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CMM(ソフトウェア能力成熟度モデル)

CMMはCapability Maturity Modelの略で成熟度モデルと訳される。
詳細は、http://www.mri.co.jp/COLUMN/TODAY/ISHIGAI/2002/0515IY.html
をご覧頂きたい。


なぜ、CMMのことを伝えたいとかんがえているのは、BRICsと呼ばれる国々が注目を浴びる中、インドのソフトウェア開発技術会社がこのCMMを取得している企業が多いらしいからなのだ。

我々ソフトウェアの世界では、技術力が必要である。
そして、技術力の高い、そして、技術対応できる範囲の大きい技術者のコストは高い。

このことを理解していないクライアントは、どうしても金額を基準としてしまう。


だから、同じ機能のシステムA、Bを見比べたとき、金額で選択してしまう。
同等の機能と考えたとき、例えばシステムAとBが同じことが出来ると考えれば、安い方を選択する。
これは、ある意味正しい選択であるが、考慮しなければならないことがもう一つある。

それは、依頼する企業の保守、バックアップ体制である。

システムA、Bを作ることだけを見たときには、確かに安い方が良いであろう。
しかし、システムのメンテナンス体制、または、システムのユーザビリティー(操作性)を満足度の高いものに出来なければ、逆に高い買い物になってしまうこともある。

具体的には、システムAをA社に、システムBをBさんという元技術者に製作を依頼したとする。

当然、システムBが安いのが一般的である。
しかしながら、そのBさんが元気で、トラブルも無く、依頼した仕事のメンテナンスをしてくれれば良いが、そうでないこともしばしばある。
実際、システム構築に携わる人間としては、依頼した個人、もしくは、企業が音信不通、または、倒産ということは、少なくないのである。

そういう場合、クライアントは今まで作ったシステムを導入しなおしたり、逆に、高コストを甘んじて受け入れなければならないことも多々ある。


だからこそ、システム構築は十分な予算をとらなければならなくなるのだが、インドの技術者とタイアップすることで、こういう問題が解決する可能性があるのだ。

なぜなら、インターネットで要求定義を送り、プログラムは再度ネットで送り返してもらうことも可能であるからである。
そこにある問題は一つ、言葉の問題である。
この言語コミュニケーションは日本語に対応できる中国が優れているといわれ、システム開発コストはインドに比べて20%~30%高い。それであれば、我々システム会社が英語を使用し、コミュニケーションをとれば良いのではないかと考える。

英語は覚えるに越したことは無い。
アメリカ人のあわせるのは嫌であるが、エスペラント語が主流にならかなった以上、世界共通語としての英語を覚えることは、後の人生に必要である。

英語の偏差値は30台・・・・。
単語しか覚えなかった私にとって、不安山積みであるが、致し方ないことなのかもしれない・・・

ちなみに、be able to~ (=can)を覚えたのは、大学受験前日のホテルにてのこと。
なんとか、大学の名前のついたところに入れた私にとって、英語は・・・・・・である。

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