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2011年11月26日

(祝!)退院

先日エントリーした「あるスタッフ」が退院した。
http://www.mebuki.com/archives/2011/11/post_280.html


まだ、本調子ではないそうだが、本当によかった!
十分休養して、仕事に復帰してもらいたい。


スタッフ以外にも心配してくださった方がいらっしゃるので、ご報告まで。

2011年11月16日

トラウマ

人間には誰にも「トラウマ」があるようだが、私にもトラウマがいくつかある。

そのうちの一つに、一生懸命会社のために働いてくれていたスタッフが過労で倒れたことで、そのお母さまから、辛辣なお叱りを受けたこと。

仕事柄、スタッフに辞めてもらったり、クレームが入って対応することは割り切っているが、会社のことを心底思い、頑張ってくれるスタッフに応えられないときほど、辛く不甲斐なさを感じる。


今週、あるスタッフが身体を壊して入院した。
頑張ってくれたことで身体を壊したのなら、申し訳なく思うし、本来ならメールの一本も送りたいところだが、メールを受け取って逆にストレスになってしまうのではないかとも自問自答している。


全スタッフにも伝えたいことでもあるが、仕事なんて言うのは、世の中にたくさんあるし、身体を壊してまでやるものではない。
会社だって落ち目になれば、人を切ることだってある。

だから、8割程度の力で仕事をしてもらい、会社のためではなく、自分の大切な誰かのため、そして、何より自分のために会社を利用して仕事をしてもらいたい。

2011年11月03日

中国のパワー

先日の上海視察は、私にとって大変センセーショナルなものであった。

その理由は、上海交通大学医学院付属第九人民医院を視察させていただいたことが大きい。

日本では矯正だけでなく歯科治療全般において、1医院あたりの患者が少なくなってきているように感じる。
これは、患者が減ったということより、歯科医院数が増えたことが原因と考えられる。


中国では13億人という人口を背景に、豊かになればなるほど、矯正をはじめとした自費の診療が多くなり、ドクターが足りないという循環が生まれる。

今回、病院を案内してくださったS教授は、1991年当時に日本の歯科大学に矯正の勉強でやってきたらしい。
その当時に日本に留学できるのだから中国では裕福な家庭であったと推測できるが、それでも、日本に留学しているときには、日本での物価の高い生活は大変だったとのこと。
留学生であるからアルバイトも出来ずに困っていたところ、当時の歯科大学のF教授と、今回私たちを誘ってくださったH先生が、装置だか、模型をつくるアルバイトを1個3000円か4000円で用意してくれたことをとても感謝しているとS教授は話しておられた。(ちなみに、1991年当時2000円が1か月の一般的な給与レベルだったらしい)


何を言いたいかというと、たかが20年程度で、その経済状況は一変し、高級車が上海の町にはありふれ、高層ビルが立ち並び、人はギラギラと富を追い求めて走り回っている。


日本との一番の違いを感じたのは、この「ギラギラ感」
私が日本で小さいころに感じた、この「ギラギラ感」

このギラギラ感が抜けて良くなったところと、無くしてしまって悪くなったところ。
今の日本にはそんな印象をうけた。


いい意味でも悪い意味でも、中国はパワーを感じる国であった。

上海視察(写真)

上海視察の写真がやっとアップできました。


No1:デンタルショーの会場
上海万博会場で行われたので、近くを回ってみようかと思ったが、言語の壁に苛まれ断念。
万博も見たかったなぁ・・・


No2


No3:ブラウンだけでなく、Nobelなどの企業も数多く出展していた。ともかく、会場が大きいのなんのって・・・・・。


No4


No5:上海滞在中はすべて上海料理だが、けた違いにおいしい。
(中国の中華料理は日本人の口に合わないとも聞いていたが、大きな間違い。本当に旨い!)
こんなものまで食べてしまった。


No6:上海交通大学医学院付属第九人民医院:歯科矯正科
今回の視察での一番の目玉。上海交通大学医学院付属第九人民医院。

中国では、年々矯正治療を行う人口が増えてきているとのこと。
1つの治療室にユニット7、8台あるのだが、その治療室が第6治療室まである。
そして、特進(いわゆるVIP)のフロアが1階上にもあるそうだ。
特進患者は教授が直接診るとのことで、治療経験や技術により治療費が違う。
大学を出たばかりの歯科医師の診療報酬と、何十年も経験を積んだ歯科医師の診療報酬が同じという日本とは、いい意味でも悪い意味でも違う。

ちなみに、中国では医師になってからスペシャリストとして、歯科(矯正科等)に進む。
このため、昼間S教授の指示で我々をガイドしてくださった方はドクター。
ドクターになってからデンティストになるらしい。

治療費についてだが、1人当たりの治療費は、日本円で約15万から20万円(1元13円換算)
特進でも40万円程度とのこと。


ただ、100元(1300円)で地元のスーパーでは袋2杯分以上の日用品が買えることを考えると、まだまだ高額なのであろう。


ちなみに、案内をしてくださったS教授は、ストレートでのテクニックとのこと。
今回の視察に誘ってくださった矯正の先生によると、この先生がS教授を20年前に大学で教えていたとのこと。
ただ、日本に比べれば、まだまだ治療レベルは低いのではないか・・・・とのことでした。


No7

No8


No9::ホテルはホテル・ニッコー上海(上海日航飯店) 。新しいホテルで、星を持っているだけあって設備は良かった・・・・が!、掃除はイマイチ。日本ならクレームを言うところだが、これまた言語の壁で断念。


No10:スイッチでガラスが曇り・・・


No11:スイッチでガラスが透ける。
会社の会議室にもこれが欲しかった・・・。

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