先週の休みはダウンしてしまったが、29日の土曜日は、上の娘の学芸会と真ん中の息子のサッカーの試合があり、家族サービス。
娘のことでも心配事は多数あるが、もっと心配したのは、息子のサッカー。
将来の夢はサッカー選手!
と言っているにも関わらず、「ドリブル」のことを「パス」と勘違いしている。
だから、コーチに「ドリブル!ドリブル!」と言われるとなりふり構わずボールをけりまくる。
みかたがゴールシュートを打とうとしているのに、みかたからボールをとってしまうし、
シュートをしなければならないのに、逆を向いてボールをけっている。
そんなわけだから、うちの子についてはさておき、幼稚園生でもうまい子はウマい。
ただ、どのタイミングでシュートを打つべきなのか?
というような基本的なことがわかっていないから、ゴールにシュートを本気で蹴れない。
あるお父さんがそれに気付き、相手ゴールの後ろに行って
大きな声で、「ここに蹴るんだー」
とタイミングを見計らって叫んだところ、見事にシュートが決まった。
私たちも見習って同様に・・・・
面白いもので、今までシュートを打つことすらできなかったチームがそれだけで、シュートを打てるようになる。
当然、得点も入るようになった。
結局、子供たちはゴール前でパスをうけてもどうしてよいのかわからなかったのだ。
また、別の試合の際、学生時代ずっとサッカーをやっていたお父さんに、サッカーの基本は何か尋ねたところ、そのお父さんは「パス」だと言っていた。
私は、ドリブルが基本なのかと思っていたのだが、ドリブルでは限界があるらしい。
パスはチームワークが基本となるから・・・とそのお父さんは言っていた。
これらのことをきいて、私は今の会社のことと重ね合わせていた。
今、うちの会社は、
新人=幼稚園生
がまだ多い状況。
その状況下で、重要なのはコーチング。
また、今の会社の状態は、一部のスタッフがドリブルでシュートを打っている状態。
だから、そのスタッフの疲弊が激しくなってしまう。
そうならないようにするためには、コーチングを続け、また質の高いものにし、スタッフを信頼してパスを出すことなのかもしれない。
今会社は急激に拡大しており、その歪みでクレームがあることも事実。
焦れば焦るだけ、スタンドプレーが多くなってしまうのだが、ひとつひとつ、真摯に対応してみよう・・・・。