いつもお客様のところへ伺った際、お話しをするようにしているのだが、お話しするのを忘れてしまったり、伺えないお客様などもいらっしゃることから、ブログにエントリーした。
内容は、発電機と延長ケーブルのこと。
5月18日現在、東京電力では4450万kwの供給能力があり、夏場も節電をすれば停電なしにのりきれると説明している。
しかしながら、個人的に考える限り、本日13時時点で使用料は3373万kw(75%)
まだ、クーラーやエアコンをつけなければ過ごせないというレベルでないのにこの使用量。
東京電力は、夏場の電力量ピークで5500万kwを見込んでおり、15%程の節電で乗り切れるとしている。
はたして本当なのだろうか?
原発のメルトダウンの情報の出し方などを鑑みる限り、信頼してよいか疑問が残るところである。
パソコンの保守管理を行う仕事にも携わっている立場からすれば、夏の電力不足に備え、発電機と延長ケーブルの備えをお勧めする。
発電機は中国ブランドのものから、YAMAHAやHONDAなど一流メーカーのものまであるが、パソコンを使うのであれば、多少高くともこの一流メーカーのものを使った方が間違いない。
詳細は割愛するが、安物は疑似正弦波といって、サイン波を疑似的につくる。
また、正弦波出力のものであっても安物は、歪度(サイン波のゆがみ)がひどく、ノートパソコンなどの充電であってもうまくいかないことが多い。(デスクトップであれば尚更。電圧低下で正常動作しない可能性もある)
一般的には、ホンダのEU16というタイプで1500Wまで使えるタイプがおすすめ。価格は、プレミアがついているのか、震災前まで9万くらいで売っていたものが、今では15万から20万。
ワンランク上の2500Wだとセルがついているので、女性でも使いこなせるかもしれない。
また、最近では「エネポ」といってカセットカートリッジで発電できるタイプのものも出てきているが、
900Wが最大だったような気がする。
ともかく、東電は停電をしないでのり切れると考えているようであり、私もそれを信じたいところであるが、パソコンが無いと仕事にならないクライアントにおかれましては、十分な備えをしておいていただきたいところである。
ちなみに、歯科のクライアントで、発電機を使ってタービンを回せるかとの質問を頂いたが、医療に関しては、絶対に使わない方が賢明である。
治療途中で燃料となるガソリンが無くなったり、故障したり、トラブルが考えられるからである。
あと、使用時は必ず発電機を外に置いて使用していただくこと。
そこから、延長ケーブル(工事用の物が良い)で、室内に引き込んで使用する。
もちろん、ドアが閉まらないとか、窓が閉まらないとかご不満もあると思うが、発電機を室内で使用すると、すぐ、一酸化炭素中毒で死に至る。(脅しではない)
発電機をみんなが使えば、節電にもなると思うのは私だけだろうか?