加えて「好意の返報性」も働く。人から受けた好意に対して同じだけの好意を“お返し”し、心のバランスを保とうとする作用で、mixi上では、自分のページにあしあとをつけたり、日記にコメントをつけてくれた人に対して、あしあとやコメントを返そうとする行為として現れる。これによって相手にも好意の返報性が働き、自分の日記にコメントやあしあとが付きやすくなるため、応酬がエスカレートしていく。

 つまり「コメント欲しさに日記を書く」→「コメントが付いて嬉しくなる」→「コメントをくれた人の日記にもコメントを返す」→「自分の日記へのコメントが途絶えると、コメント欲しさに新たに日記を書く」──というサイクルが際限なく続くのが“mixi日記中毒”の正体と言える。

●マイミクは「社章のようなもの」

 友人同士をリンクで結ぶ機能「マイミクシィ」(マイミク)が、この応酬をさらにヒートアップさせる。ユーザーは、別のユーザーにリンク申請して承認されると、自分の「マイミクシィ一覧」上に相手が表示される。マイミクはいわば、友人である証だ。

 山崎さんは「マイミクは、社章のようなもの」と言う。社章を付けた人は、その会社の社員であることを強く意識し、社員としてのふるまいを強化する傾向があると考えられている。A社の社章を付けた人は、より「A社の社員らしくふるまおう」と意識するといい、社会心理学で言う「役割効果」が発揮される。

 マイミクも役割効果を持っているという。マイミク登録・承認することにより、「私はこの人とマイミク(=友人)なのだから、友人らしい振る舞いをしなくては」と意識するためだ。

 mixi上では、あしあとを付けたり、日記にコメントすることが友人らしいふるまいとなる。少数のマイミクだけと付き合っている間は問題ないが、見知らぬ人や1度きりしか会ったことがない人など「にわか友達」をマイミクに加え始め、全員のページにあしあとやコメントを付ける――という作業を繰り返していると、だんだん無理が出てくる。

 見知らぬ多数のマイミクと親しく振る舞おうとする努力は、飲食店店員の笑顔のようなものという。当初は、少ない客に対して心からの笑顔を見せていた店員も、客が増えて忙しくなるにつれ、笑顔が義務化し、笑顔を作ることに疲れ、ストレスをためてしまう。関係が薄いマイミクにあしあとを付け、コメントを付けては疲れるという“mixi疲れ”の症状も同じ構造だ。

●“mixi疲れ”から抜け出すには

 mixi疲れから脱却するためにはどうすればいいのだろうか。山崎さんは、(1)mixiは土日だけしか使わない、といった自主規制ルールを決める、(2)マイミクの数を整理する、(3)会ったことがないマイミクと会う機会を作り、自分と合う人か見極める――といった解決策を提案。最終的には、ユーザーの精神的な自立が必要と説く。

 とはいえmixiは、職場や近所などリアルなコミュニティーの付き合いが希薄となった現代で、その枠を超えた“社交”を可能にし、日々のストレスをいやしてくれるツール。その意味では「国民栄誉賞もの」と山崎さんは評価する。

 mixiをコミュニケーションツールとして気持ちよく使うためには、依存からの脱却は不可欠だ。米国で9000万ユーザーを集めるSNS「MySpace」では、SNS依存についての議論が始まっているという。日本でも、真剣に考えるべき時が来ているのかもしれない。

2006年07月20日

グーグルページランク早見表

いつものことだが、SEO担当スタッフのY氏より、またまた、面白い情報を入手した。


googleのグーグルページランク早見表である。
http://www.thebest25sites.com/pagerank-jp/pagerank.html

以前、このブログでも「googleのアルゴリズム(ページランク)」
http://www.mebuki.com/archives/2006/06/googleseo.html
を紹介したが、今回紹介するgoogleのページランク早見表は、ページランク(PR)を具体的に数値化している。

面白いので、是非、ご覧頂きたい。

2006年07月19日

Web2.0

最近、技術関連の情報は殆ど得ていないが、新聞やねっとでよくみかけるWeb2.0について調べてみた。

Web2.0とは?
という質問に対し、
「Web2.0とは、集合知を利用するために、Webをプラットフォーム化すること。」
(引用;http://digitalmorning.net/item/1137
とこたえるのが一番楽であるが、もう少し、具体的に考えてみたい。

注)私自身もWeb2.0ということについて調べるのは、はじめてであるから、誤った情報になる危険性があることもあるので、ご承知戴きたい。

医科、歯科関連の情報提供分野で言えば、
1.みんな(医者もしくは患者)が使えるブログのようなシステム(Webをプラットフォーム化すること)で、
2.数多くの医療関係者、もしくは患者が情報を蓄積、公開してゆくことで、大規模なデータベースとなり、知識の集合体(集合知)となるような、
情報提供の道具(Webであるか、システムであるか、ブログであるか・・・)、もしくは形態を表したものがWeb2.0である。


つまり、今までのホームページは明らかにWeb1.0という旧来のものであり、今後はWeb2.0の形式に沿ったポータルサイトや情報提供サイトが、伸びてくるであろう。

これは、各医院、各個人が運営する単なるブログとは多少異なり、集合化することが大切なのである。

例えば、
医師 - JRANKビジネスブログ ランキング(http://jobranking.net/21/html/)
のようなサイトもWeb2.0に準拠しているといっても良いだろう。


しかし、Web1.0であれ、Web2.0であれ、情報が氾濫し、患者はどのような情報を信じて良いかわからない時代がもう来ている。
このような状況において、医療従事者は、正しい情報を出していけるよう、コンテンツへの配慮は充分にすべきと考える。

2006年07月14日

N地区K歯科医院Webサイト構築中

昨日は午前中、N地区K歯科医院に伺った。この院長は、私のブログを日々読んでくださっているらしく、行動パターンも読まれている。(いつもアクセスありがとうございます。

<(_ _)>)


最近では、あまり、製作時はスタッフに任せている為、クライアントのところには出向かないのであるが、営業スタッフK氏に営業同行し、
「ホームページ成功させます!!」
と言ってしまった手前、心配になり同行。

この医院は特徴があるし、私が通いたいと思っている医院でもあるので、これで患者が来なかったら我々の力不足であることは言うまでも無い。

そうなってはいけないので同行したが、やはり、現場で気が付くことは非常に多い。

例えば、医院のWebサイトを構築する際の「コンセプト」である。
概念・・・・いろいろな事柄や考えをまとめたもの

ということらしいが、非常に重要である。

これからつくる医院のサイトが、
・どのような患者層(年齢層、所得層など)に対してのサイトであるか?
・自費治療を対象にしたものなのか?保険治療を対象にしたものなのか?

そういったことを、院長としっかり相談し、コミュニケーションをとることが重要なのである。
当たり前のことだが、とても大切なことだ。

この医院のサイトデザイン(スタイリング)については、院長のOKが出来ているので、納品に持っていくことは簡単であるが、やはり、患者が来たくなるような内容にすることも大切である。

今後は、こういったことももっと詳しく、このブログで述べていく・・・・。

PS
ファミレスからのエントリーなので、電池切れ間近であることと、このファミレスは2:00に閉店らしい。
もっとすごいことは、ここは、静岡県なのである・・・・

2006年07月11日

ブログ活用法・・・

現在の主な仕事をざっと記載すると、
1.工事部の工程管理システムの企画提案書(銀行提出用・TOTO提出用)の製作
2.ホームページ製作受注のWeb広告原稿作成
※他人様にホームページ製作を勧めて、自分達がホームページで営業をしないのは、おかしい!!ということに気づき、この原稿を作成する

そのほかにも、今週は銀行さんとの打合せや工事部との会議、営業・・・・とほとんどスケジュールがうまっている。
こんな状況で、ブログを上手く使えないか?と考えていたところ、朝風呂に入っていて思いついたことが1点。

ホームページ製作受注のWeb広告原稿作成過程をブログで公開してゆけば、ブログの更新実務をこなせ、なおかつ、我々の会社が製作する医療関係のホームページについて、クオリティーの高さを先生方に知っていただけるものと思っている。
ただし、書き方を誤ったり、うちの会社がコアとするノウハウや企業秘密、方針について、書きすぎると非常に危険なことになるので、充分注意しながら、書いて行きたい。


手違いで11日にアップされていなかったので、14日に再アップ。
やばい・・・仕事は終わるのであろうか?

2006年07月10日

ある心療内科の先生から頂いたメール

医療関連のHP製作の仕事をしているが、最近、どこの医院でもホームページが成功するとはいえなくなってきた。
成功するしないの定義は難しいが、患者が来る来ないだけでいえば、ホームページをつくって、どこの医院でも患者がやってくる時代は確実に終了している。(特に歯科に関しては。)

しかし、ホームページの成功というのは、単に新患の獲得だけではない。
ある、精神科の院長から頂いたメールは下記の通りである。

↓↓↓↓↓以下メール転記(一部修正済み)↓↓↓↓↓
> 株式会社 ティーアンドアール
> 担当 玉木 様

>先日HPを見て心理学部の学生が研修を希望してきました。現在研修を行なってい>ます。
>もちろんHPの主目的は、患者さんのリクルートですが、このようにプロ予備軍に注
>
>目されることは、この上ない喜びです。
> 小生の遅筆のためにご迷惑をおかげしていますが、今後とも充実したHPを目指し
>たいと思います。

>医療法人社団○○
> ・・・・・(医院名)・・・・・
>・・・・・・(院長名)・・・・

↑↑↑↑↑以上メール転記(一部修正済み)↑↑↑↑↑↑


ホームページは、確かに、新患増員の為のツールであり、新患増員はホームページをつくる為の大きな要因ではある。
しかしながら、そこだけに重きをおいてしまうと、過剰広告になりかねない。
医療の世界において(どこの世界でもそうであるが)、過剰広告は最低である。
特に、医療は患者の人生の方向性を変えかねない。

であるから、なお更、医療に関するホームページは、メリットとデメリット、作用・副作用をしっかり記述すべきなのである。
そのことが、患者の為になり、結果として医院サイドの利益につながるからである。
(簡単な理由として、患者は、膨大なインターネット上に膨大な情報があることをしっている。しかし、デメリットや副作用に関する情報は極めて少ない。そうなると、デメリットや副作用に関する情報は、医療情報として価値ある情報とされるから、おのずとアクセス数も上がり、患者は逆に信頼感を感じる。(※信頼感を感じるか否かの客観的エビデンスは無い))


今回メールを頂いた院長のメールにあったとおり、ホームページは単なる広告だけでなく、思いもよらない効果を生み出すことがあるのだ。

今回の件は、私にとっても勉強になった。T院長、お忙しい中、メールありがとうございました。

2006年07月09日

googleのアルゴリズム変更点(自然リンクと人工リンクを区別)

今日は休みなので、これから子供とプールに行こうと思っていたが、遊ぶ前には仕事!!と自分に言い聞かせ、メールを開いた。
SEO担当のY氏からのメールで、「googleのアルゴリズム変更点」の件名。

↓↓↓↓↓下記、メールの転記↓↓↓↓↓
お疲れです。

先月末からgoogleのアルゴリズムに変更がありました。
人工的相互リンクは、今後、seoの重み付けはなくなります。
例として、○○矯正歯科などは、順位を落としています。

http://www.sem-r.com/19/20060619162606.html

↑↑↑↑↑上記、メールの転記↑↑↑↑↑


自分の仕事もせずに、情報の信憑性確認。
確かにY氏の指摘どおり、弊社のクライアントでインバウンドリンク(バックリンクをもらうこと)を無理(有料でバックリンクの依頼をしている矯正歯科関連のサイトやページランクの高いページにジャンルを特定せずにリンクを多発しているサイトなど)に行っている矯正歯科医院のWebサイトについては、軒並みgoogleでの順位を落としている。

反面、無理にインバウンドリンクを行っていないサイトは順位が上がっている。

このことから、Y氏の情報の信憑性は高い。

ごく当たり前のことであるが、小手先でSEO(検索エンジンで上位表示させるようにすること)は、リスキーである。
また、折角、手間隙をかけて作った医療情報としてのホームページについても、マイナス要因になる。


医師、または、歯科医師には、検索エンジンで上位表示させるさせないばかりに気をつかうのではなく、患者さんがどのような悩みをもって、どういう情報を欲しているか?
困っている患者や悩んでいる患者さんにとって、本当に有益な情報は何か?
ということを医師サイドから真摯に考え、情報提供をして頂く事が肝要であると感じる。

2006年07月08日

BMW318iS(E36)・・・・走る歓び持ち・・・

我々の会社では、3月末の決算時に日産から社用車を購入している。
この時期、ディーラーも販売数を増やしたい為、安く購入出来るからである。


しかしながら、6月、7月であっても、急に会社で車が必要になる場合もある。

3月末は、日産の方に超ご無理をお願いし、割安な車を購入できる為、その時期に購買が間に合わない場合には、中古車を購入しても良いと会社から許可が出る。

そういう時に私は、自分の好みの車をYahooオークションで探すことが出来る。
結構面倒な仕事でもあるが、車好きの私にとっては楽しい仕事である。

今回、狙いをつけたのは、BMW!!
前回は、オペルを落札したが、外車という割には「ちゃち」で、なんとなく面白みの無い車であったが、スタッフが追突し、そして、追突されたにも関わらず、軽い鞭打ちで居られたことは、さすがのドイツ車!!ということで、今回は、BMWに的を絞った。


余談になるが、BMWとの出会いは、私が幼稚園の頃である。
当時、バルコム?という(現在のBMWジャパンの前進)ディーラーが輸入していた頃で、祖父の遺品として家にやって来た。たしか、520か530という型式である。

このころ、BMWというのは珍しく、まれにすれ違うと、お互いの車同士で手を振り合っていたのを覚えている。
しかし、残念ながら、折角の車も、1年もしないうちに、家庭の事情で無くなってしまった。
落胆した私を想ってくれた母は、小学校3年生頃の時に、中古のBMWを購入してくれた。BMWの320である。

この320も中学校に上がる頃には、母が乗らなくなり、錆が出て、タイヤがパンクし、エンジンがかからなくなった。
その頃の320は、私の家出した時の寝床となり、高校に上がる頃には鉄くずといっても過言ではないほどになり、廃車の道を辿った。
この時、ディーラーからキャリーがやってきて、ウィンチで引っ張られながらキャリアに乗せられ、さびしそうに去っていった320のことを、今も鮮明に覚えている。

それから、15年・・・・・


BMWという車に興味はあったものの、サラリーマンの私には「高嶺の花」であったのだが、会社からGOサインが出たことで、再開の想いに火がついた。

Yahooオークションでは、本当に外車か?と思うほどの値段でBMWが出品されている。
こういう中古車は程度も良くないんだよなーと思いつつ、早く車が必要とスタッフからの要望も受け入れ、酔っ払いながらBMWを落札!!

E36系の318iSである。

出品者の説明では、出品者自身がBMWのエンジニアで、最初の頃から出品しているBMWを見ているとのこと。また、ショックやその他の部品も交換してあるとのことだったが、あまり期待せずに7月7日に納車して頂いた。


7月7日は、SE達のミーティングがあり、20:00から新小岩で会議だった為、納車されたばかりのBMWで行った。
いわゆるファーストインプレッションである。


新小岩までは、首都高速を利用したが混み合っていて、あまりアクセルを踏む機会が無かったが、回転数はスムーズに上がるし、ジャンクションのループコーナーでも足腰がしっかりしている。


“結構しっかりしているなー”と思いつつも目的地についてしまった。


20:00から0:20までミーティング。そこから、プログラマーのA氏を野田まで送るのに再度、首都高へ・・・


ここからが、BMW伝説の始まりである。
平井大橋料金所をのぼり、合流車線へ・・・・・
スポーツタイプの音を響かせた318iSは、スムーズに車線へ合流。
べた踏みのアクセルは、緩めることなく、右車線へレーンチェンジ。
スムーズな加速と安定した足回りは、全く怖さを感じさせること無く、スピードを上げて行く・・・・・
ふとスピードメーターに目をやると、針は真ん中を指すか指さないかの140Km・・・・・・・・
(ん!?)
いつも、スピードメーターの真ん中は、100Kmを指す私の国産車とは違い、スピード感を感じさせない。


怖さも全く感じないのである。
このことが、逆に恐怖心を煽る。

(私の場合、スピードを出そうとして、はじめてアクセルペダルを踏み込む際、身体が順応していないので、140Km以上になると手に若干の汗をかく。

しかしこの318iSは、そのことさえ忘れさせているのだ。つまり、何キロまで安心して車を走らせられるか?

という車の潜在能力(ポテンシャル)さえ感じさせない。スピードに対しての挙動(ポテンシャル)を感じてからスピードを出す私にとっては、ポテンシャルを感じさせないことは非常に恐怖なのである。)


150Kmくらいであろうか、怖くなり一度アクセルペダルから足を離す。

助手席のA氏も、「これいい車ですね・・・」と車の良さに気づいているらしい。

再度、ハンドルを左右に軽く振って車の挙動を確かめる。
スタッドレスタイヤの“ふにゃふにゃ感”以外は、車はしっかりした挙動をしている。


「これ以上は危険だ・・・」


同乗者を乗せているドライバーにとって、万が一の際、一人で何かあるのならまだしも、同乗者を巻き込んではいけないと考え、それ以上のことは、その場ではしなかった。


A氏を送り届け、再度、野田インターチェンジから三郷インターチェンジへ。
10Kmほどあるであろう道のりは、318iSにとってはあまりに短い道のり。


三郷インターから外環へ
ETCがついていない318iSは、料金所で一旦停止。
ETCレーンをスムーズに通り抜けて行く、トヨタのWish・・・・
相手にならないなと思いつつも、料金を支払いゆっくり本線へ。
後ろから乗用車がついて来る。
ふりちぎってもよいが、万が一交通機動隊だといけないので、左車線で100Km/hをキープ。
右車線を120~130Km/hで追い越そうとする車がタクシーであることを確認し、アクセル全開。
クラウンであるが、もはや敵ではない。


1800CCという小さい心臓に、身軽なボディー。
ライトウェイトレシオとでも言うのであろうか、タクシーと確認できてアクセル全開にしても、タクシーのテールランプは確認さえ出来ない。

スポーツタイプの音を響かせ、軽く加速をしてゆく。
スピードをキープしていた為か、前に車は居ない。

短い車長に対し、ホイールベースの長い318iSは、超安定性を保ちながら軽やかに加速して行く。
まるで、長いスキー板を履きながら、直下降を滑り降りて行くスキーヤーのように・・・・・


スピードメーターに目をやると、160Km/h
制限速度の2倍のスピードである。

それでも尚、加速は続く。
そして、常にレーンチェンジを繰り返しながら・・・・・


三郷インターチェンジから、外環中央まで10分か15分。
外環中央を過ぎたあたりには、スピードメーター(オービス)がある為、時速100Kmにスピードダウン。
しかし、“のろさ”は感じられない。
むしろ、100Km/hをキープする楽しさがそこにはある・・・・

オービスを超えても100Km/hで走る喜びを感じながら、荒川を越える。
残りの道のりを惜しみつつ、少し加速をする。140Km/h。
2車線から3車線のトンネルへ。
和光インターチェンジである。
後ろからは、明らかに318iSを意識した車が追尾してきているが、人(他車)のことなど気にするのも、無意味にさえ感じる。


中央レーンを大型車が走る。
追い越し車線を軽くパッシングしながら追い抜く。
そして、ハザードを1回点滅させ、再び中央レーンへ。


160Km/h以上は軽く出ているであろうか・・・・


後ろからは必死に車がついて来るが、そこには、ドライバーと318iSとの時間しかない。


外環出口で、5回ほどブレーキランプを点滅させ、140Km/h、110Km/h、80Km/h・・・・

外環出口から、新目白通りを左折。
信号にひっかかり、停車・・・・・・


そこではじめて、自分の感情と感覚にうったえている318iSの声を聞いた・・・・
「どうでしたか?」
私は、話をするのを忘れていたかのように、
「すごい!!、さすが!!、いやー本当にすごいよー」
なんと言ってよいかわからない私は、
「君は五感で走る車だね・・・」
「ありがとう・・・・」
などと、声に出して318iSと話していたのだ。

そこから、2Km・・・・
息を整えさせるように、目白通りを走り、
自宅の車庫にバックから318iSを入れた。

「ゆっくり休んで。疲れたでしょ?」
と声をかけてコックピットから降りる。

そして、全身で心地よい振動とエンジンの音を心で受け止めながら、幼い頃のことを想い出していた。


7月7日は、私にとって、いつも最高の出会いを与えてくれる。
そう、妻と最初に出会ったのも、11年前の7月7日であった。

ありがとう。

2006年07月06日

患者の気持ち(矯正歯科)

私は矯正歯科のWebサイト製作に携わることが多いが、矯正歯科治療の詳細については、素人レベルである。

そんな私の妻も、矯正歯科治療に通っている。


妻は20代半ば(現在は30代半ば)、矯正歯科治療をする為に、一般歯科医院に通っていた。
そのことが確定的原因とは言えないが、妻は顎関節症になってしまった。
(重ねて述べるが、この時治療したことが原因により、顎関節症になったか否かの因果関係を立証することは極めて難しい。また、事実としても100%の因果関係があるか否かは神様でなければわからないであろう。しかし、この時治療した歯科医師は、一般歯科医だったそうで、治療を開始する前の説明と治療を開始してからの説明には差異があったと妻は述べている)

こんな背景があって、昨年から妻は私の紹介した矯正歯科専門医院に2時間かけて通院をはじめた。
この先生を妻に紹介した理由は、
1.院長(基本的に1人の医院で、院長が全て治療を行う)が顎関節症に詳しそうだったから
(特に、顎をはじめ、骨格に関する医療知識を多く持っていると感じた、また、それに関する著書もあったから)
2.院長が大学で講師をしており、その教え子の矯正医から人柄(技術力を含め)を聞いて、好感をもっていたから
が、主な理由である。


そんな先生であるから、私は安心していたのだが、昨日、妻が一部治療に不満をもっていることを聞いた。
顎関節症を伴う矯正歯科治療について、一番信頼できると思って紹介した先生であっても、患者は不満を持つようである。

このことについては、後日ブログで述べてゆきたい。