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2013年03月16日

パソコンサポート

恥ずかしながら、自宅は6、7年に導入したYahooBBというADSLのままになっていた。
それで速度などに不満は無かったのだが、わけあってフレッツ光を導入した。

仕事が忙しく、11月に申込みしたが、工事の折り合いやら、自宅に入れているケーブルテレビやホームネットワークとの絡みで、やっとこさっとこ本日工事が終了したのだが、11月に申し込んだプロバイダーから送ってきていたフレッツ光の設定書類を紛失してしまっていたようで、今日から自宅でインターネットが使えない事態に。

私の場合には、仕事で使っているモバイル(ティザリング)があったので事なきを得たが、

子供たちが使うネットを介してのゲーム(WiiU)などは全滅。

チャイムを鳴らすと誰が来ているのかをメールで知らせる機能も全滅。

ケーブルテレビの録画を出先から出来る機能も全滅。

自宅にいる犬を遠隔カメラでチェックできるカメラも接続不可に。

というありさま。


ここで強く思うことは、こういうことは、プロに頼みたい。
というか、前述の準備も費やした時間(下調べを含め)は、二日や三日分の仕事と同じ労力。


それであれば、2、3万支払ってでも、プロに任せたいところだが、このように、すべてのサポートをしてくれる業者は殆どいない?


と思ったら、うちの会社でやっていた
)^o^(

営業ではないが、パソコンのサポートなどは、プロになるわけではないのだから、設定業者に任せた方が、時間の節約になるのではないか?

ちなみに、私の場合には、あまりに部屋が汚くて、スタッフを呼ぶわけにはいかなかったので、NTTのサポート業者を依頼していた。

しかーし!、11月に申し込んで居たものの工事が遅れたためか、そのサポートの業者の手配が、NTTなのか、プロバイダーなのかもわからず、一日が過ぎた。
クレームもどこに言って良いものか、わからず、また、
「出来るだけ早く調べてお電話します・・・」
と言われたものの、今時点で連絡はない。
(少なくとも今日は電話は無いだろう)


15年ほど前なら、たいていのことはわかったが、今では自分のパソコンの設定もスタッフにやってもらうまでに成り下がった私に出来ることは、サポート業者からの連絡を待つのみ。

クレームを言ってもはじまらないであろうから、プロバイダーからの情報を再送されれば、自分で設定をやってみるしかないか・・・・・


できるかどうか・・・・。

2012年01月16日

美容広告規制

とうとう、美容外科の広告規制を厚労省が決めた様子。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120116-00000370-fnn-soci

口コミ代行や医院に対しての誹謗中傷的な対処については、昨年はじめからいろいろとネタをもっていたのだが、考えるところあって、このブログでも話題にはしていなかった。
しかし、今年は「食べログ」のヤラセ問題に始まり、我々Webマーケティングの仕事の関係者にとっても、この数年はのるかそるかの正念場になりそうなのでエントリーをさせて頂いた。

実際、口コミサイトを運営している我々のところにも、相当数のヤラセと思われるコメントが少なくない。
また、弊社のクライアントがYahooの知恵袋で誹謗中傷的な被害にあった。

このことで、弊社の弁護士などを踏まえ、被害届を出すなりして、刑事事件、または、景品表示法違反などでの立件ができないかを検討している。
やらせコメントを投稿したり、業者が医院サイドとグルになって他医院の誹謗中傷をしたりすることは、不法行為となる可能性が高いとのこと。

ただ、法律特有の「判例」という前例がないことで、なかなか警察や裁判所が情報開示許可をしてくれないらしいのだが、食べログの問題発覚以降、社会的にも大きな問題になる可能性は多いにある。


このような状況において、Webの世界においても医療広告規制がかかるということであれば、我々も医療広告規制のガイドラインに従い、体制を整えるべく、現在、私も勉強中である。
(Webの医療広告規制は、現在のところ、美容整形外科に限定し、また、来年度からということであるので、クライアントに対しては、個別に対応のご連絡を申し上げる予定です。)

これからまた、難解な文章を解読する忙しい日々を送らなくてはなさそう。(ちなみに、苦手な分野)
('_')

運営ポータルの「やらせコメント」と思われるコメントについては、掲載拒否で対応している。詳しくは、こちらをご覧いただきたい。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下記事転記↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
厚労省、美容クリニックの施術前後写真などのウェブサイト掲載を禁止へ

フジテレビ系(FNN) 1月16日(月)20時12分配信
美容クリニックのウェブサイトに掲載されている、いわゆる「ビフォーアフター」写真。厚生労働省は、こうした写真のほか、「芸能プロダクション提携クリニック」や「キャンペーン今だけ○○円」などといった表現を、ウェブサイト上に掲載することを禁止する方針を決めた。
プチ整形や脂肪吸引など、美容クリニックのウェブサイトに掲載される、施術前とあとの様子を写した、いわゆるビフォーアフター写真。
街の人は、「なかなか写真通りにはいかないかな」、「(写真のように)なれるとは思わないけど、参考にはなるのかなと」と話した。
厚生労働省は、これまで規制の対象になっていなかったウェブサイト上での記載内容について、規制する方針を決めた。
美容外科・北村クリニックのウェブサイトには、「えらが張っていて男っぽい印象でした」、「ナチュラルなフェースラインで、卵形のかわいい顔になりました」と、施術前後の比較写真が掲載されている。
美容外科・北村クリニックの北村義洋院長は「これは私どもの雑誌用の広告です。雑誌に関しては数年前から、ビフォーアフターの写真に関しては、一切禁止ということになっています」と話した。
医療機関の広告は、医療法で厳しく制限されていて、雑誌広告などでは、現在、比較写真や体験談などの掲載も禁止している。
厚労省は、2012年度中に、これまで対象に含まれていなかったウェブサイト上の掲載も、禁止する方針。
美容外科・北村クリニックの北村義洋院長は「これは、ごくオーソドックスにやっている、切らないでやる二重まぶた手術の術前術後。写真があった方が、わかりやすいというのは、これは確かだと思います。病院によっては、手術前のビフォーの方をなんとか貧相に撮って、術後のアフターをきらびやかに撮って、差を見せつける。そのへんを厚労省は問題にしているのであろうと」と話した。
内閣府の調査によると、クリニックを選ぶ際、3人に1人が体験談、5人に1人が施術前後の写真が決め手になったとしているが、今回、厚労省が規制に乗り出したのは、そうした宣伝に関するトラブルの増加にあった。
国民生活センターに寄せられた美容クリニックの宣伝などに関する相談件数を見ると、2010年は、5年前に比べて2倍近くに増えている。
国民生活センターの清水碧里さんは「美容医療サービスについて、毎年たくさんの相談が寄せられているのですが、最近は、インターネットで『ホームページには手術代が約6万円と書いてあった病院に行ったところ、最終的に、総額約70万円の手術を承諾してしまった』と」と話した。
街の人は、こうした規制に、「見た目とかそういうのは、言葉で伝えるのは難しいから、写真は大事だと思う」、「誇大広告が本当にあるんだとしたら、なくなった方がいいと思いますけど」と話した。
多くの体験談とあわせ、施術前後の写真をウェブサイト上に掲載している大塚美容形成外科の石井秀典院長は、今後の対応について、「ビフォーアフターの写真を載せるのは、説明する意味では非常に大切だと思うが、それを超えてしまっているかなと思われるクリニックは、確かに見受けられます。野放しだったと思います。厚生労働省で認められた中で、広告活動をしていく分には問題ないと思うので、患者さんが誤認識というか、そこに至らないような広告であれば、問題ないと思いますけども」と話した。.
最終更新:1月16日(月)20時12分

2011年12月31日

今年もありがとうございました。

一年間お世話になりました。

今年も残すところあと2時間をきりました。
この時期いつも感じることは、今年も何とか年を越せたという安堵感。

これらはひとえに、弊社のサービスを利用してくださるお客様やクライアントのお陰様でございます。

まだまだ、至らぬ点が多々ございますが、気がつくところについては、少しずつではありますが、改善をしてゆきたいと考えておりますゆえ、是非とも、ご教授賜れば幸いに存じます。

本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

玉木拝

2011年10月20日

「タスク」と「プロジェクト」

我々の仕事には、「タスク」と「プロジェクト」という考え方がある。

タスクというのは、個々の仕事とでもいうべきか、「コーディング」とか「ライティング」とか、また、「営業」や「事務(の帳簿付け)」などもタスクに含まれる。

これらのタスクを任せることが出来るほど一人前でないと、仕事が出来るようになったとは言えない。


次に、プロジェクトというのはタスクの集まりで、タスクを効果的に遂行させるための「予算管理」や「進捗管理」「メンバー選定」などなど、1つの仕事を1から10まで受けもつ。

タスクが出来るようになって会社に貢献することが最低限の条件であるが、タスクができるようになった後は、「プロジェクトリーダー」としてプロジェクトを任せられるように。そして、プロジェクトを一人前でこなせる様になった後は、「今、会社に必要なことは何か?」ということを考えて、プロジェクト提起を出来る「マネージャー」として、会社を支えていって頂きたい。


「謙虚」で「素直な気持ち」をもって。

2011年07月03日

発電機のすすめPart2

5月18日のブログで、停電への備えとしてブログをエントリーhttp://www.mebuki.com/archives/2011/05/post_263.html
したが、7月に発令された電力使用制限令と5月18日から5560万キロワットへの供給力アップということを鑑みると、もしかしたら停電への可能性は低くなったかもしれない。

特に、6月末はあの程度の暑さにもかかわらず、電力使用量が9割を超える日もあったが、電力使用制限令発令以降、最大でも9割を超えていないように思う。

こんなわけで、発電機の必要性がなくなったのかもしれないが、発電機の品薄状態は続き、とくに6月末は再度値が高騰している。


このようなバックグラウンドにおいて、先月末にうちの顧問税理士から発電機発注の依頼があった。

まだ納品はしていないが、実際、納品のシュミレーションで感じたことを挙げると

1.EU16は1500W程度の出力。つまり、ブレーカー1個分くらいあるので、パソコンやサーバーを動かすには全く問題ない能力がある。また、最大出力負荷でも3時間から4時間は連続運転が可能なので、インバーター付きの家庭用エアコンとパソコン3、4台は同時に使えるので、能力的には最適。


2.EU16の欠点として、燃料がガソリンであること。ガソリンは劣化するので、発電機をバックアップとして使わなければ、1年くらいで新しいガソリンに変えなければならない。また、ガソリンタンクを保管しておくということも一般の人には不安があるかもしれない。(携行缶でしっかり管理すれば問題ないのだが。)

3.エネポというEU16と同じホンダから出している、ガスボンベ(カートリッジ式)の発電機もあり、こちらの方が1、2台のパソコンを一時的に使うだけであれば、適しているかも。
ただし、最大出力が900Wと低いことと、最大負荷で使用したところ、多分、ガスボンベ2本で、1時間程度しか使えない。
(※実際に使ったことが無いので確定的なことではありません。)

また、ホンダエネポのホームページを見る限り、「東邦金属工業(株)」のガスボンベカートリッジを使えとのこと。
イワタニ製のガスボンベカートリッジは、コンビニでも売っているが、東邦金属工業製のガスボンベカートリッジは、コンビニはもちろん、ホームセンターなどでも売っているのを見たことがない。違うメーカーのカートリッジでも使用は出来るはずだが、万が一のことがあった際、推奨ボンベを使わないことなどで、保険などが出ない可能性を考えると怖い。(ガソリンはしっかりと管理すれば、コンプラ対応となる。)
ちなみに、緊急事態に8時間最大出力で使うとして、8時間×ボンベ2本=16本を保管しておくのは、ガソリンを保管しておくのと変わりなく怖い気がする。

あと、エネポは、定価10万くらいだが、実売価格12万くらい出さないと現在の品薄状態では手に入らいない。EU16が実売15万程度で買えるので、倍近くの出力能力があることを考えると、やはり、EU16の方が「買い」だと感じる。
※ちかいうちにエネポを導入し、レポートしてみたい。


発電機については、バックアップ、または、危機管理の観点、とくに、会計事務所のようにパソコンが無ければ仕事にならず、待ったが効かないような仕事をしているクライアントに対しては、導入をおすすめしているが、停電は無いかもしれないし、あくまで、無いことを祈っている。


ちなみに、うちの会社には、2台の在庫兼予備の発電機+予備1台の発電機(※すべてEU16・・・・一台くらいエネポで良かったかも)の3台の発電機があり、納期が迫っていた場合の対応や保守クライアントの緊急対応が必要な場合に備えている。

ただ、実際のところ全域停電の場合には、スタッフも出社出来ない可能性もあり、どこまで対応をさせていただけるかわからないが、「保守」や「サポート」の仕事をさせていただいているゆえ、何かあれば、まずはお電話いただきたい。
そのための保守であり、サポートであるので。
(ちなみに、うちの会社では、サーバーは自社管理ではなく、大手キャリアのサーバーをラック借りしたものをリセールさせていただいているので、ご安心いただきたい。(少なくとも自社サーバー運営よりかははるかに24時間監視体制で、保守管理が行き届いている)。レンタルサーバーについてもエンド価格、月3、4千円のサーバーをお勧めするのは、月数百円のサーバーに比べ、保守管理が充実しているからである。うちの会社でも、アップ当初は200円、300円のサーバーを使うこともあるが、本格的にSEOやプロモーションを行う場合には、見えないところにもコストを使って頂くことを強くお勧めする。)

2011年03月18日

業務の状況 20110318

本日も寒いですね。
被災されている方には、心よりお見舞い申し上げます。
ちなみに、明日は少し寒さが緩むとのこと。
がんばってください。


さて、本日の業務状況ですが、昨日と同様、通常業務を目指しております。

しかしながら、交通網が確保できないため、パソコンの出張サポートや新規のお打合せについては、お待ちいただいております。
来週からは、出来る限りお伺いすることも通常化するよう努めてまいります。

尚、我々の仕事は社名にもございますよう、「サポート」が仕事でございます。
弱小企業で微力ではございますが、パソコンやITに関すること以外でも、出来ることについては対応を検討いたしますので、まずはお声をおかけください。

特に、ドクターのクライアント様におかれまして、また、被災地域に役立つことにつきましては、優先的に対応をさせて頂く所存にございます。

たまき

2011年03月16日

営業時間短縮のお詫び

本日、地震の影響に加え強風のため、営業時間を17:00までと急遽、短縮をさせていただきました。
あしからず、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

2011年03月15日

業務連絡 20110315

業務連絡です。
今週は、震度7程度の余震が70%程度の確率で発生する可能性があるのとのことで、厳戒態勢での運営となりますが、医院サイドのクライアントが通常業務を開始されていることから、当社についても通常業務を目指します。

しかしながら、沿線の西武池袋線によると、池袋と練馬高野台の間でのみの運転であり、最寄駅の石神井公園駅が機能しないことなどから、出社出来ないスタッフにつきましては、休んでもらって構いません。(帰宅時のことなど、自分のことは自分で考えて行動してください)

尚、クライアント様に対してですが、当社は練馬区を拠点としており、練馬区に在住するスタッフも多いことから、徒歩または自転車等、また、バス等の公共機関で移動できる人間が多く、対応はさせて頂けるものと考えております。特に、出社できなくとも、マネージャーに準ずるスタッフにつきましては、社内内部のインターネットカメラ、VPNネットワークなどホームワーキングのバックアップ体制も構築しており、昨日は実稼働できております。

つきましては、緊急対応が必要なクライアント様がおられましたら、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。

2011年03月14日

業務の状況

計画停電の影響と3日以内に震度7程度の余震が70%の確率でおきるとの情報、また、外出を控えるようにとの西武池袋線からの要望により、出社スタッフは半数程度に留まっております。

また、地震の揺れにより、パソコン機器が損傷を受けたことなどもあり、業務がままならないことなどもあり、クライアントへの連絡が遅れることもございますが、勝手ながら、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

たまき

2011年03月12日

状況のご報告と緊急業務連絡

まず、今回の大地震に際し、被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。

弊社の運営状況ですが、13日午後の地震直後、パソコン類、サーバ類が損傷を受け、また、余震に備えたことにより、最小限の運営体制、および、バックアップ体制で対応をさせて頂いております。
(業務開始は14日の予定です)

クライアント様のホームページ運営におきましては、NTTPCコミュニケーションズ様やKDDI様等との協力により、ご迷惑をおかけしないで対応する予定でおります。


尚、手前どものことながら、3月12日15:00時点におきまして、弊社のすべてのスタッフにつきまして、安否の確認が取れております。
ご心配のご連絡など頂いておりますので、この場を借りてご報告申し上げます。


まずは、ご報告まで。

2011年01月18日

2010年12月のYahoo!とGoogle統合について

昨年12月にYahoo!のエンジンがGoogleに移行したことにともない、色々な弊害が出てきた。

それは、SEOの競争が激しくなったこと。
SEOには「定石」があって、その流れを踏襲しておけば、おおよそ上位に上がってくる。
しかし、ここ2年ほどの2009年から2010年のYahoo!は、その定石を施しても、上位に上がって来ず、我々も苦汁をなめた。

2010年の12月からは、Yahoo!のエンジンがGoogleに移行したことで、ある程度の定石が聞くようになり、SEOもやりやすくなったのだが、今まで、ロジックが違うYahoo!とGoogleで各々1ページ目に入れることで、合わせて20のサイト(Yahoo!とGoogleで重複するサイトもあるので実際には16、17程度だが)をYahoo!とGoogleの検索結果が酷似したことにより、1ページ目に入れることが出来るようになるのは合わせて10サイト(新しい検索結果でも、Yahoo!とGoogleで表示されるサイトが多少違うので、実際には12程度)程度となってしまった。


要は、今まではYahoo!とGoogleで表示結果が異なったため10サイト+10サイト=20サイト1ページ目表示出来ていたものが、Yahoo!とGoogleの表示結果が同じになったため、合わせて10サイトしか1ページ目表示できなくなり、逆に競争が厳しくなり始めたということだ。


ここで重要なことは、SEOに踊らされてはいけないこと。
例えば、「インプラント+地域」で上位表示されているからと言って安心してはいけない。

「インプラント+地域」等のSEOで上位表示させることは、Webマーケティングを成功させるための必要条件であって、十分条件でないということである。


大切なことは、SEOやスポンサー広告等のSEMにとらわれることなく、しっかりとコンバージョン(申込み)を継続的に得ていくこと。
コンバージョンが得られないのであれば、SEOやSEMの意味はない。特に、アクセス数なんて言うものは、必ずしもコンバージョンと直結しない。(定量的にいっても相関値は下がりつつあり、因果関係はどくるつて気になりつつある。)

また、株式投資をやっている方ならお分かりだと思うが、今のうちからSEOやSEMのサービスもポートフォリオしておいて、リスクヘッジすることも必要に思う。(SEO、SEMについてのポートフォリオは機会があれば、後日アップしたい。ちなみに、我々もこれからのWebマーケティングの仕事に対して、相当な危機感をもって挑んでいる)

2010年11月15日

【Yahoo!リスティング広告】掲載ガイドライン変更のお知らせ

Yahoo!からタイトルにあるメールが届いた。

>3. 変更となる掲載ガイドライン
> 「掲載に関するポリシー」に変更/追加があります。
>
> <項目の変更>
> (変更前)アフィリエイトによる提携先のブランド名などへの入札
> (変更後)アフィリエイトサイト
> 
> <追加される内容>
> ■「掲載できない商品/サービス」に下記項目を追加
>  非科学的で人心を惑わす恐れのある占いサイト
>
> ■「アフィリエイトサイト」に下記内容を追加
>  以下のアフィリエイトサイトは掲載不可とします。
>  ・根拠のない情報に基づくランキングを掲載しているサイト


根拠があればいいのか?

ランキングは、「お金を多くもらっている順に掲載しています!」というのが根拠に当たるのか?


医療に関して、特に「矯正歯科」についてのランキングについて、根拠の議論をしたら、朝まで話せると思う私だが、こういうコメントをYahoo!という影響力のある会社からもらうとさすがに「苛っと」来る。


とはいっても、朝まで議論しても、結論の出ない話であることも事実。


占いについては、「非科学的で人心を惑わす恐れのある占いサイト」とあるが、何が科学的で、何が非科学的なのか?


その辺をしっかりと明示してほしいものである。


たま


2010年10月27日

SEOの次は・・・

最近、忙しすぎてSEO系のコメントも入れていないが、まず、YahooとGoogleの統合により、Googleの検索結果に近いものになるのは確定的。

関連業者5ルートと自社での検証2ルートからの裏づけなので、間違いないと思われる。

定量的には、現時点でYahoo利用者の5%程度がすでにGoogle表示(我々は新タイプ表示と呼んでいる)になっている様子。


もう、すでにご存知かもしれないが、一応、アップしておく。
(9月には統合の情報は得ていた。遅いと思われるといけないので念のため。)


SEO~ね・・・・・。

2010年04月29日

クライアントの皆様へ

昨日のブログで、クライアントの皆様をご不安にさせてしまったようなので、補足でアップさせて頂いた。(ブログ口調でご勘弁ください)
http://www.mebuki.com/archives/2010/04/post_234.html


会社のスタッフ数は減少したものの、減少スタッフの多くは営業であり、新規営業を減らして、既存のクライアントのサービス向上に努めるというのが会社の方針である。
具体的には20人程度のスタッフから15人程度になったもののの、減少したスタッフの多くは営業のスタッフであり、技術部隊はむしろ増員させていただいている。
(営業が不要と考えているのではなく、今は、もっとサービスの向上に力を入れ、クライアントの満足度を向上させることに資源を集中ることが必要と考えている。)

また、今回のことで痛感したことだが、我々の仕事というのは工場で働くように、人が多ければ労働生産性があがるものではない。


たとえば、1から10000までの数字を1から順にエクセルに入れる場合を考えよう。
Aさんは1から丁寧に、2、3、4と数字を入れていく。どんなに早くても10,000までの数字を入れるには20はかかるだろう。
Bさんはフィルの機能を知っていて、ドラッグアンドドロップで、10,000までの数字を20もかからず入れてしまう。

工場で工業製品を作るのであれば、よっぽどのことが無い限り、仕事で10倍20倍の差がつくことはないかもしれないが、Aさんのような人ばかりでは、我々の仕事では致命的になる。
(※1時間にAさんは1個の製品をつくるが、Bさんは10個の製品をつくるということは、IE上は考えられないはずである。)

実際、住所データの最適化を行っていた際、10,000件程度の住所について、都道府県名が入っているものと入っていないものが入り混じっていたので、すべて都道府県を入れるように依頼したところ、1行目から目視で1件ずつ入れているスタッフが居た。
もちろん、指導しなかった私もいけないのだが、我々の仕事のリテラシーとして、ソートをかけて都道府県の入っている住所とそうでない住所をわかりやすくわけてからチェックするのは当然のことではなかろうか?
(何も住所データをダウンロードして、プログラムを組めと言っているわけではない・・・。)


クライアントのWeb改善も同様で、担当者1人がそのクライアントのWebサイトで何がいけないのか?
また、どのようなことが足りないのか?
そういったことを各自が独力でまとめ、お客様と打ち合わせをすれば、生産性も向上する。
しかしこれが、多くの人を介さなければならなくなれば、当然、生産性は低下する。
(※決して「インプラント」のキーワードで1ページ目にしてくれといっているのではない。)

3、4年前であれば、多少生産性が低くとも何とかやっていけたが、業者同士、および、医院同士の競争が激しくなった現在においては、非効率であれば確実に会社の運営はままならなくなり、結果として、クライアントにご迷惑がかかかる。


そんなわけで、昨年後半からは、新規の営業を重視するのではなく、既存クライアントへの更なるサービス向上とスタッフのスキル向上を柱として取り組んでいる。
その取り組みが完了する1、2歩手前という意味で、昨日のブログはエントリーした。


特に、現在はクライアントの方々には、アクセス数や検索エンジンでの順位だけではなく、CPAの指標を元に、HP関係業者の選別を頂く取り組みを始めている。
(今、クライアントの皆様に対し、しつこいくらいホームページからの来院数を伺っているのは、これらの調査のためである。)


簡単に言えば、

「Jワードさんの広告はやったほうがいいの?」
「インプラントでのSEOはやったほうがいいの?」
「Yahooヘルスケアはやったほうがいいの?」

こういったご質問に対し、これらのサイトや対策からの来院データ(※アクセス数ではない)をもとに、業者を選別することが必要であると考え、CPAの調査を行っている。


もちろん、我々が運営するポータルサイトもこのCPAを上げなければならないことは痛感している。


(ちなみに、矯正歯科については、5月下旬から6月上旬にかけて、我々の運営するポータルサイトからのCPAを上げるための新サービスを提供する予定である。また、インプラントや審美へのポータル導入は、矯正歯科のサービスを安定化させてから導入予定である。)


最後に、クライアントの皆さまをご不安にさせてしまったことについては、まず、お詫び申し上げます。

我々は、クライアントと技術のかけ渡しをするフィールドエンジニアリングを分野とする会社であり、営業に頼るのではなく、原点にもどって「技術で勝負しよう」と古くからいるスタッフと話し合いました。

その結果、会社を去ってゆくスタッフが居る反面、残ってくれたスタッフたちは毎晩遅くまで残り、がんばって会社を支えてくれています。

本当の「結果」が出るのは、クライアントの皆様からの評価であると心得ているつもりですので、至らぬ点などがございましたら、是非ともご意見として、ご教授賜れば幸いに存じます。
(様々な対策や新サービスが認知されるには、半年から1年の期間が必要なので、勝手ながら、温かい目で見守って頂ければ幸いです。)


2010年03月18日

歯科治療におけるCPA

CPAとはマーケティング用語で、Webマーケティングでもよくつかわれる。
Cost Per Acquisitionのことで、1件当たりの獲得コストと直訳できる。
http://www.mebuki.com/archives/2007/03/cpacost_per_acquisition.html


また、成果のポイントを
1.資料請求
2.実際の来院(初診相談)
3.契約
とすると、それぞれ、
・「1件当たりの資料請求獲得コスト」
・「1件当たりの初診相談患者獲得コスト」
・「1件当たりの契約患者獲得コスト」
と表すことが出来る。

現在、Webコンサルタントと称する制作会社は多数ある。
それらの多くは、「SEOでの順位」や「Webのアクセス数」で評価されることが多い。


これらの評価については、重要であるが、はたしてこの評価だけでよいのか、昔から疑問に思っている。
たとえば、
「矯正歯科」や「インプラント」のキーワードで1ページ目に表示されていても、来院患者が減っているクライアントは多数ある。
来院患者が減っているにも関わらず、SEOで上位表示させる費用はある程度上がっていくため(収益逓減の法則である一定の費用に収束するが)、広告費の為に医院経営が思わしくなくなるところも見受けられる。


それでも良いという場合もあるだろうし、検索エンジンで上位表示させるSEOやアクセス数をアップさせるということが重要なことも理解できる。

ただ、最近、医院のアクセス分析と来院者の行動分析(というか調査の域だが・・・)を行うたびに、そろそろ、アクセス数や検索エンジンの順位だけの評価ではなく、初診相談数や契約患者数での評価が必要な時代に入っているのではないかと考える。
(※近いうちに、特別なWebコンサルティングを依頼されているクライアントからのレポートを医院名やデータが特定されないようにして、アップしたいと思っている。)


感覚的ではあるが、各歯科治療においてのCPA(1人当たりの契約患者獲得コスト)を記してみた。

●一般歯科(保険)・・・CPA¥10,000
●審美歯科(1人15万円から30万円程度の治療)・・・CPA¥30,000~¥45,000
●審美歯科(1人30万円から60万円程度の治療)・・・CPA¥45,000~¥90,000
●矯正歯科(1人15万円から30万円程度の部分治療)・・・CPA¥45,000程度
●矯正歯科(1人60万円から90万円程度の治療)・・・CPA¥90,000程度
●インプラント(1人15万円から30万円程度の部分治療)・・・CPA¥45,000程度
●インプラント(1人60万円から100万円程度の治療)・・・CPA¥60,000~¥100,000程度
●インプラント(1人100万円から300万円程度の治療)・・・CPA¥100,000~¥300,000程度
※Webからの申し込みデータをチェックしていることでの感覚的な数値
※PCまたは携帯からの申し込みデータであり、電話は含んでいない
※審美やインプラントは保険の患者として来院し、その後自費の患者となることもあるが、上記の数値は、最初から審美、インプラントを希望する(やっても良いと初診時にチェックするような)患者

最近強く思うことに、医療の経営と商業をベースとした経営は異なり、このようにCPAなどマーケティングの概念を医療の世界に持ち込むことはいろいろな意味で良いこととは思わない。
しかし、医療界におけるWeb(特に広告として)は、すでに浸透してしまっており、我々が微力で持ち込もうが、持ち込まなかろうが、業界における大した差はないと考える。

むしろ、これらの評価基準を医院サイドが把握し、客観的な指標で我々業者を評価する(していただく)ことの方が、少なくともホームページ関連業界(Webマーケティングの業界)を正しい方向性に持っていけるものではないかとも考えている。

2010年02月20日

「矯正歯科」と「矯正」の検索順位相関

昨晩から「矯正歯科」と「矯正」のキーワードについてのSEO分析を行っている。

以前は、「矯正歯科」で上位表示をさせることによって、「矯正」というキーワードや「東京都 矯正」というキーワードでも上位表示が出来ていた。

しかし、ここ2、3年その傾向は薄まりつつあり、特に、2009年9月4日のYahooロジック変動では、その傾向が顕著に表れているように感じていた。
ついては、過去のデータを分析すべく、ある矯正歯科医院の2008年6月から2009年12月までの順位データを分析してみた。

その結果、Googleにおいては「矯正歯科」と「矯正」の順位関係について相関があるものの、Yahooについては、相関がみられない。


Yahoo(矯正と矯正歯科)相関 -0.272438707
Yahooとgoogle(矯正歯科)の相関 0.507549747
google(矯正と矯正歯科)相関 0.871220354

(※本来なら、ケンドールの順位相関?だったかで検定を行わなければならないはずだが、統計の本を引っ張り出すと週末の休みが無くなってしまうので、単純相関でご勘弁を)


ちなみに、この医院の分析は、資料請求と「矯正歯科」のキーワード順位による相関関係のチェックだが、グラフを見た限り相関関係はなさそう。
資料請求でこの関係なのだから、初診予約相談と「矯正歯科」のキーワード順位の関係は、もっとないに違いない。


もちろん、SEOの順位だけでなく、景気変動分やほかの広告(CM等)により、資料請求数は変動するので、結論付けることは難しいが、感覚的には「矯正歯科」のキーワード順位を大金払って1ページ目に持ってきても意味がない気はする。


ただし、「矯正歯科」で検索した時に上位に出てくる医院は、「質の高い医院である」とユーザが勘違いしていることもあるから、当分は「矯正歯科」で上位表示させることも、「啓蒙」という観点からは重要視しなければならないだろう。

2009年08月01日

YahooでJword表示(本日より)

本日(2009/08/01)より、YahooでJwordのキーワードが表示されるようになりました。

今までは、客観的データからJwordの効果は無かったのですが、8月1日よりYahooに表示されることで、状況が少し変わるかもしれません。

例)矯正歯科でヤフーで検索した際
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%9F%AF%E6%AD%A3%E6%AD%AF%E7%A7%91&ei=UTF-8&fr=slv1-snvaio&x=wrtとなり、スポンサー広告の一番下に掲載されるようになりました。


効果の程、特にコンバージョン(申込み)は、検証してみないとわかりませんが、まずは、皆様に御報告申し上げました。


尚、私的な意見としては、結果として費用対効果には見合わないと思いますが、たとえば、「矯正歯科 船橋」のような場合には、損は無いのかもしれません。
※Jwordが他医院にとられたとしても、焦らないでください。スポンサー広告で同様の効果を得ることはできますので。


まずは、御報告まで。

2009年07月30日

MicrosoftとYahoo!が提携発表 Yahoo!がBing採用

SEOをやる方としては頭を悩める問題が発生した。
本日、新聞でも発表されたらしいが、マイクロソフトとヤフーが提携し(提携するのは勝手だが・・・)、YahooがMSNのBingを検索エンジンとして、採用するとのこと。

MSNBotの時には結構不評で、MSNの検索エンジン利用率も低いことから、ある意味ノーマークだったが、Bingのエンジンは技術サイドでも結構好評らしい。
ついては、ここ6カ月の方針として、Google、YST、Bingと3つのエンジンの調査を行わなければならなくなる。


新しいSEO対策をはじめたのに、また、対策の練り直しが必要そうだ・・・・・。


以下ITメディアの記事転載(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/29/news102.html)

MicrosoftとYahoo!が提携発表 Yahoo!がBing採用
10年契約の下、Yahoo!は検索アルゴリズムと検索広告プラットフォームに、MicrosoftのBing検索エンジンを採用する。
2009年07月29日 22時42分 更新
 米Microsoftと米Yahoo!は7月29日、Web検索で提携すると発表した。

 この10年契約の下、Yahoo!はMicrosoftのBing検索エンジンを採用し、Yahoo!サイトの検索アルゴリズムおよび検索広告プラットフォームとする。ディスプレイ広告などでは、引き続き自社の技術とデータを利用する。

 Yahoo!は両社の広告主のリレーション営業を行う。検索広告の入札システムとしては、両社ともMicrosoftのAdCenterプラットフォームを利用する。

 Yahoo!の直営および関連サイトで発生したトラフィックに関して、両社は売り上げを分け合う。またMicrosoftはYahoo!にトラフィック獲得コスト(TAC)を支払う。最初の5年間は、Yahoo!傘下のサイトで発生した売上高の88%を支払う。さらにMicrosoftはYahoo!傘下のサイトの検索1件当たり売上高を各国で最初の18カ月間保証する。

 この提携により、Yahoo!は年間およそ5億ドルの営業利益を得るほか、設備投資を2億ドル節約できる。年間約2億7500万ドルの営業キャッシュフローも得る。

 またMicrosoftはYahoo!の検索技術の10年間の独占ライセンスを取得する。これにより、Yahoo!の検索技術をMicrosoftのWeb検索プラットフォームに統合できるようになる。

 なお両社間のデータ共有を必要最低限に制限することにより、ユーザーのプライバシーを保護するとしている。

 この提携は、電子メール、インスタントメッセージングなどほかの分野には及ばない。両社は、当局の審査を経て、2010年初めに提携を完了したいとしている。


2009年04月06日

矯正歯科の先生とご縁を頂いて・・・・早10年

歯科関係のWebサイトの仕事をはじめて、早10年が経った。
毎日仕事をしていると気づかないものだが、振り返ると早いものである。

今から約10年前、私が制作の現場に出始めたころ、H矯正歯科医院のH先生とはじめてお会いした。
まだ、4、5人しかスタッフが居なかった頃だったろうか・・・・

現在のように、営業とディレクタが分れておらず、営業兼ディレクタスタッフとしてお話をさせて頂いた。

それまでに、2件ほど矯正歯科医院のホームページ制作をしていたので、「矯正歯科」というものがどういうものかは知っていたが、H先生からはY研究会の存在や、矯正歯科の世界でどのようなことが起こっているかなど、事細かに教えて頂いた。


丁度そのころは、ホームページの価格競争が始まっていたころで、30万円くらいが相場だったホームページ制作の時代。

H先生のお話を伺って、成功させられる自信があったことと、その当時では、「矯正歯科」のホームページで一番良いものを、手間をかけて作りたいと思ったことから、うちの会社では、他社の3倍近いお見積りを提示した。
(※それだけ手間がかかると思ったし、実際にそれだけの手間はかかった。)


今でこそ、うちの会社のことを理解して下さっているクライアントは、それなりのフィーを支払って下さるが、当時は無名に近い状態。

H先生は、プレゼンをした1、2週間後に、当社への制作依頼をかけてくださった。

この時、金額が高くても発注してくださったことだけではなく、私はじめ、うちの会社を認めて下さったことが、とてもうれしかったことを覚えている。


以来の10年のご縁を頂いたが、そのH先生が今年の3月で、医院をご子息に譲り、歯科衛生士学校の校長になられた。


H先生には、e-矯正歯科関係のポータルサイトのご指導を頂いただけでなく、会社の方向性についても多大なご助言を頂いた。


また、たくさんのクライアントをご紹介を頂くだけでなく、ある会の発足会では、大臣を歴任したそうそうたる方々と同様に、私を来賓としてお招き下さった。
(大臣や政治家の方々に混ざって、来賓として呼ばれることは、私の人生でこれから先、一生あることではないだろう・・・)


公私にわたってお世話になったH先生には、私はじめスタッフ一同、心から感謝している。


H先生から教わったお言葉・・・
「天に唾する仕事をするな!」


私の口癖になっている。

2008年12月18日

コンバージョン測定システムの重要性!!!

最近、日記として、自分のことばかり書いていたので、たまには仕事のことをエントリーする。

弊社では、コンサルティング契約(月額20万円~)をして下さっているクライアントには、Webプロモーションにおけるノウハウを最大限に提供している。

そんなわけだから、「○○が重要ですよ!」ということも我々のノウハウの一つで、あまり、声高にオープンにしていない。
(※ちなみに、あのサイトと、あのサイトにこうやって登録すると申込み(コンバージョン)を得られるーということも分かり始めている。)


「コンサルティング」というと私自身は怪しい気がして使わないのだが、弊社の開発したコンバージョン測定システムのデータをクライアントにフィードバックすることは、まさしく「コンサルティング!」


ちなみに、年末なので、コンバージョンデータを丹念にチェックしているが、
1.○○の対策
2.××サイトの充実
3.コンバージョンのあるサイトへの登録
4.▲▲の活用
こんなところが、重要である。SEOだなんだは、やるのが当たり前で言うまでもない。
※これをしっかりしておけば、来年も今年と同程度の来院数は十分呼べる。1件1件の申込み(コンバージョン)が何故あったのか?それをしっかりとチェックしておくことは、言うまでもなく重要かつ必須!!


本当は、ブログでオープンにしたいところだが、コンサルティング契約をしてくださっているクライアントのマイナスになるのでオープンにはしないが、こういうデータやノウハウをしっかりと得ることが、情報社会では重要なのであろう。

ちなみに、1年したら、これらのノウハウはオープンに出来るし、今のノウハウやデータの価値も半減してしまうだろう。
(そのころには、また、新しい情報を得ているはずである)


ちなみに、昨年末に、私を信用してくださって、訳が分からず180万円でシステムを買って下さったクライアントは、十分に元をとっているはずである。

それほど、コンバージョンシステムは、有用で、必須のものである。
↑決して、弊社が開発したシステムでなくても、現在では、数社が発売しているのでそれをつけてもOK。ただし、弊社のシステムは、歯科・医科をターゲットにしているため、他医院のコンバージョンデータと連動出来るので、何かと効率的だと思う。


コンバージョンシステム。
ドックイヤーと呼ばれるこの世界で、昨年は、1年の命かなぁーと思ってはいたが、データがこれだけ集まれば、あと1年は十分にT&Rのアドバンテージがあることは言うまでもない。


(最後に・・・・社内連絡)
集計が手作業というのが、問題です。T&Rの技術部のみなさん、折角良いシステムなんですから、集計も自動化させましょう!勝手ばかり言いますが、よろしく!!!!
<(_ _)>

2008年12月03日

心に沁みる・・・クレーム

先日のブログの最後で、クレームがあることを記した。


そのクレームは1件だけでなく3件もある。


1件目は、経歴を誤って掲載したことによるクレーム
2件目は、お振り込み頂いていたのに、再請求してしまったこと
(※クライアントからクレームとして言われた訳ではないが、当方のミスでクレームと同じ)
3件目は、弊社既存クライアントの医院名が、営業の際に出してしまったことによるクレーム

である。


クレームなどは、公開するべきではないのかもしれないが、自社の強み
をこのブログで出している以上、「自社の弱み」もエントリーしないとずるいような気がして、また、自省の意味も含めて、エントリーした。


まず、1件目はe-矯正歯科の院長の経歴に誤りがあったこと。このクレームは、我々の情報確認が甘かったのが原因であるが、e-矯正歯科に関しては、ユーザ(視聴者)からの投稿やロボットでの情報収集を行っているところがあり、100%正確な情報には出来ない。
そのため、その旨の説明を掲示し、各医院のページを開いた際にも注意事項としてチェックしていただくようサイトを修正した。
もちろん、中立かつ正確な情報を提供してゆくことは我々の責務であり、情報収集精度については、今後も高めてゆきたい。


2件目のクレームは、事務方のミス。
滅多にミスをしない人間なのだが、今回は、ヒューマンエラー。
一層のチェックをしてもらうしかない。(二重でチェックする方法も考える必要性がある)


3件目は、弊社のクライアント名が、営業先の医院で出てしまったことによるクレーム。
Webのコンサルティングという仕事の性質上、上手くいった場合と上手くいかなかった場合など、ケーススタディー的にお話をすることが多い。

そのため、医院名を出さなくても、どうしても医院が特定されてしまう。
特に、バナー広告などを掲載していただいているところは、e-矯正歯科を開けば、一目瞭然である。

しかしながら、やはり、クライアントのお名前は出すべきではないし、特定できる情報も出来る限り出してはいけない。

このことを改めて痛感するクレーム。


ともかく、社内では朝一番の会議で、クライアント名については一切会社サイドから公表しないことと、ケーススタディについても十分注意をして説明する旨の会議を行った。

夕刻、クレーム対処の方策が決まり、どこがいけなかったか?という反省点を持って、3件目の先生のところにお詫びに伺った。


その先生からは、「自分たちも同様のことがあるんだ。ただそれをしっかりと、ひとつひとつ対応して行くことが大事なんだよ・・・」そのような心に沁みるお話を頂いた。


プロとして仕事をしている以上、このような点にも十分な配慮を払って仕事をしてゆくことが肝要であることは言うまでもないが、こうやってあたたかい目で、我々を成長させて下さるクライアントが居てくださるからこそ、我々が仕事を続けさせていただけるということも肝に銘じておかなければならない。

2008年10月31日

お客様(クライアント)に対しての姿勢

昨日、ある営業スタッフS氏から貴重な意見をもらった。
考える余裕があったので、「お客様(クライアント)に対しての姿勢」として、すべてのスタッフに下記のメールを送った。


我々は、プロとしての仕事をしなければならない半面、まだまだ、未完成な部分がたくさんある。
(どんなにしっかりした会社でも、完全ということは無いのかもしれない)


もし、そんなことがあれば、忌憚なき意見として、是非ともお知らせいただきたい。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下スタッフへのメール(一部伏字に修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スタッフ各位、
玉木です。
営業の●●さん(スタッフS氏)より、大変貴重な意見を頂きました。

私はじめ、我々はクライアントからお金を頂戴して仕事を
する以上、プロとしての仕事をしなければなりません。
※会社では、プロとは「その仕事で食べていく人間」と定
義しています。

反面、すべてが100%の結果を出せるとはいえず、いつまで
たっても未完成なプロ(人間)なのではないでしょうか?


だからこそ、自意識を高めて、より高いレベルの仕事をこなせる
ようになるべく、人一倍の努力をするべきですし、成長するべき
だと思います。


今回の●●●歯科様(クライアントC歯科医院)についてですが、下記のメールに美術的デザ
インは60点と書きました。
本来プロとしては、60点というのは、プロとして最低限ぎりぎり
の仕事で、本来であれば、やり直すのですが、クライアントとの当
初の約束で、

「●●さん(スタッフS氏)の最初の仕事なので、大幅に値引きをするが、成果としては、
保険の患者1、2件が来れば良しとする!」との院長からの条件で引き
受けた仕事なので、下記のメールのように、OKとしました。


これは、決して自己弁護をしているのではなく、プロとしては、頂く費
用によって、仕事のレベルを変えていくことも致し方ないと考えています。
※ただし、新人は、決して仕事に対して、このような言い訳はせずに、
最善の力を出し切ってください。

プロは、十分な予算をとって頂ける場合は、最初に提出した予算内で、決し
て言い訳をせずに仕事をすることが必要なのです。
いいかえれば、予算(お金のこと)を言い訳に出来ず、仕事にすべての
責任をもたなければならないということです。
※▲▲矯正歯科様(玉木責任担当のクライアント)に対しての私の仕事がこれにあたります。だからこそ、
モデルを雇ってでも質の高い仕事が出来るのですが、反面、もし万が一、
リニューアルしたもので来院がない場合には、すべての責任をもたなければ
ならないのです。


ですから、新人はこういった込み入ったことを今は考えず、ともかく、
自分のスキル(仕事力)を高めてください。
この人間は出来る!!と会社が認めた場合には、否応なしに肩書をつけさせて
もらって、新人の育成に力を借りることになりますので。

思うがままに。

玉木




----- Original Message -----
From: Tamaki
To: ●●●●●●@tand×.co.jp
Cc: director@tand×.co.jp ; eigyou@tand×.co.jp ; system@lico×.ne.jp
Sent: Friday, October 31, 2008 6:31 AM
Subject: ●●●歯科様(クライアントC歯科医院)の件


営業の●●さん(スタッフS氏)
昨日は、××××お疲れさまでした。

●●●歯科様(クライアントC歯科医院)の件ですが、HPをチェックしましたところ、
確かに、デザイン性に見劣りするところもありますが、
ギリギリ60点というところの印象を受けました。

20代、30代をターゲットとした、矯正や自費診療を
メインとしたサイトの場合は、あのデザインではNGなの
ですが、「●●(地域名)」という地域性と、「一般歯科」がメインの
歯科医院では、手作り感を出してもよい場合があると考えて
います。

今回の場合は、それにあたります。

美術的デザイン性(操作的デザイン性は会社の
判断が重要)については、医院の好みもあり、●●さん(スタッフS氏)
言う通り、お客様がOKと言えば・・・・ということで、
ぎりぎり60点の点数をつけました。


もちろん、このメールは、●●さん(スタッフS氏)に対する弁解ではなく、
私の率直な意見です。
ですから、もし、お客様がデザインに不満をもっているにも
関わらず、早く出したいから・・・・という理由のみでOK
をされているように感じたら、是非とも●●さん(スタッフS氏)のほうから
玉木に知らせてください。

対策を考えます。


私のほうとしては、保険診療患者、月1、2件の来院は、
このサイトでたたきだせると思っておりますが、●●さん(スタッフS氏)には、
売ってもらうことが重要で、T&Rのサービスに自信が持てない
ようであれば、売るに売れないと思いますので、遠慮なく
意見を出し続けてください。

営業は、お客様の立場にたって、お客様の要望を代弁することが
大事です。
クライアントすべての要望を満たすためには、まだまだ力不足
なところもあるかもしれませんが、プロとしては、言い訳にな
りませんので、忌憚なき意見を重ねてお願いします。


今回の指摘、心より感謝します。

玉木













2008年07月14日

「矯正歯科」のキーワードで1ページ目に上げる意味

11日の日、あるクライアントから
「“矯正歯科”のキーワードで2ページ目になったから、“初診相談申込み”が減った!!」
とクレームのメールを頂戴した。


確かに、初診申込み数は、前月は同日までに4件だったのが、今月は2件。
「半減」と言えば半減だが、統計的に言えば「有意差なし」。


T&Rご自慢の「コンバージョン測定システム」でチェックしても、初診相談数が減ったことに対して、特段に思い当たる原因は無いことから、クライアントには、


>「たまたま」だと思うのですが・・・。
>昨年の12月のように、1ページ目にあっても来院が少ない
>時もありましたし・・・・。


との返答。


>いづれにせよ、対策は急ぎます。
とも付け加えた。

そんなこんなで、こういうクレームが来た土曜日、日曜日は休んだ気がせず、コンバージョン測定システムとSEOのチェックツール、そして、SEOの関連情報を読み漁るなどして時を過ごす。

その後2日・・・めでたく初診相談申込みが4件。

SEOでの評価と来院数での評価。
評価される方は、仕事とはいえ・・・・・・・。

2008年07月12日

歯科治療=技術力×知識×経験×完成

顎咬合学会で御縁を頂いた歯科医院のホームページを拝見していたら、面白いことが書いてあった。


歯科治療=技術力×知識×経験×完成
というもの


この式を眺めていたら、ふと、我々の仕事の式について思い浮かんだので、ブログに書いてみる。


歯科医療におけるホームページからの来院は、

H.Pからの来院=医院情報提供力×通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数

ある意味、ホームページの本来の目的
「インフォマーシャル(Informercial)
   =インフォメーション(Information)×コマーシャル(Commercial)」
に通じる。


もう少し紐解くと、

H.Pからの来院=医院情報提供力 × 通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数

医院情報提供力 =歯科治療力 × アピール力

通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数 
   = 地域+歯科関連サイトからのバックリンク数 
        × 歯科治療希望ユーザが検索する検索エンジンからのアクセス数


ゆえに、

H.Pからの来院 = 歯科治療(力) × アピール力通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数 × 地域+歯科関連サイトからのバックリンク数 × 歯科治療希望ユーザが検索する検索エンジンからのアクセス数
と表わされる。


つまり、「アピール力」、「通院圏内の歯科治療希望ユーザアクセス数」、「地域+歯科関連サイトからのバックリンク数」、「歯科治療希望ユーザが検索する検索エンジンからのアクセス数」というのは、ホームページの制作業者だったり、歯科医療のコンサルタントが如何様にも調整することが可能だが、


「歯科治療(力)」というのは、歯科医師自身が研鑽するなりして向上しなければ、我々にはどうにもならない。


我々も、歯科治療(力)の高い先生とお付き合いしたいものだ。


2008年07月10日

歯科医療コンサルタント

ふと気付くと、1ヶ月近くブログを更新していなかった。
今日は、ある歯科の先生から、「忙しそうだねー」とのご指摘。


確かに、学会で自分の仕事が出来ていなかった分、そのしわ寄せが今に至っている。
1か月更新しないと、さすがにブログをつけている意味がないので、今日の出来事をエントリーした。


昼間は会社でセッセコデスクワーク。
夜はコンバージョン測定システムの契約が入っており、歯科の先生と歯科医療コンサルタントの方とで契約の最終確認。


歯科の先生が患者さんで忙しかったので、患者さんの治療が終わるまで歯科医療コンサルタントの方と雑談をさせて頂いたのだが、この歯科コンサルタント、なかなかの切れ者。


現在の歯科医療の問題点や、医療法、コンサルティングはじめ、Webの現状についてもいろいろとお話を聞かせて頂いた。


特に、勉強になったなぁーと思う点は、

1.ホームページが一般的になって
    ↓
2.歯科のポータルサイトが流行ってきて
    ↓
3.オーバーチュア等のスポンサー広告が流行ってきて
    ↓
4.次には「成果報酬」という流れ

になるんだよ~。
という指摘。


そして、最後には、「ヒューマニティーというか人と人とのつながりだねー。最後には、そこに戻ってくるんだよ~」
なんて・・・・


確かにその通りかもしれない。


自分なりの解説をすると、これから寝れなくなるので割愛するが、今のステージは「成果報酬」のステージ。

お話をさせて頂いた歯科医療コンサルタントも、「成果報酬」でコンサルティングを引き受けするらしい。

自分だったら、こういう人にコンサルティングを頼むだろうな・・・・
クライアントにはいつでもご紹介をする。

2008年05月17日

原稿作成は根管治療?

ホームページ(正確にはWEBサイト)を製作し、運営するためにはたくさんの工程が必要であり、よりハイクオリティーなものを追求すれば、各工程において更なるプロフェッショナルが求められる。

工程は大まかにわけても
・営業
・製作
・プロモーション
の3つ。

その「製作」の中でも、
・医院の特徴ヒアリング
・デザイン(デザインの中には美術的デザインと機能的デザイン(ユーザビリティー))
・SEOキーワードの設定
・原稿作成
・クライアントとのすり合わせ
などなど、ざっと挙げてもこれくらいの作業がある。

この「製作」工程をしっかりおさえたうえで、プロモーションをすると、良い結果が出るのだが、「製作」工程の手を抜くと最終結果も芳しくない。


であるからして、この工程を担当する人間(ディレクター)には、「多少のお金がかかっても良いので、ハイクオリティーなものにして!!」と依頼をしている。

昨日、あるディレクターから、「予算」についての相談を得た。
内容は、「良いものを作ろうと思えば作るほど予算がかかり、予算の範囲内に収まらない」というもの。

この類の悩みは結構深刻!


実際、ディレクションと原稿作成でどのくらいのコストがかかっているか聞いたところ、1件25万円。
ディレクションと原稿作成の他に、ホームページを作るためのデザインと1ページ1ページのHTMLを作るので、同じくらいの金額がかかる。
(※クライアントからの要望が変わったりするとコストは倍以上かかることもしばしば・・・)

そして、プロモーション(SEOやYahoo登録、スポンサー広告など)の費用もかかるのである。

この業界では、結構「原価」を使っている方。


もちろん、担当してくれているディレクターは、非常に優秀な人間で、お客さまからの信頼もあついし、何より、この仕事が好きで仕事をしてくれている。

だからこそ、これらの人間にかかる費用は増やすことならともかく、減らすことなどは考えられない。

こういった制約条件の中で、前述のディレクターからの悩みを得た。

ひとなみに、「企業努力」で!と言ってしまえばそれまで。
我々も本来であれば、儲けの無いホームページの制作はもう手掛けず、利益率の高い「プロモーション」のみを手掛ければ、利益だけは大きくなる。


しかし、本当にそれでよいのだろうか?


医療におけるホームページの意義は、インフォマーシャル!
Information(医療情報の提供)+Commercial(広告・宣伝)
であり、このホームページを見て、患者さんが医院のことを知り、実際に訪れる。

そして、治療が開始されれば、その患者さんの一生にかかわることになるかもしれない
そんな仕事の一翼を我々は担っているのである。


そう考えると、やはり、「製作」という重要な工程を怠るわけにはいかない。

この「製作」という厄介な仕事・・・根管治療みたいなものなのか?

2008年04月08日

コストとの絡み

私は今の仕事(Web関係)が嫌いではない。
ただ、仕事をしていて一番嫌なのは同業に「詐欺まがい」の会社がいて、自分も同列に扱われること。
2つ目に嫌なことは、「お金」のこと。

どちらも避けては通れない問題なので、クライアントであれ、スタッフであれ、ともかく、「コミュニケーション」や「話」をして、真意をわかってもらうしかないと思っている。


昨日もうちの会社が制作するホームページについて「高い!」とのご意見を頂いた。
一方で、「(高いけど?)2つめのホームページもT&Rにお願いするよ!!」と言ってくださるクライアントも。
<(_ _)>


我々としては、ホームページ制作1クライアントの案件に対して、
・「営業」
・「ディレクション(ライター)」
・「デザイナー」
・「プロモーション」
と複数の部隊と人数が関わり、
「結果(来院)に責任を持つ!」と公言している会社としては、決して高くはないと思っているが、中々伝わらないことが多い。


そんなわけで、以下2つのメールを関係部署に送った。

1つは、優秀なディレクターT氏に対してのねぎらい。2つめのメールは、新人ディレクターに対しての指導メール。
このように、現在、T&RはWeb関連部隊の人員を3倍増して、更なる進化を進めている。
クオリティーの高い仕事を心がけているつもりなので、ホームページ制作やホームページの広告をご検討の方は、是非ともご用命いただきたい。
また、クライアントはじめ関係者に関しては、気づいた点などあれば、些細なことでもお知らせ頂きたい。
<(_ _)>


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下No1メール転記(一部修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●●(ディレクター兼ライターのT氏)さん、
▲歯科の件、りょーかい!!
連絡が入りましたらよろしく。

あと、■歯科さんと昨日電話でお話ししたところ、
×××のHPも製作開始することになりそうです。

他の先生方はT&RのHP制作は高いとのことで、
躊躇しているようですが、■■先生と◆◆先生
の判断で契約してくださるようです。

●●さんはじめ、●×さん達がクオリティーの高い
仕事をしてくれているので、私としても自信をもって
営業が出来ます。感謝していますよ!

ついては、×××も●●さんにお願いしたいのですが、
大丈夫ですか?

たまき

----- Original Message -----
From: "●●" <●●*tandr.co.jp>
To: "玉木さん"
Sent: Tuesday, April 08, 2008 2:55 AM
Subject: 【▲歯科】リアクションありました


玉木様

お疲れ様です。●●です。

▲歯科の件、まだなんですが、
ようやくリアクションがありましたので、
一両日中には、スケジュールをお伝えできると存じます。

あと少しお時間をいただければと存じます。
日程が決まりましたら、すぐにご報告申し上げます。

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上No1メール転記(一部修正)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下No2メール転記(一部修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
○○(新人ディレクターのH氏)さん、
玉木です。

遅くまで御苦労さま。
資料チェックしました。

ラフについてですが、TOPページのFLASHの下に
ある、説明部分(以下列挙)ですが、

><ここに入れる要素>
>・矯正歯科体験記
>・裏側矯正について
>・携帯ページ入口
>・交通アクセス
>→地図
>→住所(テキストで)
>・予約・問い合わせ
>・ブログへのリンク
>・治療費について

左メニューと同じになってしまって、意味をなさない気がします。
ついては、■■医院(http://www.■■.jp/)さんの
ように、
・「お子様でも出来る裏側矯正」のターゲッティング
層がクリックしやすいように・・・・

また、
・「どんな治療も裏側で対応する理由」として、その内容に
興味を持つ層がクリックして、内容(コンテンツ内)を分かりや
すく移動できるように・・・・。

・「裏側矯正治療をやった人の経験を聞きたい!!」として、矯正
歯科体験記とリンクしたり・・・。


というように、もう少し、エッセンスを加えてみてはどうでしょうか?
(↑重要なのは、ターゲッティング!!「見て、自分に合っている」と
思わせることが重要。学者(ヤコブニールセンだったか?)に
よれば人間は、ぱっと見て3秒間でそのサイトが自分にとって必要か
否かを判断してしまうとのこと。覚えておいてください。)


もちろん、クライアントからの要件定義としては、「現在のHPの
デザイン(美術的・使用性)を改善したい」ということですが、
プラスアルファの提案が出来るかどうかが、ディレクターのクオ
リティーにも関わってきます。

プラスアルファーで集患の効果が得られるのであれば、多少
コストがかかっても構いません。
(もちろん、OKかどうかはクライアントが決めることですが、ディ
レクターが提案してくれたものに対し、良い提案であれば、営業も
必死にクライアントを口説いてきます。)

重要なのは、「T&RでHP改善を行うことで、患者が増えた」と言って
頂くことです。
重ねて言いますが、多少のコストをケチっていては、決してクオリティー
の高いサイトは構築できません。
ついては、ディレクターが「どうしたら担当医院のサイトから来院を増や
せるか」を切に考え、コスト度外視で良いので、ハイクオリティー提案と
してそれをまとめる。

そして、あとは、コストとの絡みでクライアントから提案を選んで頂く。


うちを信頼してくださっているクライアントは、多少のコストアップに関
しては、目をつぶってくださいます。
何度も言いますが、重要なのは、「HPからの来院を増やすこと」

これが出来れば、コストが高くなるのは当然です。また、結果を出せれば、
自分達のコミッションやフィーにも反映してゆきます。
(今度のT&Rの人事評価システムは、担当医院の来院数に直結してゆき
ますので。)

考えに考え抜いて、プラスアルファーの提案を出してきてください。


よろしくー。

P.S
昨日の会議の内容としては、よくまとまっています。
まとまっているから、もう少し欲が出てきました。
もうひとがんばりしてみてください。

P.P.S
▲▲さんには、プラスアルファーの部分が発生したら、その分も
個別に見積もり依頼してください。
クライアントには、
1.クライアントから依頼のあった要件定義分の見積もり
2.1に加えて、プラスアルファーの提案見積もり(1と2の合算)
として、見積もり提出をする予定です。


たまき


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上No2メール転記(一部修正)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

2008年04月03日

バナーの効果

バナーを購入してくださったクライアントからご質問を頂いた。
内容は、バナーを購入したもののアクセス数が少ないというもの。

また、アフィリエイト・コンサルティングをご購入頂いた別のクライアントからも、リスティング(Overture)の出し方と効果(アクセス数)に関連してのご意見を頂いた。


まず、ポイントは、
アクセス数を増やしたいのか?
それとも
初診相談申込みを増やしたいのか?

この「ゴール設定」をしっかりする必要がある。


もし、アクセス数を増やしたいのであれば、それなりの対策はある。
(極端な話、アダルトサイトにでもバナーを貼れば、嫌というほどアクセス数は上がる)
しかし、我々の会社がゴールとするのは、初診相談申込みをどうやって増やすか?
というもの。これが、「我々の会社の目指すゴール」


だから、新人の研修でも、「“クライアントの初診相談申込み数をどれだけ上げられたか?”がクライアントから得られた会社に対する評価であり、その結果が、会社から新人たち与えられる評価である!」
と口を酸っぱくして話している。

しかし、どうしてもクライアントの評価は、アクセス数での評価。
(-。-)y-゜゜゜


まー、初診相談数を上げることが一番難しいわけで、時間が経てば経つほど我々が言っていること(アクセス数が重要なのではなく初診相談数が重要であるということ)の重要性を理解して頂けることと思うが、今は何度もクライアントに理解いただくべくご説明が必要なのかもしれない。

前述のクライアントに送ったメールを転記したので、是非、バナーの効果に興味がある方はご一読頂きたい。今回のエントリーは、慇懃無礼な感じかもしれないが、お許し頂きたい。我々は骨身を削って初診相談申込み数を増やすことを考えているので。
(+o+)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下メール転記(一部修正)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

●●矯正歯科
●●先生 御侍史
※インラインでのご返答をお許しくださいませ。

はじめまして。私、総括マネージャーの玉木と申します。
現在、弊社の○野が対応をさせて頂いているかと思いますが、
補足のため、メールを差し上げました。


>>> 港区のバナーですが現在のところこの6日間で1回クリックされただけの状態です。
>>>
>>>
>>> この状況を変えるためにバナーの色をもっと目立つ色に変えていただきたいと思うのですがよろしいでしょうか?
>>> 参考のサンプルバナーを添付しました。ベースを目立つ黄色にし
>>> てみていただけますか?
>>> よろしくお願いします。

上記の件ですが、6日間で1回のクリックというのは、確かに少ないと
思いますので、バナーの修正の対応をさせて頂いたかと存じますが、
Webコンサルティング立場から申し上げて、アクセス数が多いからと
言って、必ずしも申込みが多いとは限りません。


実際弊社でも、クライアントに定期的にインタビュー調査などを行い、
「矯正歯科」で1ページ目に表示出来ている医院様からの来院(初診
相談申込みベース)を調査しておりますが、「矯正歯科」で1ページ目に
あることで、アクセス数は確実にアップしますが、必ずしも「初診相談申
込み」が多くないことがわかっております。
また、昨年末から本格設置した「コンバージョン測定システム」の
データから、「矯正歯科」というキーワードで1ページ目に表示させて
いても、「矯正歯科」のキーワードで検索してホームページに訪れた
ユーザは、「初診相談申込み」をする可能性が低いことがわかって
おります。(定量的なデータも持っておりますが、割愛致します。)
http://www.mebuki.com/archives/2008/02/post_163.html

つまり、アクセス数が多いからと言って、必ずしも「初診相談申込
み」ユーザが多いわけではありません。


同様に、●●先生がお申し込み下さった弊社のバナー広告も
確かにアクセス数は少ないかも知れませんが、「初診相談申込み」の
ユーザー数としては結果として少ないということは無いと思います。


もう少し、踏み込んで申し上げれば、弊社のバナー等のサービスを
購入して頂くことで、e-矯正歯科内にある医院の紹介ページ(ミニHP)
などが上位に表示されます。
この紹介ページ(ミニHP)からの「初診相談申込み」ユーザーが
直近3か月のデータから結構な数があることがわかっております。
(※運営する我々が驚いたくらいです。)

具体的に、××××ネットさんと比較した場合、我々が得ております
情報によると、××××ネットさんの方がe-矯正歯科.comより、3倍程度の
アクセス数があります。(昨年夏ごろの情報です。)
しかしながら、××××ネットさんで数十万円単位で広告を出されている
ある矯正歯科様では、直近3ヶ月で見ると、××××ネットさんよりe-矯正歯科
の方からの申し込みが多いのです。


もちろん、××××ネットさんを否定しているわけではありませんし、●●▲▲▲▲▲
さんはしっかりされている会社ですので、私どもの一部のクライアントにもご紹介を
しています。
ただ、客観データとして、前述のようなことがあることも事実なのです。
(××××ネットさんのバナーは、利用の仕方によったら、上手く利用できます。
また、弊社が運営するe-矯正歯科より、もっと効果的なサイトがあることも
事実です。あくまで、客観データとして、ご理解ください。)

私どもの会社は、お客様と接する株式会社ティーアンドアール・サポートとポータル
サイトを運営する有限会社ライコムと分社化しております。
もちろん、関係の濃い会社ですので、一体と見て頂いても構いませんが、株式会社
ティーアンドアール・サポートでは、バナーを売ることを目的とせず、Webコンサルテ
ィングを目的としております。

そのために、客観的なお話をさせて頂きました。
弊社のバナーだけでなく、効果的な方法は多数ございますので、ご興味が
ございますれば、何なりとお申し付けくださいませ。
メールでは伝えきれませんので、担当者なりを伺わせるなりして御説明させ
て頂きます。


まずは、補足まで。

玉木 拝


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑以上メール転記(一部修正)↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


続きを読む "バナーの効果" »

2008年03月04日

1敗の医院

我々が2ヶ月間行ったプロモーション対策で1件しか新患が増えていない医院があり、この医院は1敗であることを先日のブログでも掲載した。

ディレクターのY氏の診断結果によると、やはり問題はサイト(ホームページ)の内容。
アクセス数はまずますなものの、「直帰率」というサイトに入ってきてすぐ帰ってしまうユーザの率が多いことが判明
特に、ビッグワードでの直帰率ユーザが多い。

2、3年前までは、結構良い数字を叩き出していたのだが、最近は「さえない!」
「さえない!」こともあって、クライアントがアフィリエイト・コンサルティングシステムの導入をしてくださったのだと思うが、「さえない!」状態のホームページに対して、どんなにアクセスアップのためのプロモーションを施しても、意味がない。

「ざるに水」、「糠に釘」という感じ。


「アフィリエイト・コンサルティングシステムを導入頂いたクライアントには、損はさせません!!」と口外していることから、ホームページの改善費用は会社負担で対応する予定。


ホームページの内容を改善することで、コンバージョン(初診申込み)が増えることは経験的にわかっているので、客観的データとして残し、負け医院から勝ち医院に持っていきたい。
(早い時期なら、勝てるので!!)


※負け医院とは、アフィリエイト・コンサルティングシステムを購入して頂いているにもかかわらず、1年
間でシステム代分の効果が無さそうな医院。社内の隠語みたいなもので、本来オープンにすべきではないのだが、我々が対策する現場の状況を少しでも感じ取っていただきたかったので、敢えて使用した。

2008年03月01日

インターネット上での誹謗中傷と名誉棄損(医療情報のあり方)

弊社のクライアントにネット上で誹謗中傷記事を書かれているクライアントが2件ある。

Webコンサルタントを自称している我々にとって、このような問題も勉強しておくべき!ということで、ネット上での誹謗中傷と名誉棄損について、少し調べてみた。


まず、ネットで誹謗中傷された場合の対策として考えられるのが、「名誉棄損」。


栃木県にある矯正歯科を単価標榜している歯科医師が、ある歯科医師が運営していると思われるサイトを名誉棄損で訴えた事件がある。
その原告の弁護士が公開しているサイト(http://gvbdosaiban.blog121.fc2.com/blog-entry-1.html)によれば、


ポイントとなるのは、
1.ある記事の内容が、社会的評価を下げるものと言えるのか?

もし、社会的評価を下げるものである場合、

2.そのような記事が違法でないと言えるのか?ということが判断される。
そして、
違法かどうか?のポイントは、
イ.公共の利害にかかわるものか?
ロ.公益目的に出たものか?
ハ.内容が事実か否か?
という順序で判断がなされるとのこと。


特筆すべき点は、「ハ」の議論をする前に、公共性、公益性がなければ、名誉棄損に抵触する可能性があるということ。


また、昨日、インターネット上でラーメン店チェーン運営会社を中傷する書き込みをしたとして、名誉棄損罪に問われた会社員が訴えられた事件について裁判所は、会社員が登記簿を調査するなどの情報収集を行っており、「インターネットの個人利用者として要求される水準の事実確認は行っていた」と判断して、「名誉毀損には当たらない」と結論付けたが、事実関係は認定しなかった。

つまり、事実関係によらず、公共性、公益性がポイントになると言える。
もちろん、記事の事実関係が、ほとんど吟味されることなく掲載され、相当程度の範囲で逸脱があれば、当然の如く、名誉棄損になる可能性は高い。

この裁判の波床裁判長は、「ネットでは利用者が互いに反論できる上、情報の信頼性が低いため、従来の基準は当てはまらない」と指摘。また、 「真実でないと知りながら発信した場合か、インターネット個人利用者に要求される水準の事実確認を行わずに発信した場合に、名誉毀損罪が成立する」との新たな基準を示した。


※インターネットを筆頭とした情報社会において、歯科医師が他の歯科医師が運営するサイトの記事によって誹謗中傷された事件のようなことは、今後さらに増える可能性がある。
また、このことによって、真面目に治療しているにも関わらず、一方的な誹謗中傷を受け、歯科医院の経営にも影響を及ぼす医院もあるはずである。
実際、弊社のクライアント(2医院)も、前述のサイトに掲載されている。
(個人的意見であるが、これらクライアントの歯科医院は、しっかりしている医院で、自分が受けても良い治療をしている医院である。)

今後、誹謗中傷で困られる医院も多く、それこそ、公共性、公益性を考え、今回参考にさせて頂いた
サイトについての情報は、下記に転記させて頂いた。

著作権者の連絡先を調べることが困難であった為、勝手に転記させて頂いたが、不都合があれば早急に削除致しますので、下記まで、ご連絡ください。
運営者 玉木親之
メール tamaki●tandr.jp
※●には@を入れてください。ブログにメールアドレスを記載すると1日に数千件のDMが届くようになってしまうので。
(*^_^*)

↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://gvbdosaiban.blog121.fc2.com/blog-entry-7.html)を引用↓↓↓↓↓↓↓

 裁判所は、それぞれについて次のように判断しています。

1)患者さん自身の見解部分について

 記事の内容そのものが、特に原告の社会的評価を下げるようなものではない → 従って、もともと名誉毀損には当たらない。

2)被告自身の見解部分について

 記事の内容は、原告の社会的評価を下げている→名誉毀損にあたる可能性がある。
     ↓
     ↓では違法性が認められるか?
     ↓
 ①歯科医の治療行為なので、公共の利害に関する事実にあたる
 ②しかし、記事掲載に公益目的は認められない

 以上によって、③の真実性を判断するまでもなく、被告の記事は名誉毀損に当たる、と判断しています。

 ただ、違法性の程度を判断するに当たって、被告の記事の内容の真実性、及び、被告による表現内容の適切性も吟味していますが、その結果

 ③被告の記事の内容、つまり、原告の矯正治療が不適切であった、という事実は認められない。としているとともに、その表現内容も人格的非難にわたっていて不適切である、と判断しています。


 以上の判断について、原告としては、1)の患者さんの見解部分が社会的評価を下げていない、という裁判所の判断には不服がありますので、この点は、控訴審においても争う必要があると考えています。


 2)の被告の見解部分についての判断については、そのとおりであると考えています。

 特筆すべきは、被告がこのような記事を掲載しているウェブページについて「公益目的を否定」した部分です。

 つまり、このウェブページ上に、他人の社会的評価を低下させるような記事が掲載されていれば、その真実性に判断するまでもなく、公益目的が認められないことから、名誉毀損が成立する可能性が非常に高いといえるのではないか、と考えています。


↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://gvbdosaiban.blog121.fc2.com/blog-entry-7.html)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑

↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000126-jij-soci)を引用↓↓↓↓↓↓↓↓
中傷書き込みに無罪=ネット名誉棄損で新基準=「確実な根拠」求めず・東京地裁
2月29日18時31分配信 時事通信


 インターネット上でラーメン店チェーン運営会社を中傷する書き込みをしたとして、名誉棄損罪に問われた会社員橋爪研吾被告(36)の判決が29日、東京地裁であった。波床昌則裁判長は、内容に確実な根拠はなかったとしたが、「公益目的で、個人として求められる水準を満たす調査をしていた」として、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
 ネット上の個人表現について新たな判断基準を示したもので、弁護側は「画期的な判決」と評価している。
 橋爪被告は、2002年10月から11月にかけ、ホームページで運営会社について、「右翼系カルト団体が母体。ラーメン店で食事するとカルトの収入になる」などと記載したとして起訴された。
 判決で波床裁判長は、書き込みは公益目的と認めたが、同社と団体の一体性や緊密な関係を否定。メディア報道なら有罪となるケースと指摘した。 
↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000126-jij-soci)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑

↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000933-san-soci)を引用↓↓↓↓↓↓↓↓
「カルト団体の母体だ」HP書き込みで批判 男性に無罪 東京地裁
2月29日15時42分配信 産経新聞


 ラーメンチェーンを経営する企業がカルト団体と関係があるかのような書き込みをインターネットのホームページで掲載し、企業の名誉を傷つけたとして、名誉毀損罪に問われた会社員の男性被告(36)の判決公判が29日、東京地裁で開かれた。波床昌則裁判長は、「名誉毀損には当たらない」として、罰金30万円の求刑に対し、無罪を言い渡した。

 波床裁判長は、まずインターネット上の書き込みに関して、名誉毀損罪が成立するか否かを検討。「ネットでは利用者が互いに反論できる上、情報の信頼性が低いため、従来の基準は当てはまらない」と指摘。

 「真実でないと知りながら発信した場合か、インターネット個人利用者に要求される水準の事実確認を行わずに発信した場合に、名誉毀損罪が成立する」との新たな基準を示した。

 その上、波床裁判長は、男性が企業の登記簿や雑誌の記事などの情報収集を行っていたことを指摘し、「インターネットの個人利用者として要求される水準の事実確認は行っていた」と判断。「名誉毀損には当たらない」と結論付けた。

 男性は平成14年10~11月にかけて、自身がインターネット上に開設したホームページで、ラーメンチェーンを経営する企業について「カルト団体の母体だ」などの文章を掲載し、この企業の名誉を毀損したとして起訴された。

 この事件をめぐっては、民事訴訟では男性の書き込みが名誉毀損に当たると判断し、賠償を命じている。

■東京地検の渡辺恵一次席検事の話
 「判決内容を子細に検討し、適切に対応したい」

↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000933-san-soci)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑


↓↓↓↓↓↓↓↓以下(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000120-mai-soci)を引用↓↓↓↓↓↓↓↓

<ネット名誉棄損>男性に無罪…東京地裁が新判断基準
2月29日20時21分配信 毎日新聞


 ラーメンチェーン経営会社を中傷する文章をインターネットのホームページ(HP)に掲載したとして、名誉棄損罪に問われた東京都の会社員、橋爪研吾被告(36)に対し、東京地裁は29日、無罪(求刑・罰金30万円)を言い渡した。波床(はとこ)昌則裁判長はネット上の文章が名誉棄損罪となる場合を限定的にとらえる新たな判断基準を示した上で「被告はネットの個人利用者として求められる水準の調査をしており、罪には問えない」と述べた。

 判決は、ネット上の表現で個人が名誉棄損罪に問われるのは「内容が真実でないと知りながら発信したか、個人利用者に要求される水準を満たす調査をせず、真実かどうか確かめないで発信した場合」との基準を示し、マスコミの報道や出版の場合よりも有罪認定のハードルを高く設定した。

 その理由として(1)マスコミと個人の関係とは異なり、ネット利用者は対等の地位で言論を応酬しあえる(2)個人利用者がネットに発信した情報の信頼性は低いと受け止められている--などとネットの特性を挙げた。

 橋爪被告は02年10~11月、HPに「経営会社はカルト団体が母体」などと記載したとして在宅起訴されていたが、判決は「記載は公益目的で、被告は会社登記簿や雑誌を資料にして関係者とメールをやり取りするなどの情報収集をしていた。被告は記載内容を真実と誤信していた」とした。一方で、メディア報道なら有罪となるケースとも指摘した。

 橋爪被告は判決後「これを判例にして表現の自由を確保してほしい」と喜びを語った。東京地検の渡辺恵一次席検事は「判決内容を子細に検討し、適切に対応したい」とのコメントを出した。【銭場裕司】

 ◇解説…組織より個人の免責範囲広げる

 29日の東京地裁判決は、急速に進むネット社会に司法が対応したものと言え、幅広い議論を呼びそうだ。

 名誉棄損罪が免責されるには(1)公益目的がある(2)真実性がある(3)真実と信じる相当な理由がある--などの要件がある。真実でなくても(3)の真実相当性が認められれば、罪には問われない。従来は、十分な裏付け取材を行うなどの根拠がなければ(3)は認められなかったが、判決は、確実な根拠がなくても個人利用者なりの調査をしていれば満たすとし、免責範囲を広げた。

 新基準の効果について、判決は「ネット上の表現行為が萎縮(いしゅく)する事態が生じず、情報や思想の自由な流通が確保される」と言及した。園田寿・甲南大学法科大学院教授(刑法)は「個人と組織が同じように発言できるネットの特性を無視して国が法律を振りかざすべきではなく、判決は画期的だ」と評価しつつ「個人と組織で証明のハードルの差を付けることにはもっと議論が必要だ」とも指摘する。

 ネット上の一方的な中傷で被害が生まれる事態は後を絶たず、判決が曲解されて悪質な掲載を助長する心配もある。ただ、今回の事件でも民事訴訟では賠償命令が確定している。刑事罰は問えないケースでも、民事上の責任が生じる可能性はあり、十分な根拠のない中傷が許されないことには変わりがない。【銭場裕司】

↑↑↑↑↑↑↑↑以上(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000120-mai-soci)を引用↑↑↑↑↑↑↑↑

2008年02月29日

アフィリエイト・コンサルティングシステム1月集計結果

昨年末にアフィリエイト・コンサルティングシステムという新システムを開発した。

10月末にリリースして、本格的に販売を開始したのが12月からであるが、現在までに10数医院で導入契約頂いている。

ただ、システムの設置に時間がかかるため、1月に開始できたのは3件。
すべて、矯正歯科を単科標榜している医院である。


我々が対策したことで、初診相談が増えた医院の結果は、以下のとおり。
(1月)
A医院の場合、3件の初診相談申込
B医院の場合、1件の初診相談申込
C医院の場合、5件の初診相談申込
増やすことが出来た。
※自社運営のe-矯正歯科をきっかけとして、初診相談申込みした人も含む


上記はあくまで、初診相談の申込で、契約ベースでは無いが、我々のデータによると、矯正歯科の初診相談申込者数の約30%は、契約に結びつくことから、2勝1敗で、まずまずの滑り出しと言えそうだ。

1敗と言わざるを得ない、B医院についてであるが、現在、再対策中。
(↑来ない理由は、ホームページの出来!ホームページの出来によっては、どんなに、対策をしても無駄になってしまう場合がある。であるからして、弊社の費用負担で、ホームページを修正中。ホームページの出来如何によっては、どんなにアクセス数を増やしても無駄になることが、客観的に証明されるであろう。)


本システムについては、1年間の猶予を頂き、その期間での結果を判断して頂くようお願いしていることから、B医院についても、「勝ち」に回っていただけるよう目下対策中である。
(B医院の先生には、すぐに結果を出せなくて、申し訳なく思っています。1年以内には、必ず、「良かった!」と思っていただけるよう、対策しますので、今しばらく、ご猶予ください。)
<(_ _)>


補足となるが、上記の数値は、あくまでも我々の会社が対策して、初診相談の申込をした人(患者)数であり、弊社以外が対策して初診相談申込みをした人(患者)は、カウントしていない。


「どうして、我々の会社が対策して、申込んだ人(患者)とわかるのか?」


との声が聞こえて来そうだが、それは、我々が開発したコンバージョン測定システムがあるから!
(ちなみに、このシステムを設置している歯科医院は、ほとんど無い。あくまで、自社で独自開発したシステムであり、安価で販売している会社もない。)


要は、これからは、「どのページからアクセス数が多かった・・・」というのが、評価基準ではいけない。
あくまで、「どのページから申込数が多かったか!!」ということが、これからの重要な評価基準となる。


最初に購入して頂いたのは、矯正歯科単価標榜の医院だったが、2月からは、インプラントや審美歯科を含めた一般歯科医院にも導入している。
結果は、1、2ヶ月で出ると思うので、順次公開してゆきたい!
(申込みをした人(患者)がどのようなサイトから来ているか?また、どのようなキーワードで申し込みをしたか?を追跡調査出来るから、来院がアップするように対策できるのは、当然のこと。くわしくは、このブログで、順次公開してゆくつもりである。)
ニヤリ(-。-)y-゜゜゜