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出資法と利息制限法の違い

昨晩エントリーした、餓死問題(http://www.mebuki.com/archives/2006/04/post_19.html)のことが気になり、出資法と利息制限法の違いを調べてみた。

本当にネット社会は楽である。
調べたいことを検索エンジンの検索窓に入力すれば、調べたいことが出てくるのであるからして・・・。
10代のころにはネットが普及していなかった。その為、“調べたいことがあれば図書館に行って調べなさい!!”と言われていた私にとっては(当然、調べようとも、図書館に行こうとも思ったことはなかったが・・・)、魔法の道具とっても過言ではない。


さて、本題にうつり、出資法と利息制限法の違いであるが、
・出資法は刑法に違法で、
・利息制限法は民法に違法
ということらしい。(もう一つの理由に、みなし任意弁済の制度というのがあるようだが、殆ど適用されないそうである)
http://www.shomin-law.com/shakkinacom.html
http://www.daiichi.gr.jp/syoukai/yanagi/2000spring/iida.html
どちらにせよ、違法は違法であるから、過分利息は支払う必要は無いし、既に支払ってしまった利息分については、過分返還請求が出来るはずである。

grayzone.gif


問題なのは、利息制限法を上回る金利で金貸業を営んでいる企業である。○イクというような会社は、TVCMなども行っており、社会的にも認知されている。また、上場している会社もあるはずだ。
そのような会社が、利息制限法を上回る金利で金貸業を営んで社会問題化しているというから信じがたい。


京都第一法律事務所、飯田昭氏の文献から図を引用させて頂いた。
http://www.daiichi.gr.jp/syoukai/yanagi/2000spring/iida.html
もし、違法利息により困っている方が居るのであれば、正当な権利なのであるからして、恥ずかしがらず、法律事務所の門戸をたたかれることを切に祈る

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