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「矯正歯科」と「矯正」の検索順位相関

昨晩から「矯正歯科」と「矯正」のキーワードについてのSEO分析を行っている。

以前は、「矯正歯科」で上位表示をさせることによって、「矯正」というキーワードや「東京都 矯正」というキーワードでも上位表示が出来ていた。

しかし、ここ2、3年その傾向は薄まりつつあり、特に、2009年9月4日のYahooロジック変動では、その傾向が顕著に表れているように感じていた。
ついては、過去のデータを分析すべく、ある矯正歯科医院の2008年6月から2009年12月までの順位データを分析してみた。

その結果、Googleにおいては「矯正歯科」と「矯正」の順位関係について相関があるものの、Yahooについては、相関がみられない。


Yahoo(矯正と矯正歯科)相関 -0.272438707
Yahooとgoogle(矯正歯科)の相関 0.507549747
google(矯正と矯正歯科)相関 0.871220354

(※本来なら、ケンドールの順位相関?だったかで検定を行わなければならないはずだが、統計の本を引っ張り出すと週末の休みが無くなってしまうので、単純相関でご勘弁を)


ちなみに、この医院の分析は、資料請求と「矯正歯科」のキーワード順位による相関関係のチェックだが、グラフを見た限り相関関係はなさそう。
資料請求でこの関係なのだから、初診予約相談と「矯正歯科」のキーワード順位の関係は、もっとないに違いない。


もちろん、SEOの順位だけでなく、景気変動分やほかの広告(CM等)により、資料請求数は変動するので、結論付けることは難しいが、感覚的には「矯正歯科」のキーワード順位を大金払って1ページ目に持ってきても意味がない気はする。


ただし、「矯正歯科」で検索した時に上位に出てくる医院は、「質の高い医院である」とユーザが勘違いしていることもあるから、当分は「矯正歯科」で上位表示させることも、「啓蒙」という観点からは重要視しなければならないだろう。

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