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長女が前歯を打った!?(セカンドオピニオン)

先週の話になるが、お客様のところに入る10分前に、長女(7歳)が学校で転んで前歯を打ったと妻から携帯に電話が入った。


すぐに飛んで行きたい気持ちではあったが、とりあえず仕事があるので、
まずは、私が信頼をして、私自身も治療をして頂いている、
N地区のK医院に連絡をして、タクシーを飛ばして行くように妻に指示。


2時間ほどの商談を終えて、車でK医院へ。
商談の途中は、考えなかったが、車の中では、

「あー、生え変わったばかりの歯だったのに・・・」
「前歯が無かったらかわいそうだよなぁ・・・」
「インプラントか・・・・」
「代ってやれればなぁ・・・」

と半ばやけくそ状態。


途中、妻から連絡が入り、急患として診断いただけたとのこと。
診断は、
「グラグラしているが、とりあえず、今は、固定をせずに様子を見た方がよい」
「ただし、神経がつながっているか否かは今の時点では判断できないので、また、1週間経ったら来院するように」とのことだった。


私としては、信頼している先生でもあることから、ひと安心。


仕事を終えて帰宅すると、妻からの提案で、長谷川先生にも聞いて見た方が良いのではないか?とのこと。

長谷川先生とは、妻の歯の治療をして下さっている歯科医師。某矯正医からの紹介で、信頼できる先生であると考えられたことから、K先生には申し訳ないと思いつつも、念のため、女房に連絡をしてもらった。


留守番電話に、その旨を録音すると夜にも関わらず、折り返して下さった。
長谷川先生いわく、「固定した方が良い場合もあるので、明日午前11:00にいらっしゃい」とのありがたいお言葉。


こういうとき、患者の心理としては、何もしてもらえない先生より、何かをしてくれる先生の方があり難いと思うから不思議なものである。

翌日、本郷三丁目駅近くの長谷川歯科研究所に私も同行した。
(※利害関係者ではないので、実名を挙げさせて頂いた。)

診療所に入ると先生お一人で、にこやかに迎えてくださった。

「おじょうさん、おいくつ?」
「おはな怪我しちゃったね・・」

そんなこんなのやり取りで、診療室に先生と二人で入って行った。
2、3分して、
「お母様方どうぞお入りください」と先生
診断は、「この程度であれば、歯を固定する必要はありませんね。」


「パルパーという薬品(だったか?)を使って、歯の神経について調べましたが・・・・」
「歯根膜という筋組織が・・・・・・」
また、「心臓麻痺などでもあることだが、強く外力が加わった場合、今は大丈夫でも1週間とか2週間後に神経が死んでしまうようなことがあるので、これは、どうなるかわかりません。」

などと10分ほど説明をしてくださった。


私は、内心ホッとした。
娘の歯の神経が今のところ大丈夫であるとの診断については当然のことであるが、

私の信頼しているK歯科医院のK先生と、妻が信頼している長谷川先生との診断が一致したことについてである。


もし、二人の先生方の言うことが違う、
例えば、K先生の診断が、固定は必要なくて、
長谷川先生の診断は、固定が必要と、
診断が違った場合、


K先生に治療をお願いしている私としては、たぶん困ったことであろう。
先にも述べたが、患者サイドからすれば、
何もしないより、何かしてもらった方が、良い先生だ!!
と思う心理があるように思う。


であるからして、もしかしたら、固定をお願いしていたかもしれない。


このようなことは、矯正歯科治療にもあると聞く。
例えば、乳歯が生え揃っていない状態で、矯正歯科の装置をつけてしまうような場合だ。


もちろん、早いうちに装置をつけた方が良い場合もあるのだろうが、矯正歯科を専門としている歯科医師に話を聞くと、矯正歯科の装置をつけるのは、歯が生え揃ってからでも遅くないそうだ。
しかし、患者を一人でも多く欲しいことから、
「良かったねうちに来て。手遅れになるところだったよ」
と装置を無理やりつけてしまうような歯医者もあるらしい。


本題にもどるが、患者心理としては、何かをしてくれる先生は
「良い先生だ!!」
と思う傾向があるが、本当に必要かどうかをしっかり見極めること。
矯正歯科などは、緊急を要すことでないことから、充分に検討する必要があるように思う。


そして、やはり、セカンドオピニオンは、重要と言うこと。
歯科医師どうしでも、治療方針やテクニックが違うことは当然なのであるから、しっかり意見を聞くことが重要に思う。

そして、一回治療をお願いしたら、その先生を信じること。


もちろん、意見を聞くにしても、その先生方の資質を見極めることが大切である。
(その資質を見極めることが、患者には難しいが・・・・・・)
(ー_ー)!!

追伸、
今回、娘を診察してくださった先生方には、心からお礼を申し上げます。
自分の歯よりも大切な娘の歯のことです。
父親として、どんなことをしてでも、良いと思える先生に診て頂きたいと、お二方の先生に診ていただきました。

ネットの情報というのは、いい加減な情報も多く、偏った考えや意見もあると思いますが、今回は、利害関係抜きで、自分の考えを述べさせて頂きましたこと、お許しくださいませ。

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