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医師の技量で診療報酬に差

マネージャーK氏より、Yahoo!ニュースを読むようメールがあった。
リンクが消えてはいけないので、転記させて頂く事にした。

医師の世界でも、技量の質が問われる時代になりつつあるようだ。

情報社会では、評価された情報の伝播力は強いが、「医療の質」をどう評価するか?
という評価方法が確立されるまでに、20年?いや30年?はかかるだろうか?

我々のチームは、情報サービスに携わっているのであるから、ネット上の「口コミ」という評価を元に、「医療の質」にアプローチしてゆく。

医者でもない、我々が「医療の質」について、とやかく言うことは、今後、相当な圧力や反対意見もあるであろう。
しかし、実社会では、おいちゃんやおばちゃん、おにいちゃんやおねえちゃんの口コミというものが、通院動機のひとつとして挙げられている以上、ネットというバーチャルな世界でも口コミをやりとりできる仕組みがあっても良いものと考える。

もちろん、我々は営利に偏り、客観性、妥当性を欠いてはいけない・・・。


↓↓↓↓↓↓↓↓以下Yahoo!ニュース転記引用↓↓↓↓↓↓↓↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000016-mai-pol

<中医協>医師の技量で診療報酬に差 次期改定へ提案目指す

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は今月末
から、医師の技能に応じて診療報酬にランクをつける検討を始める。手
術のうまい医師の収入をアップさせる競争原理の導入で、個々の能力を
高めるのが狙い。次期診療報酬改定(08年度)への提案を目指すが、
医師側には能力評価への拒否反応が強く、どのように、どこまで差をつ
けられるかなどが課題になる。
 医療技術を診療報酬で評価するため、従来は手術件数の多い医療機関
に報酬を上乗せしていたが、「手術件数と治療成績の因果関係が不明」
として、06年度の改定でいったん廃止された。このため、中医協は3
1日「手術に係る施設基準等調査分科会」を設置し、医療機関の手術数
と成績に関するデータをそろえて検証をスタートさせる。
 これを機に、「技術をもつ医師は個人としても評価されるべきだ」と
いう考えの厚労省は、医療機関の手術数だけでなく、医師個人の手術数
と治療成績の関係も分科会で調べることにした。
 現行の診療報酬は、医師の技量にかかわらず一律で、これが能力向上
を妨げているほか、腕のいい医師に謝礼を払う慣行がなくならず、医療
費の不透明さを招いている、との指摘がある。
 同省は、初・再診料や手術料に医師の技術次第で差をつけ、最高と最
低の医師では、手術料の差が2倍程度となるよう設定したい考えだ。
 しかし、評価を受ける医師側には反対論が根強くある。日本医師会は
学問的な観点からの評価は容認しているが、腕によって報酬に差をつけ
ることについては「数を稼ぐ目的での手術の乱発もおこりうる。医師に
点数までつけるのはどうか」と慎重な姿勢を崩していない。【吉田啓志】
(毎日新聞) - 7月25日8時0分更新


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コメント

数年前より本にて病院の評価等拝見しますが、個人的見解が多くあてになりません。不特定多数の患者様から確かな情報を収集できるのもインターネットの利点。但し、どこまで"確かな"情報を得られるかが課題なのでしょうか。期待しています。

コメントありがとうございます。

>数年前より本にて病院の評価等拝見しますが、個人的見解が多くあてになりません

オリコンのランキング本やハウツー本のことと思います。
確かに、分析方法の開示がなされていないな、調査方法が不明確など、問題点は多いと思います。

しかし、良い悪いに関わらず、情報社会、及び、成熟社会では、最適化された情報というか、加工されたわかりやすい情報を欲するようになっていくことは、ここ数年の動向を見ていて明らかです。


このことに、私個人としては、嫌悪感を覚えると共に、危険さを感じています。


なぜなら、どういう医院が真の意味で良いか?ということは、個人の要望、要求によるもので、ナンセンスな問題だからです。


ですから、我々は「医院の改善」を第一義の目的とすべく、「もっとこうなったらいいなぁ」という患者の声を医院様に届けるところからはじめるべきであるとの見識で、我々はプロジェクトを遂行しています。

これは、品質管理(QC)やTQCの基本的手法です。


「医療の質」とは?という定義が定まって居ない以上、まずは、医院側に患者の声をダイレクトに届ける!!


まずは、この程度のところまでに抑えておくことが、重要と考えています。


>但し、どこまで"確かな"情報を得られるかが課題なのでしょうか。期待しています。

確かに、その通りです。
ただ、“確かな”情報(意見)をネットの世界で得ることは非常に難しい。
なりすましや、本人確認が出来ないことが、大きな理由です。

先を見越しているのは、ソネットM3などで、これらの会社は、SNS(ソーシャルネットワークサイト)を使って、会員限定、また、医師限定のサイト運営を数年前からはじめています。


我々の会社では、どこまでいけるかわかりませんが、「インターネット」という道具を使って、患者の意見を医師に届ける!!ということに突き進んで行く予定です。


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