娘の成長
私は「かなづち」に近いほうで、泳ぎが下手である。
小学校か、中学校の体育の授業のとき、先生に「人間は浮くから大丈夫だ!」と言われた覚えがあるが、私は沈んだ。
ちなみに、真ん中の息子も沈む。
だから、スイミングスクールで上のクラスに上がれず、もがいている様子。
泳ぎも、もがいている。
見学していても、「けのび」で沈んでゆくのを見て心配になり、ネットで調べてみたところ、脂肪率の問題があるらしく、沈む人間と浮く人間の2タイプがあるらしい。
そんな泳ぎのDNAを引き継がない家系であるが、娘は一生懸命努力して、水泳に勤しんでいる。
そして、真ん中の息子と同様、上のクラスに上がれず、やはりもがいている。
今度、小学校6年生になるのだが、小学校3年生の子にも抜かれ、さぞかし辛い思いをしていることと、親としては胸が痛む。(DNA信奉者としては、何故水泳に勤しんでいるのか、悩むところ。)
そんな娘ではあるが、先日のスイミングの時間に、「上のクラスの体験をしてみたい人」とコーチから希望を聞かれたらしい。
もちろん、娘一人にではなく、今のクラスの人、全員に。
しかしながら、娘は手を挙げなかった
それを見ていた、上のクラスの御母様が、家内にそのことを知らせてくれたらしい。
上のクラスに上がるには、基準のタイムがあるが、そういう客観的、絶対的評価だけではなく、本人のやる気、今回なら、自分から上のクラスに上がりたいと手を上げてアピールするような姿勢が必要とのこと。
もちろん、小学校低学年でもタイムが基準を上回っていくような才能のあるお子さんは、このようなアピールをする必要はない。
親としては、才能が無いのだから・・・・とは娘に言えないが、少なくとも、天才ではないのだから、そういう時にしっかりアピールしなさいと思う。
そのことを家内が娘に話したところ、今日娘は、自分からコーチのところへ行って、「上のクラスの体験をさせてほしい」と伝えたそうである。
親バカだが、そういう娘をもって誇りに思う。
会社のスタッフも同様に、今まではできなかったようなレベルの仕事を、自分からチャレンジしてくれて、最近では、私以上の仕事さえしてくれる。
そういうスタッフも子供同様、誇りに思う。
(もちろん、スタッフを子供とは思っていない(-_-))
自分自身も周りの人と同様に、少しずつでも、前向きに、そして、着実にステップアップし、人様の役に立つ仕事をしてゆきたいものである。