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2010年12月のYahoo!とGoogle統合について

昨年12月にYahoo!のエンジンがGoogleに移行したことにともない、色々な弊害が出てきた。

それは、SEOの競争が激しくなったこと。
SEOには「定石」があって、その流れを踏襲しておけば、おおよそ上位に上がってくる。
しかし、ここ2年ほどの2009年から2010年のYahoo!は、その定石を施しても、上位に上がって来ず、我々も苦汁をなめた。

2010年の12月からは、Yahoo!のエンジンがGoogleに移行したことで、ある程度の定石が聞くようになり、SEOもやりやすくなったのだが、今まで、ロジックが違うYahoo!とGoogleで各々1ページ目に入れることで、合わせて20のサイト(Yahoo!とGoogleで重複するサイトもあるので実際には16、17程度だが)をYahoo!とGoogleの検索結果が酷似したことにより、1ページ目に入れることが出来るようになるのは合わせて10サイト(新しい検索結果でも、Yahoo!とGoogleで表示されるサイトが多少違うので、実際には12程度)程度となってしまった。


要は、今まではYahoo!とGoogleで表示結果が異なったため10サイト+10サイト=20サイト1ページ目表示出来ていたものが、Yahoo!とGoogleの表示結果が同じになったため、合わせて10サイトしか1ページ目表示できなくなり、逆に競争が厳しくなり始めたということだ。


ここで重要なことは、SEOに踊らされてはいけないこと。
例えば、「インプラント+地域」で上位表示されているからと言って安心してはいけない。

「インプラント+地域」等のSEOで上位表示させることは、Webマーケティングを成功させるための必要条件であって、十分条件でないということである。


大切なことは、SEOやスポンサー広告等のSEMにとらわれることなく、しっかりとコンバージョン(申込み)を継続的に得ていくこと。
コンバージョンが得られないのであれば、SEOやSEMの意味はない。特に、アクセス数なんて言うものは、必ずしもコンバージョンと直結しない。(定量的にいっても相関値は下がりつつあり、因果関係はどくるつて気になりつつある。)

また、株式投資をやっている方ならお分かりだと思うが、今のうちからSEOやSEMのサービスもポートフォリオしておいて、リスクヘッジすることも必要に思う。(SEO、SEMについてのポートフォリオは機会があれば、後日アップしたい。ちなみに、我々もこれからのWebマーケティングの仕事に対して、相当な危機感をもって挑んでいる)

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