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2007年09月27日

CPAの問題

決算の件については、昨日述べたとおりで、ブログのエントリは少し控えようと思っていたが、
何故、みんなこんなにがんばっているのに、結果が悪かったのか?
何より大事なことなのでその原因を考え、また、調べてみた。

ホームページ制作(Webコンサルティング)部についての要因は、
・新人が多く入った。
・SEOの費用が高騰している。
・ポータルサイトの広告費がかかり過ぎている。
・新システム開発にコストがかかり過ぎている。
ということがわかった。


上記の要因については、すべて、クライアントのWebサイトを更に発展させる為の費用であり、CPAが高くなっていると言わざるを得ない。
CPAについては、以前も述べたが、Cost Per Aquisitionの略である。
再度述べると、医療でのCPAとは、Webサイトから来院する1人当たりの患者獲得コストと言い換えることが出来る。

CPA = 広告費等の患者獲得コスト/Webサイトからの新規患者数


と表わされる。


以前はこのCPAが低かった。
なぜなら、インターネット(ホームページ)から患者が来るなんて思う先生は少なく、一部の先生しかホームページを作らなかった。
しかしながら近年は、ホームページをアップグレード、つまり、コストを多くかける先生が多くなった。


このことにより、広告費が高騰しCPAも上がった。
※広告費には、SEOなども含まれる。特定キーワードにおいてSEOで1ページ目(上位10位)に表示出来るのは10件しかなく、1ページ目と2ページの表示ではアクセス数と来院患者数に大きな差が生じる。その為、1ページ目に表示させる為のコストが急騰した。


つまり、マクロ的に言えば、ある程度のコストまでCPAは上がるが、ある一定のCPAに達するとCPAは一定となる。

矯正歯科でいえば、1人当たりの患者獲得コストが数千円から数万円であれば、より高額をつけて患者を呼ぼうと考える先生はあるかもしれないが、1人当たりの患者獲得コストを数十万円~数百万をかけて患者を呼ぼうと考える先生は限りなく少ないはずである。


会社の決算の話にもどるが、CPAが高騰している現在、うちの会社の決算結果が悪かったのは、売上増分以上にコストを掛け過ぎたということが、決算の悪かった理由である。

・新人が多く入った。
  ==> クライアントである医院によりきめ細やかなサービスを提供するため必要な経費

・SEOの費用が高騰している。
  ==> クライアントのサイトの順位を上げるためのコストであり、このことにより、クライアントのホームページからの患者が来ているので必要な経費

・ポータルサイトの広告費がかかり過ぎている。
  ==>ポータルサイトのアクセス数が上がることで、そこにバナー掲載をしているクライアントサイトでアクセスを誘導できるので必要な経費

・新システム開発にコストがかかり過ぎている。
  ==>ネットの世界で現状維持はありえない。新しいサービスやシステムを提供していかなければ、クライアントに新しいサービスを提供出来ず、最終的にクライアントにしわ寄せがくる。


これらのこと自体は、クライアントにより高品質なサービスを提供するうえで必要であるが、会社としては再度、無駄なコストや無駄な開発を削減し、クライアントにご理解を頂いた上で、よりハイグレードなサービスを購入頂く、営業を続けて行かなければならない。


2007年09月26日

決算・・・

決算・・・

先日、税理士の先生から決算報告を受けた。
結果は惨憺たるもの。


売上は伸びているものの収益があがらない。
要は、コスト、主に販売管理費と開発費がかかり過ぎているということらしい。
(開発費にお金をかけなきゃ、この世界で生き残って行けないと思うが。( 一一))

結構真っ青になる決算内容であったので、詳細は書かないことにするが、月末とも重なり心身消耗状態。
余裕がないためか、「飲み」の誘いにもついつい足が遠のく。


「解離性障害」となって、十分な休養を取りたいが、そう甘いことも言っていられない。
↑本当に苦しんでいる方には申し訳ない。

スタッフもがんばってくれているので、ここが踏ん張りところか?


いづれにせよ、この試練は明日への成果につながると信じ頑張るしかないが、リカバリーするまでの少しの間、ブログエントリーの間隔が空くことをご理解いただきたい。