幸せのちから
昨日は0:00前に出張から自宅に帰って来た。
帰って来て見たら、なんと!7/25に発売予定の”幸せのちから"DVDが届いているではないか・・・・。
400KM以上を車で走ってきてクタクタになっていたものの、シャワーも浴びずにDVDを再生させた。
そう、それも、一人の部屋で・・・・。
(朝方まで涙・・・。おかげで、一日頭が働かない。)
この“幸せのちから”今春に日本で上映された。
内容は(以下DVDの表紙から引用)、
「1980年代。妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。ついには、妻が出て行き、家を追い出され、預金も底をついてしまう。そんなクリスが最後に選んだ道は自分の才能を信じて、一流証券会社へ入社することだった。しかし6ヶ月無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まった。」
というのがSTORYからの引用である。
補足すれば、途中、家を追い出されホームレスとなり地下鉄のトイレで子供と一夜を過ごす。
でも、子供には察しられまいと、トイレで過ごす理由を、「恐竜から逃れるため・・・」と面白おかしく理由付けするものの、子供が寝てからはその侘びしさや悔しさからか、涙がとまらない。
結局はそんな生活を送っても、再度には正式登用され、独立して立派になるというサクセスストーリーなのであるが、実際にあった話であり、その過程を主人公の心中を察するに切ない身の詰まる内容である。
(実際、自分にも同じような経験があったので・・・・。)
この映画を見ていて、もうひとつ感じたこと。
それは、「幸せ」とは何か?
ということ。
結果としてこの映画では、サクセスストーリーでハッピーエンドになるのであるが、「無給のインターン」
を選択しない人も多いはず。
そういう人であっても、「幸せ」とは何であるか?
を真剣に考えさせる映画なのである。
最後に、苦労をすることは、必ずその人間を強く、そして、賢くさせる気がしてならない。
みんな、そのような経験をしてきているからこそ、「やさしく」も「きびしく」もなるのではないか?